そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

赤鼻のセンセイ#3

http://www.ntv.co.jp/akahana/
今週も面白かったです。
一緒に見てた相方が「パコと魔法の絵本だ」といいましたが、確かに(笑)
なんかちょこちょこ世間の反応見てると大泉がKYでウザイって感想が多くてなんかなー( ´Д`)って感じ。ああいうのが元からキライな人は仕方ないけどさ。(オレがまったく当てにしない、むしろ読んでムカつく読売新聞の昨日のドラマ評でも言ってて、おいおいと思ったぞ。一応自分とこの関連会社のドラマだろよと思うんだが、それ以前にアイツら記者のくせにいつも表面的にしかドラマ見てないんだよなー‥‥)
参太郎はやること思いっきり空気読んでなくて1人で突っ走ってるけど、何が悪かったのかを理解すればちゃんと謝るし、逃げも隠れも言い逃れもしない素直な性格なところがへんにムカつかなくていいんだけどなぁ。
だって、ただのバカじゃん。しかもああしょうがないなぁもう‥‥って類いの。
なんていうのか参太郎のKYさって確かに1人で空回ってはいるんだけど、その一生懸命さは自分勝手な思い込みじゃなく、世間一般ではこうだったらもっとみんなが幸せになれるのになぁ‥‥っていうことで正しい方向いてるから、周りがしようがないと思って協力してくれれば結果としてみんなが楽しくなれる程度のはた迷惑さなんだよね。手段が間違ってるだけで、目的も方法論も間違ってないと思うんだよ。トライ&エラーが多いのは、まあお調子者の仕様だからしょうがないとしても。
八重樫も太川先生もその辺は感じてるから、たぶん協力してくれるんだよね。
八重樫みたいなのって、入院してるってことで自分と関わりのない他人に無関心、その方が面倒くさくなくていいってのは間違ってはないけど良くもないと思うわけで、参太郎に勝手に生徒会長だから新しく来た千佳ちゃんの面倒を見ろって言われたことは、本来なら自分からは進んでやらなかったことだろうけど、やりたくないわけでもないのかなと。本当はわりと面倒見いいんじゃないのかなあ。和田とのやり取り見ててもさ。
必要最小限のコミュニケーションしかとらないで他人に関わらないようにしてたっていうのは自分が病気だってことでの甘えのような気もするし、それって「普通」ってことじゃないよね。病気は病気としても他人と関わらないようにしてるのは、七瀬先生とか太川先生が「病気だから仕方ない」って言ってることに甘えてるんだと思うけどなあ。
千佳ちゃんがお菓子を食べてるのを見て見ぬふりしたのはどういうつもりだったのかちょっと判んなかったんだけど、ガマン出来ないっていう気持ちが判るから?でもからだに良くないってのは判らないはずないだろうに。それともホントに知らなかったってことで、だから一生懸命歓迎会をやり遂げようとしたのかなー?
まあでも、八重樫なりに参太郎の前向きな努力は認めてくれてるみたいでよかった。こうなると参太郎への反発もちょっと面白がってるところもあるような気がするし、からかってちょうどいい遊び相手なのかもなあw。「生徒会長辞めるぞー!」はカワイかった。みんな太川先生がやまびこだって知ってて、なおかつ千佳ちゃんが本当の望みを言えるように気づかってやってんだよな。その辺の感じも気持ちよかった。
そうそう、千佳ちゃんとお母さんは見てて千佳ちゃんが可哀想で、ああやって物分かりいい子供が普通だなんてありえないってことに気がつけよと思う。物分かりいいくらいならいいけど、迷惑かけまいと必死になってるのは可哀想だよ。それは太川先生が言うように、「忙しいから仕方ない」ってことをいいわけに子供に甘えてるって言われてもしょうがないと。まだ「あなたのためだから」がなくて良かったとは思ったけどねー。ワガママ言われても困るけど、一生付き合わなきゃいけない病気に一生我慢しろと?それは可哀想だと思うけど。言いたいことは言わせてあげて欲しいよ、叶うかどうかは別の話でも。
まあ参太郎がやったことがそういうことを気付かせちゃったってことだけど、たまたまとか運良くとかじゃなく、参太郎の相手を思う気持ちは正しいのにやってることが空回ってるせいで、上手くいかなかったからこそそこに気がついちゃった‥‥ってことかな。
何気ないとこが須賀くんも神木くんも上手くて、大泉の煩さもお約束的になってきたせいで、見てて楽しいです。何気に美術の権田先生のキャラがおかしいし(笑)