そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル

http://www.den-o-3.com/

監督:舞原賢三・脚本:小林靖子・主演:桜田
スゲー面白かったー!ていうかさ、なんでBLUEを先にやんなかったのかなあ?こっちのほうがまだTHE☆電王って気がする。最初に電王っぽい話でガツンと!ってな感じでやって、そのあとで恋愛もののREDをやればよかったのに。
別に3本通して出てくる共通の敵がいるわけでもなし、次への伏線があるわけでもなし、これが2本目だってのはちょっと意味判らんなあ。こっちの話のほうが靖子たんっぽい感じ(TVシリーズっぽい?)だしさ。
あとはまあやっぱり70分は若干長いから10分くらいカットしてもよかったんじゃないかなぁとは思うけど、そんなにタルいとこもないし、本筋はちゃんとあるけど相変らずタロスたちはドタバタしててよかった。モモがあんま活躍してないのが‥‥ってくらいで。手羽様は出てくるわりに何の役に立つわけでもないのもよかった(笑)癒しにはなるな、うん。意味なくてw
そしてオレはどうもデンライナーが出るといきなりテンションが上がるっぽい。今回もいきなりワクワク感がアップした!(笑)電王の象徴はデンライナーだよなぁやっぱり。デンライナーだけ見ててもいいくらい。鬼ケ島みたいな電車となんかの異種格闘戦シーン、また見たいなあw
 
それにしてもテディですよ!テディ!テディカワイイ〜CHO-カワイイ!天丼でもアレクサンドロビッチでもOK☆相変らず健気だ!
幸太郎とテディの活躍がやっと見られました!つか幸太郎よりもむしろテディの活躍が見たかったオレ的に、大満足!
幸太郎を陰ながらおおっぴらに守る様が出来すぎ執事!テディにそばにいて欲しい!オレの契約イマジンになって!
幸太郎はそれを当り前に受け入れてるのはともかく、さら電だけじゃイマイチ説明されてなかった性格もきっちりフォロー。もうなんといってもテディがいなくなって次々と不幸に見舞われるのを「久し振りだなこの感じ」という幸太郎、気の毒すぎ(笑)ドーリのあのルックスでそんな不幸体質、残念な人すぎる!(笑)
今回の話が電王っぽいのは幸太郎とテディの関係を考えるのに契約者の事情を絡めて、がっつり関わってるわけじゃないのに何となく同じことをなぞって大事なことに気がつくようになってる‥‥というちょっと客観的な関わりようの見せ方が靖子たんのTVの電王のフォーマットに則ってるし、時間あるから契約者の事情ももうちょっと突っ込んでみるよって感じに判りやすかったのがよかったのかな。
「いなくなってはじめて気がつくこともある」幸太郎とテディはもうほとんどオーナーの単なる嫌がらせかよって感じで引き裂かれてしまうけど(引き裂かれるいうなw)、最後のオチでそれをオーナーの思いやり‥‥?という幸太郎にみんなで「ないない」って言うとこがよかった!(笑)
ていうかさ、そもそも幸太郎にはテディが必要なのか?っていったら本来いらないというか憑く必要ないよね?って話なんだけどさ(笑)ほとんどTVシリーズで良太郎がやったことに対しての「ご褒美」なんじゃないかなあって気もしなくもない。これって侑斗とデネブもそうだと思うけどさ。というか侑斗は特異点じゃないけど幸太郎ってどうなんだ?
 
いいけど、今回はじめてイマジンと契約したら契約者は契約完了したら消えるっていったよね?アタシそれ聞いてない〜じゃなくて、その設定始めて聞いた気がするよ?REDの初披露設定って別のことだった気がするから言ってなかったと思うし(たぶん)‥‥それってしってて願いをいうのとそうじゃないのとではエライ違いだよなあ。自分の存在の消滅に見合わなきゃ、気軽に契約もできんってことだし。ああ、それで特異点でもない侑斗は変身するたびに存在が怪しくなってく(つまり契約を完了しつつあるから)‥‥ってことだったのかなあ?後付けっぽいけど。
だからよく考えたら美来の事情のほうは、自分が何気なくやったことにものすごく後悔があるから、自分が消えてもその後悔自体を無くしたい、そういう覚悟で過去に来てるってことであんなにシリアスなんだろうけど、彼女が消えて悲しむ人がいるはずだからホントはそれ自体が自己満足なんだよね。そこら辺の話のやらしさが靖子たんだなあと思うんだけど(笑)
でも美来は、それでも約束を破ったことでお祖母ちゃんに寂しい思いをさせたことを無しにしたい、自分が消えてもお祖母ちゃんを楽しい気持ちにさせたかったっていう、そういう気持ちは美しいと思うんだよ。だから、というか事情を知らなくてもそういう美来の気持ちを感じたお祖母ちゃんの「ずっと楽しかった」っていうメッセージで、美来は救われたと思う、いい話だったし。
それはテディもそうで、自分が消えるかもしれないと思っても幸太郎と一緒に戦いたかったのは、そういう後悔を残したまま生きても仕方がないってことだもんな。それで自分が消えて幸太郎が悲しんだとしても、その気持ちが伝わればいいってことだろうし。
後悔するようなことはしないのが一番いいけど、それが判れば苦労しないってことで、そこでいろいろどうすればいいのか考えることで成長していくもんだよな。人は。
美来が元の時間に戻ったとこで、お祖母ちゃんからのメッセージをあそこに置いたの誰よ?とは思うけど、さすがにそれは解せんけど、きっとあとでオーナーがサービスしてくれたんだと思っとこうw 美来の記憶はあそこに戻ってきた時点でたぶんいろいろ補完されてんだよな、電王設定だと。誕生日に彼氏とデートした自分の記憶と、お祖母ちゃんと一緒に過ごした記憶、自分が二人いた変な体験をした記憶を持ってるって変だと思うけど(苦笑)本当なら契約者は消滅するならそもそもそういことなんだなー。やな設定だなぁ(笑)
 
テディが厄除けのお守りと間違えて縁結びを買ってきちゃうってのもオカシイいんだけど、見ててどうせそうなるに違いないって思っててもやっぱり幸太郎とテディはイチャつき過ぎじゃねえ?なんかスゲー恥ずかしくなったよ(笑)デネブはオカンだからいいんだけど、幸太郎とテディはどう見ても幸太郎が彼氏気取りすぎです(笑)守ってもらってるけどなw
マンティスイマジンが妙に不二子ちゃんみたいだったとか、たくさん出てるわりに妙に印象薄いとか(まともだから?)。ミルクディッパーがなんだか普通のカフェみたいになってるのはREDの改装後だからかな?
それにしても、溝口くんの良太郎はやっぱりあんまり良太郎って気がしないんだよな。それともTVシリーズの冒険が終わってもうあんまり気弱なわけでもない、普通の子になったってことなのかな?そしてどうしていつもデンライナーに乗ってるのか。いつになったら大人に戻るのか?(笑)
6月10日は時の記念日だけどそれはネタとは関係ないよなぁ。
映画は面白かったんでもう一回くらい見てもいいけどDVD待ちにしとこうかなあ。次回のyellowも楽しみ!
ところでなんでREDとBLUEでパンフの作りがこんなに違うんですか?(笑)どっちかというといつものライダー関係のムック本見たいな作りのBLUEのほうが好きだけど。