そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

今敏監督がお亡くなりに…

アニメ様によれば「今 敏監督」と苗字と名前の間に半角を入れるのがご本人が好まれた表記だそうです。一応。
昨夜寝る間際にTwitterのTLに流れてきて、ビックリしたよ。オレが知ったのは「妄想代理人」で、今でも妄想代理人は好きなアニメだけど、実は未だ「千年女優」を見れてないからファンと言うにはおこがましいですが(でもアニメ夜話でやったのは見てるから話は知ってるという中途半端さ‥‥)、妄想と現実の間を軽やかに走り抜けていくような、でも夢うつつのぼんやりした世界ではなく現実味のある世界観の今敏監督の作品はすごく好きでした。
ガンで、気がついたときには余命半年。まだ47歳。最新作「夢みる機械」も製作途中ということだし、どんなにか無念だったろうかと。ギガジンの記事にも追記されてるけど、ご本人の最後のメッセージ。

監督として作品を作ってる人の思いというより、もっと誰にでもあるかも知れない「目前に確実に迫った死」という不可避の出来事に対しての、闘病と言うにはあまりにも短い日々の最後の思いが綴られてて、ちょっと読んでて涙出た。
そこに書かれてるのは40代半ばでやりかけの大きな仕事を残して逝く人でなくても、きっと誰でも感じることだろうと思うし、死までが短かったからかご本人が監督という職業柄なのか、無駄にあがくこともなくするべきことをして現実を受け入れ、それなり心置きなく亡くなった、見知らぬ他人が言うのもなんだけど、ある意味非常に美しい死に際の在り様かと思います。
こういうふうにまとまった文章として表現できるのは氏がクリエイターだからだと思うけど、だからこそとても短いながらひとつの「作品」だと思う。アニメ監督としての今敏監督を知らない人も、ぜひ読んでみて欲しいです。
監督のご冥福を祈ります。そして残された作品が氏の思ったように陽の目を見ることを願います。