そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

パーフェクト・リポート#2

http://www.fujitv.co.jp/PERFECTREPORT/
脚本:浜田秀哉・小川智子 演出:岩田和行

今週も面白かったよー?(笑)
個々のキャラを見せつつ事件を掘り起こして追っかけて解決。しかも話題づくりの各局横並びの結婚ネタには飛びつかず、独自取材で事件の真相を暴くって、遊軍カッコイー!
まあこの事件がなんでそんな中途半端な状態で松田浩二(岡田義徳)が犯人のひとりってことで捜査終了になってるのかってのはあるけど、見てる1時間の間にそこに突っ込むような気分にはならないってくらいにテンポいいんでOK。やっぱり1時間ものってテンポ重要だよな。そういう細かい重箱の隅をつつかせないようなテンポって。
んで、事件の真相も泣けるいい話。さすが岡田くんはいい仕事したし。
ゲストの犯人役なのにちゃんと内面も描写されてるし、真相で評価がくつがえるような役をちゃんとその前と後で説得力持って描ける脚本とそれを演じられる役者ってことで、キャラの掘り下げもしっかりしてるしなあ。なんで1話目ってあんなにメインキャラ自体が描写ペラペラの薄っぺらだったんだ?やっぱ浜田さんて人がいまいち力不足なの?マジで聞くけどさ。
遊軍のメンツが結構曲者だって言うのも満遍なく描かれてるから、ドラマ全体のバランスとしてベタないい話だけになってないし、前回に引き続き主軸のとこには蒼山の過去のトラウマの話もまだ引っ張ってるから、ちょうどいい感じにエンタメで面白いよ。
赤坂(小出恵介)も、蒼山に流されないで自分のやるべきことをやった上で報道の仕事を全うしてるし、単に悪役ポジションのキャラじゃないというのがドラマを安っぽくしてないよね。
あ、でも若干活躍した桃井(遠藤雄弥)の最後のコケはいらないんじゃないかなあ。そんなとこでミソつけるかとドキドキしたよ。ホントに (^_^;) 
まああそこで”VTRを取るカット”をいれたら取り違えましたっていう記号になるけど、そうじゃないならそういう目先の不安を煽るようなことしてほしくないなあ、ああいう場面でさー。それだけは余計だったよ。その割にVTRが正しく流されてることについては特に強調されてないし。マジでちょっとドキドキしちゃった。
あそこのメンツは厄介者を集めてはいるし能力がないわけじゃないっていうのはともかく、今回、各人が「気になったことを勝手に調べることが全体の方向として正しい」という行動の担保を作ってるんだから、そういう安い引っ掛け演出とかしないでほしいなあ。
しかし蒼山の雑さ加減は結構いい(笑)取材の無手勝流はともかくとして行動の何もかもが「雑」ってのがいい(笑)白石さんのパズルひっくり返して踏んづけてくって、嫌がらせでもなく無意識の雑さってとこが一番笑ったw
あそだ、写真しかでてないあの妙にイケメンな野球選手は誰だろうと思ってたら、窪寺昭かw