そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

聖戦士ダンバイン#36〜40

「敵はゲア・ガリング」〜とか言いながらもビショットが顔出し程度なので、イマイチ印象薄いー。下っ端兵士だけじゃあねえ。
意識はしてなかったけど好意を持ってたトルストールが亡くなったことで引きこもり気味のエレ・ハンム女王(あれ、女王ってことでいいんだっけ)を引っ張り出そうとするのはともかく、マーベルはじめみんなキビシイなぁ(苦笑)
「女王とはそんな楽なお仕事なのですか」って、それを言うか、マーベルにキーン。まあそのこととキーンがニーに恋愛としては振り向いてもらえないってことはまた別の話のような気がするんですが。
そしてニーがキーンを助けに行ったのは仲間だからってことじゃないか?まあキーンがその程度でもいいってんならいいけれど。どうもキーンのもともとの真面目さや卑屈さが好きじゃないからカワイイとは思えないんだよなあ(^_^;)
あ、それより重要なのはマーベルたちが金塊持ってIBNインド支店で軍事用レーダー買ったってことか(笑)死の商人よばわりっつか、アメリカ企業の"顧客サービス"に笑うw アフターサービスも万全?wというか自社ビル攻撃されてんじゃん!
今川演出の37話「ハイパー・ジェリル」ジェリルの乗ったレプラカーンが巨大化、今的に言うならニノ目(@シンケンジャー)ってことですが(笑)
ハイパー化=巨大化ビジュアルのアイデアって今川さんなんだよね、確か。記憶にあったのよりはアッサリしてると思ったかな。一応今後の布石ではあるけど、結局ジェリルが自分の悪意のオーラに押しつぶされたって解釈みたいだし>ハイパー化
ギリシャ軍を取り込んでジャンヌ・ダルクの再来とか言われてたけど、勘違いだったみたい‥‥って(苦笑)それって美人で自信家のパンカーなジェリルのビジュアルって関係あるような気がするヨ。一人だけいつもきっちりメイクしてるけど、コンパクト持ち歩いてんだよねw
次回はやっとシーラ様登場。そういやアメリカに出たらしいドレイクって何してんだ?ゼットはいつの間にかビショップのところにいるし。でもって、黒騎士目線ですが、ビショットとつるむルーザは胡散くせー。毒婦その2(ジェリル)が散った回で毒婦その1の健在っぷりを見せるかー。
 
38話「時限爆弾」やっとシーラ様の所在がわかったけど、全体考えるとこの話の出来自体はイマイチ。ソ連がグラン・ガランに時限爆弾を仕掛けるってのも相当安易。いいけどあの描写、核攻撃はメインキャラのオーラマシンにはバリアーがあるから無効だけど、下っ端のバイストンウェル兵士のオーラバトラーには有効ってことで?それにしてもキエフの近くとか言ってるけど、残留放射能とか問題になりそうだよ、ソ連政府(-_-;)頭悪いことするからだよなー。(爆弾を仕掛けたってことでなく、爆弾が戦艦の中で爆発すれば自分たちは影響受けないって思ったこと)
話がイマイチなのはそれに絡めたバリアーについてのマーベルの考察が結局核の至近爆発でも大丈夫だったって見せ方が今ひとつピンと来ない感じだから。
結局ジェリルのハイパー化がバリアーってのは肥大した自意識の具現化ってことだよな。捨て鉢の悪意の方が守りたいという善意より大きな力を呼び込むって話で、マーベルがそこまで悟ったかどうかは不明。まー力だけに頼ると悪意を呼び込みやすいってことで、のちのちトッドや黒騎士バーンへの伏線ね。
あとさっそく米IBNはビショットにも衛星を売って、まさに死の商人に(苦笑)
「ビショットの人質」この辺は何となくもう消化試合って感じがしなくも‥‥(苦笑)毎回テンション高いってワケにもいかないか。マーベルを人質に取られてさえ、シーラ様は非情ではないけど、いざというときは一国の女王として振る舞えるってことで。それにしてもシーラ様はともかくエレ様は女王になってまだ日が浅いのに大したものです。
ドレイクやショットがアメリカだのオーストラリアだの新大陸方面に出て、力だの金だのいう価値観で動いてるのに比べると、ノブレスオブリージュや志で動くシーラやエレがヨーロッパに出たって言うのも必然だよなあ。シーラ様はバイストンウェルの住人として、どんなに犠牲を払っても地上に出た悪意を道連れにしないことには終わらせないってことみたいです。
それにしてもこういう上の立場の人間が、ほとんどいなくなってしまったバイストンウェルの人々の暮らしは今どうなっているのか。
そしてつくづく諸悪の根源はルーザ・ルフトのような気がしてきた。そういやリムルはまだビショットの戦艦にいたんだね。話に関係ないからすっかり忘れてたっつか、ニーやゼラーナの皆さんとも会えないんでちょっと可哀想。
人質作戦を好まない黒騎士はマーベル奪還をちょっとだけ手助けしてポイントアップ。(オレの)
あと久々にドレイク軍が。ワシントンで大統領脅してるし。
 
40話「パリ炎上」ここら辺に来るともう作画レベルと内容がリンクしてるんでわかりやすいんですが(それだけ大変だったってことなのか)、久々見ごたえのある回。面白い!
パリを戦場にしたくないから北へと後退してたシーラ&エレの軍勢の動きを読んだ上で、パリが由緒ある古い街だと知ってて焼いて脅せえというルーザ、恐ろしすぎ、策士すぎ。さすがに死の商人の手先IBN社員もビビり始めたよ。そして一国の王であるはずのビショットですら傀儡にしてしまうとは‥‥いいアイデアだとかじゃなくて言いなりになってることに気がついてるんか、ビショット?
ショウの寝返った風を装う作戦はそういう意味でルーザたちには効いたけど、さすがに騎士として筋が通ってる黒騎士には通じなかったってことで作戦は失敗。結局パリは火の海になり、黒騎士に作戦の浅はかさをなじられるショウ。あ、そういう意味ではみんな言ってることがキャラとして筋通ってるな。今回の展開は上手いよ。放っといてもルーザに焼かれたかも知れないパリは、結局直接的にはショウのせいで炎上。ルーブルが萌えていく〜。
事の大きさに涙するショウだけど、知らずとはいえ新宿だって消してんだよなー‥‥
そしてやっぱりまたお荷物的に邪魔だったのはリムルだけどさ。どうしてこうタイミングが悪いのか。トッドは上手い事世渡り出来るのか?ルーザのことを言う言わないってなんかあったっけ?
というか今回の演出は井内さんだったけど、川手さんとか関田さんとかもオーソドックスに上手いんだけど、井内さんだと妙に演出が細かいんだよね。演出というか、見せ方が繊細というか脚本の意向を目線とかちょっとした動きで表現するのが上手いって事かな。リムルがショウの投降を演技だとわかるとことか。
まあワタル辺りでこの人中身は乙女だなーと薄々感じてましたが(だってあまりに虎王が好きすぎるんだもんw!)、もともとそういう視点なのかも(笑)