そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

コールセンターの恋人#5

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なんかそろそろリタイヤでもいいかなーって気はしてきたけどさ。
お話の繋がり自体はもう気にしないことにしたんだけど、今回もストーリーが破綻してるわけじゃないし、何がやりたいのかはわかるんだけど、そういうものが見たいわけじゃないというか、なんかビミョー。
というか、どう見たって理不尽なクレーム付けてる目黒百合子と、お客に対して水道水でも飲めばというクレーム処理係のアオキョーの態度に対して突っ込まないって間違ってんじゃないかなあ。しかも指導が入るくらい行きすぎたセールストークの南極アイスにお咎めがなく、台風の中配達をさせるような危険行為をやらせた揚げ句、そのドライバーの仕事っぷりに文句をつけてクビを切ろうとする本社の横暴も問題にならないって、おかしいよ?ドラマとしてはちゃんとそこには突っ込んでよ。
あまりにも仕事も私生活もダメな都倉のダメっぷりを救うのがコールセンターってのも間違ってるし。いや、ダメな人に優しいのはいいんだけど、都倉がダメなのは本人のせいだし、それを自覚してないバカだからなんだけどさ。
それらが何となく破綻しないような話になってんのも変なんだけど、流して見る分には気にならない程度ってことなのかなぁ。脚本がソツないのか演出が上手いのか。
大体最初はともかく、全然通販を通じた人間模様の話になってないじゃん?なんかズレてるなあ。やっぱり「ツーハンマン」ほどのレベルにもならなかったか。せっかくのコールセンターの面々のキャラも全然生かされてないしなあ。
これってクレーム処理係が横暴な南極アイスの商品紹介に立ち向かったり、無茶なクレーム付けてくるお客さんの事情に寄り添って彼らの心の問題点を解決したりするドラマじゃないのかなあ?そこで都倉が何かを感じて自分を見つめ直すってことじゃないの?なんかビミョーにズレてるよ。

いいけど水道水は水源地によってカルキ含有量とか水質が違うから、東京の水と千葉の水を比べられてもって気が。東京の水も昔よりはマシになってるけどさ(昔練馬から杉並に越した時あまりの水の不味さに速攻浄水器を買ったよ)、こんだけミネラルウォーターが当たり前になってくると、水道水が飲める人とそうじゃない人ってのはもうしょうがないと思うの。ウチは相方がミネラルウォーターしか飲まないけど、だからと言って金掛かるから水道水飲めとはいえんがな。
だから水道水を飲む人がミネラルウォーターを飲む人を「贅沢かどうか」の観点からエコじゃないって糾弾するのもどうかと。(アオキョーのスタンスとか言ってることってそういうことだよな)価値観は人それぞれ、お客にはいろんな事情があるんだから、ドラマとして上手く処理出来ないんなら脚本家の主義主張は置いといて、ドラマとしてはその辺の人間模様を絡めようよ。