そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

侍戦隊シンケンジャー#36「加哩侍」

http://www.toei.co.jp/tv/shinken/http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
『ことはちゃん、ありがとな。ようやく目が覚めたぜ』


うわあ、何か珍しく手放しで面白かったぞ?
というか戦隊イエローはやっぱりカレー担当ですか !?(笑)
別に靖子たんの仕事を見くびるわけじゃないけど、今回は大和屋さんの脚本で良かったって気がする。なんかありがちな話ではあるんだけど、細かいとこでちゃんと気が回ってて展開に納得できるから気持ちよく見られるよ。
偏見かもしれんけど、靖子たんってオレ的には妙に感情移入出来ない突き放した気持ちの描き方するから、行き届いてはいるんだけど見てて気持ちがいいって感じじゃないんだよなー。
 
寿司屋でカレーって言っちゃうことはの天然キャラはもとより、茉子ちゃんの「悔しいけど負けた発言」チラホラとか(茉子ちゃん‥‥w)、流ノ介のラップ調「トントン拍子に全国展開、何という怒濤の展開!」とか(つか流ノ介って歌舞伎役者のわりにファッションとかやってることは若者すぎだよなw)いろいろ小ネタ的なことも面白かったし。小ネタというか殿の最後のファッションは何といっていいのやら‥‥祭のはっぴ着てんのかと思った(苦笑)
というか、ことはだから許される「カレー食べたい」だと思うが。
これが殿なら千明は呆れて流ノ介が大慌てで止めに入るだろうし(でも殿はしれっとしてんの。きっと寿司とカレーを一緒に食べたいって言ったことあると思うね!w)、茉子ちゃんならなんとなく生温かくスルーされそうだし、流ノ介なら茉子ちゃんと千明の「バカじゃね?」で終わりだし、だいたい千明はそんなこと言わないだろうし(アイツが一番常識人だよな)って話だよ。(この項追記)
でもって源太の迷い自体も、夜逃げの過去があるから「屋台よりは店」と思っちゃうことに説得力あるしなあ。というか過去設定のせいじゃなく、その使い方が上手いんだと思うけどさ。
見てる方からしたら源太の寿司にかける情熱はわかってた上で寿司かカレーかの迷いが、たぶんTVに取り上げられたとか、チェーン展開の話がきたとかいうことでない、それ自体が「人気が出てるかどうかじゃない」って見せ方が良いのかな。源太にとって作ったものを喜んでもらえるってことがやりたいことより優先するってのはわからんでもないというか。別に屋台カレーが物珍しいって話でもないし。
チェーン展開を持ちかけたオッサンのことも気づかうとことかちょっとよかった。源太の迷いで夢見させちゃったんだもんな(^_^;)普通の人なら悪かったなぁと申し訳なく思うよなw
普通と言われる寿司よりも美味いと言われるカレーに持ち店の可能性を見いだすってのが、そもそもことはのリクエストに応えた結果としてであって、自分でそれを狙ったわけではないってこともあるかなあ。まあそのことはに寿司がカレー臭いと言われちゃって話なんだけど、結局「寿司屋で店を持つことが夢」な決着は当り前でも、その言葉の重みが違うというか。でも何というか、シンケン連中が源太の寿司を「普通」っていうのも、何か愛情って気がするよ(笑)
ともかく、なんとなくいつもよりイイ話だった。「カレーやめます」って張り紙も効いてたし(笑)
ところで源太のカレーって、ルー買ってきて作った出来あい品ってワケじゃないよねえ?材料の描写がなかったんでちと不安に‥‥しかも欧州風だよな、あの色。数時間じゃ作れんと思うけど。


予告。ああまた靖子たんの釣りか?‥‥と思ったら石橋さんですか。確か前の話(操学園)はあんまり面白くなかったなあ。予告は面白そうだったんで、一応期待しとこう。