そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

侍戦隊シンケンジャー#19「侍心手習中」

http://www.toei.co.jp/tv/shinken/http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
『外道衆が誰かの命奪うんなら、命張って守る!』


朝の子供向け番組で、若い女9人を斧で殺して井戸に放り込むって話はどうなのよ!? ((( ;゚Д゚))) 
おびえてすすり泣く女性たちの前で斧を研ぐアヤカシって‥‥おそろしすぎる絵面ですよ。血を見せないからっていいってもんじゃないと思うんですが‥‥シンケンジャーってあくまで「時代劇ごっこ」の世界観じゃないのか?なんか変なの混じってるよー?誰も止めなかったの?靖子たん暴走しすぎです。誰か靖子たんに紫色の拘束具を!(初号機仕様で)
そしてドウコク様は封印のトラウマから引きこもってる、いわゆる「ニート」なわけですね?昼間っからから酒くらって文句ばっか言ってるし。シタリはお母さんかよ(苦笑)これでいいのか、それともこんな人たちになっちゃいけないっていう反面教師のつもりなのか?
話自体は青と寿司の絡みで面白かったんだけど、殺人鬼アヤカシのインパクトが強すぎて何ともイヤ〜なお話です(苦笑)アイツ、9人殺しそびれて欲求不満って言ったよ?快楽殺人者か。話が面白いだけにどうしていいのやら(^_^;)

流ノ介が源太を侍として認めるか否かって話で、でも侍ってのはやっぱ心根だと思うのよ。侍魂って言うじゃない。細かいところ抜きだとそれでいいのかなあって気がしなくもないけど、まあなんかいいような気がするんでいいや。細かいところではいろいろ面白かったし。
でも流ノ介のいう「侍の心得」と源太のいう「侍の有り様」ってのは、違うといえば違う話よね?(苦笑)
それでいうなら流ノ介たちは侍のプロで、日々の心構えからいわゆる「侍らしさ」を鍛練することで形=心としての侍ね。そして侍の役目は「外道衆と戦うこと」。で、アマチュアの源太のは気持ち=魂で、むしろ侍というより「ヒーロー」だと思うの。弱き人々を助ける正義のヒーロー。
うん、あの中で誰が一番正義のヒーローかっていうと源太だよね(笑)まあこの世界では正義のヒーロー=侍だからいいっちゃいいんですが。まあ素直に折り目正しい侍の生活をすることで侍と認めてもらおうっていう源太はエライと思うよ。
というか、ああそうか、モヂカラ修練中にその構造を解明して?チェンジャーを作ってしまったり、さらには新しい折神まで発現させてしまう(これって他の子がモヂカラで火や岩を出したりするのと同じ意味合いでいいのかな)才能を持つ源太からしたら、物事の本質に迫るにはまず観察からっていう、自然科学の大原則からきてるんですね?スゲェ才能だ。職人レベルの才能じゃないですよ!吃驚!天才だよ。それで強いんだから、あの中では最強かも知れん。剣の型が自己流なのも当然か。型を極めたところに自然があるんだから、すでにみなさんの上を行ってます、たぶんw
それでも数カ月でもシンケンジャーの後輩で侍でない源太からしたら、流ノ介と並び立つことで相当のポジションね。千明なんか最初からライバル心も持ってないんだから(丈瑠にはあんなに執着したのに)、源太、おいしいなあ。
その辺の家臣たちと殿の、源太には判らない部分での絆としての繋がり、家臣として殿を「信じる」ではなく「疑わない」が成り立つ話。
というか逆にいえば助けを疑わないってことは、家臣を助けに来るのが殿として「当然の勤め」だと思ってるってことですかね。それは確かに侍の絆といえばそうな気もするけど‥‥まあ侍だからそれでいいや。こないだ戦国BASARAでも家臣は見捨てねーって言ってたしな。
どっちかというとオレは源太の心意気に一票。丈ちゃんはどうなのかなぁ?
でも流ノ介が源太を逃がそうとしたのは、源太が怪我してるからだと思うけど、どうか。そして殿たちはどうやってあの場所を知ったのか?流ノ介になんかあったってことと場所は関係ないだろよ?それとも結界に入るまではスキマセンサーで足跡がわかるのだろうか?(なんかそんな気がする)
殿の「これにて一件落着」に一本締めが加わったんで、締めがまるきり伝七捕物帳みたいです(笑)


予告。
今度はことはの話か。なんか判んないけど、基本登場キャラの話でしか回していかないなあ。物語の全体図っていうか俯瞰で見るようなエピソードが今まで一回もない気がする。
そして東映公式にナゼだか海東くんがいるよ!(あまりの違和感に一瞬誰だっけと考えちゃったw)ああもうそんな話か。ちなみにあちらの話は井上御大らしいですが、こっちは靖子たんかー。師弟コラボですね。