http://www.tbs.co.jp/hammersession/
脚本：高橋麻紀 演出：麻生学
後日談的な蜂須賀と生徒たちの別れで丸々1話使ったことにちょっと驚いた。いいのかといえばいいとも思えないけど、まあギリギリかなあ。
忘れないうちに言っとこ。一体これいつの時期の話よ？ってのは番組開始時期が7月期のドラマだったからだけど、なんと最終回やっと明らかになりました。蜂須賀が写メ送った日付が7月22日！（ちなみにオレッちの誕生日ですよ←関係ない）おいおい、4〜7月の話だったのかよ！Σ ('◇')
一学期の終業式ってことでいえば蜂須賀が学園を去るタイミングとしては無責任じゃないとは思うけど（でも普通に授業してるんですけど‥‥、よく考えたら本物の蜂須賀が採用されてってタイミング、普通に考えて4月だよな。もともと4月期からのドラマだったら違和感なかったのになあ、なんでだろ。
一応最後のハンマーセッションとか言ってるけど、それは詐欺師の音羽4号がちゃんと生徒の前で自分が詐欺師だと明かした上で、犯した罪に対してはけじめを付けなければいけないと身を持って教えるってことでした。けじめっていうか、罪は罪だけど義賊的な行いだからってことかなあ。誰かに対して謝らなければいけない罪ではないからってことでは、まあギリギリ。
ただ法的に罪だということでちゃんと相応の罰を受けるという意味で責任を取ることを教えたってのは、今まで蜂須賀が言ってきたことを考えたら当然って話だしね。
音羽4号がそういうふうに変われたのは校長先生の配慮、これは逃亡詐欺師の音羽4号と放火犯の本物蜂須賀悟郎に対してのだけど、人を見る眼と信じる気持ちに嘘がなかったからだと思うし、学校を変えたいという校長の気持ちが音羽4号と本物の蜂須賀、そして偽物蜂須賀の授業（＆ハンマーセッション）を受けた生徒たちにちゃんと伝わったってことで、良かったとは思う。
思うんだけど、でもやっぱりあそこは逮捕してちゃんと罪を償っても良かったんじゃないかとは思うかなあ。どうせ上からの圧力で音羽4号逮捕はなかったことになるのは確かだけど、犯した罪は罪だと思うんだが。そこは涙でごまかさない方が良かった気はする。逮捕されたけど、いつかどこかで‥‥でも良かったんじゃないかなあ。楓が将来的に教職とって、教育実習に行ったらいた！とかさ（笑）
まあそれにしてもさすがに回想シーンは的確に流れてたけど、これだけの分量の話だともうちょっと長く見たかった気はする。10人分‥‥にしても、他のモブ生徒との絡みやそのメイン10人のクラスや学校内での立ち位置とかはもっと突っ込んだ方が面白くなったろうし、それぞれの事件でのメイン生徒の絡みももっとあっても良かっただろうし。キャラは立ってただけにもったいなかったなあ。
その上で蜂須賀＝音羽4号の過去や、兄貴分の詐欺師関谷なんかも再登場してもいいくらだろうになあ。蜂須賀の変化がちゃんとそれでも描かれてたのがまあギリギリかな。ギリギリ多いなｗ
そこら辺ちょっともったいなさすぎな感はある、別れだけで1話分使っちゃうってのが全体のバランスとしてちょい悪くなってる気はするってのがね。どうせなら本物蜂須賀、ロクのことももうちょっと突っ込んで欲しかったなあ。
まあロクの方も、自分も変わることができた、生徒はモンスターじゃないし、人間と関わりたいと思ったっていう今村さんとのやりとりのシーンだけでもそれなり十分ではあるけどね。
結局涼子先生ともどうにもならんかったけど、どうせなら音羽4号はちゃんと教員免許とって先生になればいいよね。頭いいから楽勝だろ。んで校長先生の養子に‥‥（うぬぼれ的養子じゃないよｗ）
まあ最後までキレイに終わってよかった。オレは好きだなこのドラマ。ちゃんとこれくらいのレベルでドラマを作ってくれれば文句はありません。突っ込みどころと文句は違うのよね。
あ、そうだ。最後まで教頭先生をギャフンと言わせる話がなかったのは残念。人として相当酷い話があったからにはそういうのがあってしかるべき、下手したら教頭追放でも良かったくらいだと思ってたんだけど、まさか最終回での蜂須賀ラブなあれには笑ったよ！あれ、濱田マリがよくやる「これって、恋 !?」の芝居だよね（笑）まさかそこかよ、蜂須賀を目の敵にしてたのは単なる好きな子いじめっこな心理かよ？って‥‥爆笑したよ、教頭センセ（笑）だったら教頭の悪巧みはもうちょっと罪のないものにしといて欲しかったなあ。ちょっこし残念。よt利害な何かがあったんだろか？
そういややっぱりモブに坂本がいないんだけど、蜂須賀に呼びかけるアップだけあって笑ったｗ 忙しかったんだね菅田くん‥‥最終回にちゃんと参加できなくて気の毒。
