そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ダンディ・ダディ?#4

http://www.tv-asahi.co.jp/dandy/
伊崎パパがやってることはパパムスでパパがやってたことと同じ‥‥ではなかったよな。アレはムスメの中に入ったパパが心配でストーカーingな館の中身はガッキーだった‥‥って話だった、そういや。
まあどっちにしても娘の行動が心配でつきまとうパパの滑稽な柄に館ひろしがあまりにハマり過ぎてるのは確かなんだが、それは館がカッコよくてダンディだからだよな(笑)
龍之介は役柄的に恋愛に理解ある風のモテモテ2枚目の役だし、結局パパの心配は自分がやってきたことを娘がされるんじゃないか、好青年のコバちゃんだって男なんだからホントのところどうだか‥‥っていう心配なんだけど、今回は意外と真面目な小早川くんに対してのあの微妙な距離感と言うか、「据膳食うのは男として当然だが、娘の恋人としてはなし」に端的に表れてたにもかかわらず、話の展開としてまったくそれが役に立たなかったってとこがなんか良かった。コメディドラマだけど、展開自体はそんな簡単な話じゃなくてよかったよ。
お話としてはコバちゃんに積極的にアタックするライバルが現れてあかりピンチって話なんだけど、そもそもの行き違いの原因はそんなとこにあるわけでなく、コバちゃんもそんな人ではないっつか、ある意味優柔不断だけど原因のそもそもがロミジュリのごとき家族のことなんでOK。
男のいう「些細なこと」の対象が女性に理解出来ないゆえのすれ違い、キスしたのは事実だから言い訳しないってことが余計にこじれる元になるってとこ含めて、青春の甘酸っぱいなんたらというお約束展開とかでなく、もっと繊細な行き違いとか気持ちのすれ違いがちゃんと描かれててちょっと永田優子の本領発揮かってとこでしょうか。
現実的に今どきの子たちの恋愛観とか積極性がどの程度なのかは判りませんが、朋ちゃんの行動とかモーレツアタックのマネージャーとか、ものすごくリアルというか説得力あったのは何でだw
でもって、大人のいう「言葉にして伝えないと伝わらない」と、朋ちゃんたち恋愛ハンターがいう「好きっていわなきゃ」は気持ちを伝えるって意味では同じことだけど、たぶん違う気がするよ。「好き」だけじゃ解決しないのが大人の事情だからさ。朋ちゃんたちの恋愛はあかりとコバちゃんに比べれば若さゆえのわかりやすさと明るさがあってそれはそれでいいけどね。
マネの由奈ちゃんのやってることはスゴクよくわかる、恋愛ハンターとして正しいやり方なんだけど、コバちゃんはそれになびいて欲しくないと言うか、そういうタイプであって欲しくはないなあ。ああいう「とりあえず付き合っちゃおう」に流れちゃう男はありがちだけどロクな奴じゃないですたぶんw
やっとコバちゃんをウサン臭く思うことなく見られるようになったんですが(笑)、その辺の細かいとこ、石黒くんは上手いよなぁ。特に好みじゃないから石黒くんに言及することはないですが、まったくもって問題なく上手いです彼は。上手すぎて地味だという、遠弥と同じタイプだよな。
今回はコバちゃんが相当メインだし、コバちゃんの気持ちだけでずっとハラハラさせられたんですが、それなのになんか南沢奈央がどうも可愛くなくて応援したいって気にならんのだよなあ。コバちゃんは応援してますが。回想シーンがあまりに唐突でビックリしたんだけど、お母さんはクラスメートだってことは知ってるのね。でも付き合ってるとは知らないって、どうなるんでしょ。というか佐々木と伊崎の仲違いの原因ってなんなんだ?なんかあの2人ホントは仲良すぎて些細なことで引っかかってるって気がしてきた(笑)
相変わらず校医はオカシイし、先生はがんばって欲しいところです。堂島の「バッサリ」がちょうどいい突っ込みになってて笑ったw
そうそう、龍之介はあんまり娘のことばかり気にしてないで、後藤ちゃんの気持ちも汲んでやれよと。後藤ちゃんがガツンと言ってくれたんでちょっとスッキリした(笑)龍之介もちょっとはヘコめばいいよ。