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関テレ×尾崎将也らしく（今までの経験上）かなり手堅い感じだと思うんだけど、今回やたらキャラが多いのが気になるなあ。話がどこに転がっていくのか判らんのはいつものことだけど。
面白くなくはないんだけど、気になったのは健一郎（佐藤隆太）と佳乃（貫地谷しほり）がかなり気安いんで幼なじみかなんかかと思ったら、佳乃のあの話だと出会い自体はそんな前じゃないってことだよね？その辺がよく判らんかったよ。
松島が鳴海（深田恭子）の世話を焼いて、何だかんだでお金貸しちゃったりするのも、その辺は「まっすぐな熱血さ」とは違うよねえ。
まあでもまっすぐな熱血さでいろいろ問題解決することもあるけど、いつも正しいとは限らない‥‥ってとこも描いてるからそこんとこは面白いかなとは思うけど、それだと鳴海のお友達のゆきえに言われるまでもなく、今までだってそんなことあったんじゃないかなあ？健一郎が気がつかなかっただけで（^_^;）
鳴海にしても世渡り下手のでもちゃっかりタイプってのが深キョンの柄で何となく憎めない、迷惑はかかってんだけど本気で怒れない感じなのは面白いんだけど、彼女の奔放さが必ずしも悪いわけではないってのは、あくまでも状況のおかげじゃないかしらん‥‥なんてことを思うくらいには、1話目にしてはわりとアヤフヤというか、キャラ描写としてはわかりやすくないってのは、よくも悪くもじゃないかと。でも二人とも筋は通ってるんだよね。
また結構好き嫌い的にひと選ぶのかもな、このドラマ。
キャスト的には上手いところついてるというか、佐藤隆太と深キョンは当て書きっぽいのはともかく、オーディション落ちまくりの女優の卵が佐々木希とか（いやだって彼女は演技が‥‥ねぇｗ）、まっすぐで熱い男の親友はちょっと腹黒いとこありそうな（いい意味で性格悪そう）田中圭だし、この枠で遠藤雄弥がいないわきゃないと思ったらいたのに気付かなかったオレの迂闊さ、あの眼鏡社員がまさかの遠弥とは（笑）貫地谷もなんだかストレートないい子って感じじゃないと思うんだけど、恋の矢印は見えまくってるからどう転ぶのかなあとか、一応楽しみはあるなぁと思ったら思いも寄らないところに渡部篤郎がいるしさー（苦笑）
まー健一郎にしても鳴海にしても、わりとわかりやすく似た者同士だよね、きっちりして外に向けて筋を通したいってのと、いい加減なずぼらだけど、自分の中で筋は通ってるって違いはあるけど。でも心根は自分基準としてまっすぐだけど、微妙に世渡り的には衝突が多くて支障があったりみたいな？キャラとしてはちょっと捻くれてる鳴海の方が面白いかなー。
自分的にはハズレはないけど、ちょっとモヤッとするところはありそうかも。もちょっと話としてストレートでもいいような気がするんだけけど、今回はキャラ見せってところかな。
