そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

サタデーバリューフィーバー「トーク・トゥ・ミー 独占!誰も知らない渡部陽一」

http://www.ntv.co.jp/svf/20101016.html
聞き手が綾野剛鈴木杏高岡蒼甫塚本高史平岡祐太で、渡部さんの戦場日記を独占初公開って内容だったらしい。
触りから結構衝撃的な興味深いこと喋ってたけど、聞き手で分けてるんじゃなくて渡部さんの喋ってる内容で繋いでる感じで、ちょっと面白い(作り手的にはめんどくさそうなw)構成で、確かにこれだと全部見ざるをえないなw
ただ渡部さんの言ってることは終始ブレないんで、そういう作りでも全く違和感なく面白かった。
Twitterでなんとなく実況つぶやきしてたんでその分だけまとめとく。ちゃんと見てたけど集中してたわけじゃないんでまあなんとなく、ね。
聞き手の若手俳優たちのレベルが相当微妙なので、確かにこれは聞き手でくくるとヤバいかも(苦笑)ネタも被るだろうし。
というかどういう人選かわかんないけどバランス的には面白いかな。若手と言っても既婚2名、子アリもいるから立場的にはいろいろ、役者のタイプ的にもバラバラ。
塚本と高岡は意外と普通人の感覚。良くも悪くも(笑)塚本の方が地に足はついてそうだけど、半径20メートルくらいしか見てない感じというか、塚本はなんだか心ないなあ(笑)悪い意味じゃないけど、俳優を仕事と割り切ってる感じっていうか。言葉の端々にそういうとこ見えすぎw
舞台の話、そういや塚本って舞台やってないんだ。同じことを繰り返すの嫌って、確かに演技が好きというよりお仕事感覚だな。まあそう言い切っちゃうとこが塚本なんだけど(笑)
高岡はすごく真面目なんだろうな。まあそういう真面目タイプだからオレはあんま興味ないんだけど、地に足ついてるというか言ってることは庶民的というか一般人的な目線でものを見てるっていうか。だから目の前のことに一生懸命で熱くなれるのかな。そういうとこクールな塚本とは対照的。
観念的なのは綾野剛で、振ってる話題も感覚的な感じだなー。ニオイの話とか偽善論議とか、なんかわかるわかるって感じ?
意外と頭いい平岡が意外とこういうネタにちゃんと食いついてるなあ。というか、自分的に役者がってことでは平岡が一番面白いってことなんだけど。外側に興味があって面白い人やことには食いつくタイプ?
鈴木杏は役者だけど内側向いてるタイプかな、これ見ただけであれだけど、鈴木杏は今ひとつ全体にピンときてなかったんじゃないかなあ。多分戦場カメラマンってもの自体にはあんま興味もないし関係ない国の人って認識かも。
なんとなく鈴木杏とか高岡、塚本は渡部さんの話を種に自分の思いを語りたいってタイプで、綾野剛平岡祐太は興味のあることをきっかけにその人の考えを探るタイプというかね。
渡部さんの話は面白かったんだけどもうちょっと日記についても聞きたかったかなあ。ただこれはこれで面白かったな。違うタイプの聞き手だから違う話が違う流れ出でてきてるはずなんだけど、渡部さんのスタンスは全部同じという(笑)
編集も意図的なのでそこら辺でまああれなとこはあるけど、渡部さんの話を見せるものだから問題ないのかな。
あと綾野くんの時に、渡部さんの精神安定剤はってことで、絢香の「三日月」だってのが出てきて、もしかしてその繋がりでおしゃれイズムの時にヒロたんが自宅訪問したんかなと。だったらそこは言っとくとこだろう (^_^;)
つか、どうもやっぱりヒロたん関係は見えないとこが胡散臭いなあ…( ´∋`)まあ芸能界よくあることなんだろうけど、本人もあれだしなあ。まあヒロたんは関係ないからいいや。
つーか、これ渡部さんの話じゃなく俳優ネタだよなw だってスゲー面白いこと言いすぎてて、何しゃべっても含蓄ありすぎて、本人のキャラ関係なしにネタとして面白すぎる。書ききれないのでパス。
でもこの人がTVに出てこういう話をあちこちでしてくれれば、もうちょっと平和ボケ日本でもそういう場所の話を実感できるようになるんじゃないかなと思うんだけど。
個人的にはまあありがち的な話ではあるけど平岡祐太のリアリティと嘘と、それに続…いてはないんだけど綾野剛の偽善の話のあたりは、そういう状況での実感がある人間としての渡部さんの話をもうちょっと聞きたかったなあ。
あ、そうか、正直なんでこんなに聞き手のことに突っ込むかっていうと、塚本・高岡・鈴木の「俳優としての自分に引き寄せた話」より、渡部さんがどう思ってるかを聞きたかったんだよな。彼らの自分語りは渡部さんの話を聞くためのネタふりだろ。そこじゃなくてその先が聞きたかったの。あ、これは番組への感想かw
 
あとあんま関係はないんだけど、渡部さんが戦場で見てきたもの経験したこと聞いてて、オーズの主人公の設定ってこの辺だよなーと思ったというか(笑)戦場という非現実なことがちょうど現実的に考えられる渡部さんの存在の力ね。
東映は相当時流に聡いというか、こういうモノは絶対外さないなあw