そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ハンチョウ〜神南署安積班〜シリーズ2#7

http://www.tbs.co.jp/hancho/
事件のあらましは頭15分でわかったから、桜井を誘拐したのはお父さんかお兄ちゃん、点滴袋が出て被害者一家が医者だったって時点でどっちかだろうってのはともかく、逆にそのありがちな事件をそうじゃないものに見せる脚本が見ごたえあって面白かった!
どっちにしてもお父さんがベンガルってのはともかくとして、さすがに柄本時生が出てきて単純にバーテンってだけ‥‥なのはないだろと思ったけど、速水をライトセーバーで相手にしてたってのはいかにもそうじゃないように見せる引掛けか?そこんとこだけちょっと微妙。や、でもあそこでそういう演出したらいかにもになっちゃうよなあ 。ライトセーバーイカンのか、それとも速水のせい?(^_^;)
特に描写ないけど、じゃあ桜井が拉致られたのもたまたまってことなんだろか、いやでも睡眠薬とか仕込んでんだからそれなり計画性あったってこと?ちょっとその辺よくわかんなかったけどまあいいや。
まーこの話も根っこでは安積が刑事としてありえないほど(と言っちゃうけどw)責任あるいい人だ‥‥ってのがなければ被害者遺族は救われないよな。
いや救われたかどうかはともかく、というかそういう人情話だったんだけど、桜井が誘拐されたっていう「事件」よりも、過去の誘拐事件で被害者家族がどれだけ傷ついてたかっていう話メイン。でも桜井の誘拐で動いてる本庁と真実に気づいた安積班たちの動きとかは相変わらず見せ方としてご都合にならずにバランスいいし。
演出もずっとそういう視点の画面作ってて、今までとちょとテイスト違うんだけど、最後の安積の謝罪や安積がその事件のことをずっと覚えて気にかけていたってことが、この事件と過去の事件の(視聴者的には)癒しになってるってところが良かった。ただそれでも微妙な感じのお父さん‥‥っていう、根本的には被害者の気持ちは整理がつかない・解決になってないというのはあの家族の問題なのかもしれんけど。
でも安積さん、土下座はテンション高すぎるだろっていうか、早く桜井の点滴をとめてあげてーと思った(苦笑)
ところでお母さんはあれ、癌だったのかなあ。なんかその辺もいろいろ裏設定はきっちり考えてそうね。今回の監督さんは、オーソドックスだけど細かく気持ち拾ってていいな。3話目の教授の話と同じコンビなのね。
でもって肝心なときは部下思いなカネゴンの失態を、そういうつもりもなく自分の出世と安積班の存続で天秤にかけて安積班を取った山口記者の気持ちもよかったし。金子課長も一安心w
でもって本庁の高城(佐野史郎)がまたちょこっとだけでてきて安積にチクチクやってるけど、なんか過去の事件で恨んでる‥‥ってことなんだろか。今回はとにかく減棒だけですんでるけど安積班解体の話も具体化しそう、どうなっちゃうの?湾岸署で続くの?ロケーション的には原宿近辺の方が好きなんだけどなあ。
それにしても桜井っつか山翔にはおいしい話だな−。なんかやっぱり山翔好かれてんなw