そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

A-Studio:向井理

http://www.tbs.co.jp/A-Studio/
えっと、この番組ってオレあんま好きじゃないから普段見てないんだけど、先週の斗真からの流れで気がついたんで。マネージャーとの話を聞けただけでも相当見たかいがありましたw
なんでこの番組が好きじゃないかというとこの番組の構成自体が鶴瓶師匠の目線だからというオレの好みの問題なんですが。
まあただこの番組が成り立つ理由自体も、鶴瓶師匠の「いい人だ」というパブリックイメージに対して見知らぬ一般人がいろんな情報を教えてくれるというものだから、そこは良し悪しなんだよなー。
あとこれは番組開始のしょっぱなでヒロたんを取り上げたときにスゴく思ったんだけど、鶴瓶師匠が個人的に興味があるとかよく知ってる相手でないと、なんだか上っ面のトークにしかならないってのをすごく感じたからで、そこら辺で師匠の好みでゲストの見方を左右されるのもあんまり好きじゃないなぁってとこです。
 
んで向井りーの話ですが、学生時代の話はまあこっちもそこそこ知ってる、こないだのあさイチのヤツのほうがもうちょっと詳しかったよなって意味であんまり突っ込んではなかったんだけど(そういう点で、鶴瓶の興味が研究のすごさでなく女性週刊誌的な興味で見てるからというのは視聴者的には正しいと思うんだけどさw)、マネージャーさんとの話に突っ込んでるのが興味深かったです。
そもそも向井りーが気になってしょうがなかったのは、芸能界に生きる役者、しかも最近の傾向からいえば結構遅咲きで、経歴もちょっと変わってるていう部分もあって、妙に「地に足付いてる感」があることの違和感てのかな、そのわりに上手いから変だなあってことで気になるんだよね。
んでまあマネージャーさんが見付け出して全力で売りだそうとして、最初は偏見ゆえにプロ意識がなかったのを何とかしてったとこや、そのマネさんの「私が10年かけて築き上げた人脈を無駄にするな」ってことといい、マネさんが偉かったんだなあ‥‥と(笑)
師匠が言ってるように、「芸能界でほんとに成功する人はマネージャーとガッチリ組んでる人だ」っていうのはある意味芸能界の正解だと思うんだけど、それって要するにお互いプライベートも犠牲にしつつ、でも素の部分も含んだプライベートというものが仕事と切り離せない仕事をマネジメントする・されるという関係性の本気度じゃないかなあと思うんですよ。そういうとこが向井りーの役者の素地というか立ち位置にすごく影響してるって事なんだろうなあ。その妙に堅実なとこが向井りーだけの資質じゃなくてマネさんの見る目と育てる手腕の確かさで出来てるというのがわかったというか。
最後にマネさんとのメールのやり取りのことで、天狗にならないようにというマネさんの注意に同意しつつ、「もうちょっと深い人間だと思う」っていって涙してるのが、涙の意図はそこまではわからないけど、そういう関係性だとなんとなく双方の思ってるところはわからなくはないかなと思うし、そこで涙する向井りーの真面目さというのはすごく好感がもてるなあと思った。
だってマネさんからしたらそういう立場で信用するってことが自分と「向井理」という商品にとって、仕事上で、周囲に対して責任があるってことだから、そういう意味で彼を全面的に肯定するってことは大変だと思うし、でも肯定しきっちゃったら苦言は出てこないわけだからそこら辺のさじ加減というかそれがそのメールになったんだと思うんだけど、それを歯がゆいと思う向井りーの若さというか、そこまで考えてる人間が大成しないわけないと思うんだよなあ。まあオレ解釈ですが。(もう一回見てもいいんだが、今そんな暇ないのだ)
というわけでマネさんの件はとても面白かったです。いい話聞いたなあ。向井りーはいいマネさんに恵まれたよな。