そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

龍馬伝#48「龍の魂」(終)

http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
ホントにもうNHKはバカじゃないのって言うくらいありえねえ。
なんで、よりにもよって龍馬暗殺の、あの今井たちが襲撃に入ったタイミングで和歌山知事選のテロップなんぞかぶせるのか?なんであと5分、いや2分でも我慢できなかったのか?しかも当選じゃなくて当確だろ?視聴者なめてない?そもそも知事選が気になる人は龍馬伝見てないって。(とは限らんだろうが)
ウチはなんか相方が「今日は龍馬伝に集中するために、夕食は龍馬伝終わってからにする」っていうくらいに集中して見てたのによー。なんかもう脱力だよ。ホントにNHKは空気読まないなあ。まだ最初のテロップは我慢できたのによー。おかげで肝心の襲撃シーン全然頭に入らんかった。もうバッカじゃないの?何もかも飛んだよ、あれのせいで。ふざけてるよなあ。受信料返せと言いたいよ。当分これ言い続けるよ?
 
それはともかくとしても、最終回、大友さんの演出はシーンごとでは迫力も緊迫感もあったんだけど、何がなにやら。特に最後の方はイメージシーン的な処理が強すぎて意味がわかりませんよ(苦笑)弥太郎の最後とかさ。
大友監督の頭の中では描きたいシーンイメージの方が先行してんだろうなあ‥‥まあそれもあって、その肝心なシーンのテロップもあって何となく台無し感のある最終回だった。
でもやっぱり亀治郎は良かった。龍馬暗殺のために出てきた今井信郎だけど、結局このドラマの結論は龍馬を暗殺したのは誰かっていうより、侍たちの「今までやってきたことを無にした」っていうことであって、そういう新時代を望まなかったものに殺されたってことなのかなあ。
新選組の落ちぶれようとか(服が薄汚れてんのがなんかうら寂しいものがある)見廻組の台頭とか、幕末史詳しくないと何が何だかってとこはあるし(大友さんの演出ってホントにこういうとこの説明ないよなあ)、お龍さんはいつの間にか土佐に行ってるし、本当にイメージシーンの羅列に近いんだけど、まあ描いてるものがそういうものだから仕方ないかな。龍馬を描くというより龍馬が成し遂げたものを見せるみたいに何となくヨサゲに終わった‥‥でもいいんだけど、せめて龍馬が見据えていたものをもうちょっと分かりやすく弥太郎に語らせても良かったんじゃないかと思うけどさ。それともそこでそれを感じ取れないのはダメってこと?まあわからんでもないんだけど、微妙‥‥かなあ。結局弥太郎って狂言回しだったしなあ(苦笑)
福山の龍馬もそれまでとすっかり別人になったみたいな第4部の龍馬は良かったし納得できたんだけど、それってたぶん第4部の坂本龍馬がパブリックイメージの龍馬像に近いから、かなー。第4部は展開自体も面白かったけどね。
まあでも楽しませてもらったんでこれはこれで良し。ホントに最後に暗殺シーンに知事選のテロップさえ入らなきゃもっと楽しめたのにと思うとそこだけはNHKのバカヤロウと言いたいとこですが。ホントにもうちょと空気読めよなー。1年の締めの余韻もクソもあったもんじゃねえ。台無し。これ以上、まともに感想書く気も起こらん。あ、でも亀治郎が良かったのと(二回目)、新選組中岡慎太郎の斬り合いが良かったのはいっとこ。つか上川の殺陣についてく泰造すげえなあ。泰造の近藤さんは普通にアリだと思うけど、まじめに泰造の役者スキルってときどきすごいなあ。テロップ入りの暗殺シーン見返す気になれないけどあそこも凄かった気がする。来週再放送録り直して見返すよ。
まーでも1年間、ワクワクする気分で楽しませてもらったし(前半の龍馬があまりにもムカついたことも今は昔のことよw)キャストはとにかく好みの人選ばっかだし、映像も好みだったんで楽しかった。ホントに特撮、つか平成ライダーライクの大河だったなあ(笑)最終回にOP省略ってのも平成ライダーっぽいw
 
あとこないだの福山が出たスタジオパークも見たけど、あれはウラ話とかいろいろあって面白かった。レビューはしなかったけどさ。
福山的ベストは饅頭屋の死で大泉大好きってのはよくわかったし(笑)
投票の?ベストシーンが3位清風亭で2位が遙かなるヌーヨーカ、1位が寺田屋騒動ね。オレ前半で一番好きなエピソードって父上が亡くなるヌーヨーカだったんで、それはちょっと嬉しかったな。スタジオの隠しゲストも児玉さんだったし。そういや美女と野獣で共演してたんだよなー。‥‥と思いだしたようにメモっとく。