そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W(ダブル) feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)

http://ooo-w.com/

監督:田崎竜太 脚本:三条陸井上敏樹小林靖子
なんかわかんないけどスゴかった(笑)田崎監督の仕事は最近スゴすぎる。仮面ライダーコア、メチャクチャすぎて何が何だかよくわからんがスゲェ(笑)
 
一応初日だからネタバレってことにしときます。バレるようなネタバレなものはなかった気がするけどさ。
 

仮面ライダーW→スカル

スカルの方は、面白いかどうかは好みの問題かなあ。完全に昭和ライダーのノリで、ホントに時代設定10年前?と思うくらい。風都の10年前は昭和か?w
オレはちょっと苦手かなあ。こういう昭和テイストは。そういうものだと思えばそれはそれなオーソドックスな感じはあるけど、Wの世界にオーズとかグリードとか出てきてるからというより、亜樹子がメモリの力で父親の壮吉がスカルになった過去を見るという構造が、プロットの単純さのわりに妙にゴチャゴチャしてるってのはあるかなあ。ゴチャゴチャというかガチャガチャしてるというか。混ざらないものを混ぜてる感じ。もう一回見たら意外と気にならないのかもしれないけどね。
でも壮吉の話ってことでサムとか出てきてるし、歌姫設定とか芸能事務所が完全にマフィア的なノリだったり、TVシリーズよりは妙に納得するというか「W」の世界本来こういうV シネでもいいのかもって気はする。好きではないけどね。
それってつまりすごく昭和的ってことだけど、やっぱり風都って昭和的世界観でいいのかな。少なくとも風都では平成22年じゃなくて、昭和85年とかなんじゃないかと思うなw だって対ドーパントのアクションがタンクローリー上って、田崎監督ほかスタッフはわかってやってるんだと思うけど、その絵面は昭和すぎるから!(笑)
鳴海荘吉(吉川晃司)の相棒のマツが山本太郎だけど、それ自体は違和感ないんだけどマツのキャラがちょっと気持ち悪かったぞ?あんまフィリップ的な役どころをダブらせないほうが良かった気もするし、壮吉の相棒じゃないほうが良かったのになあとオレは思ったんだけどなー。年齢的にも山本太郎って30後半だった気がするから、ちょっと違う気もするし。むしろあれはありがちな展開だとハタチちょいくらいにして壮吉の弟分とかそういう役どころだよなあ。メリッサの年にもよるけどさ。てかあの時点で荘吉って40過ぎでいいんだよね?吉川の実年齢でw 逆にビギンズナイトの荘吉って50代でいいと思うんだけど。 
だからあれを相棒にしてる荘吉の罪‥‥って、それもなんだかなーと思うし、むしろ腐的なものを感じることよ(苦笑)ああ、そういう気持ち悪さかな?(^_^;)
でも荘吉の「俺の罪は数えた。さあ、お前の罪を数えろ」の決め台詞はカッコ良かったし、やっぱ翔太郎たちがいうのより断然深みがあった!吉川スバラシイ!カッコイイ!アクションはもちろんサイコーカッコ良かったし!やっぱりクルクル回る〜!
テイストはともかく、話としては面白かったかな。ただ子供には難しいんじゃないかなあ。完全にVシネ(笑)
スパイダードーパントはエロかったw 半ケツ衣装とか、誰の趣味だ?
あ、もちろん現代パートの翔太郎とフィリップもいつもどおり‥‥だけど活躍はちょっと少なかったかなー。メインは亜樹子だしな。まあしょっぱなから照井の「なんで変身してないんだ!?」「お、俺に質問するなー!」はあまりにもネタすぎるけどさ。出オチか、照井w
あ、そだ。あと新事実‥‥だよね?シュラウドが荘吉の幼なじみだったって。てことはフィリップ=來人は壮吉からしたら親友の息子ってことか?それなのに荘吉の娘はどこの馬の骨ともわからない照井と結婚するわけですね?てか翔太郎の存在意義って、ますますなんだったんだー?(苦笑)
子供の頃の翔太郎はよかったけど、あの隣の女の子は誰?そんなゲスト出てきたっけ?あれー?どうせなら子供の霧彦も出せばよかったのに。あとどうして荘吉は妻子を大阪において一人で風都で探偵やってたの?
それと、ガイアメモリは出てきてるのに園咲家が名前だけでも出てこないのはなんか納得行かないなあ。細かいところで突込みどころがあるっつか、それともカットされたのか?いやそういう問題じゃないかw しかしシュラウド‥‥何がどうしてどうなったのか。想像の余地ありすぎる(笑)
 

仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望

信長の野望ではなく欲望w
えーと、9月に始まった番組の12月公開の映画の脚本を書いてしまう井上敏樹先生はマジでスゴイと思います(笑)1月始まりの時の夏映画でも撮影が6〜7月だし、早いっていっても脚本段階ではギリギリ見れてたんじゃないかなあと思うんだけどさ。9月始まりって9月にはもう脚本上がってないとマズイよな?しかもそうとう本編仕様の映画だし、厳しいよなあ?まあTVのオーズとは若干違うってか、ノリや雰囲気は別物だったけどな(笑)
別物でも仕方ないかもしれないけど、映司とアンクのコンビのああいう感じってのは完全に靖子たんカラーってことかー。てかまあ今回の映画は映司とノブくん(ノブナガ)の友情ものだから、アンクは絡めづらいんだろうけど。
そしてノブくんはどうみても「アルジャーノンに花束を」です。ありがとうございます(笑)
その上で、内容的にはなんかすごく惜しい気がする。
こういう話好きだし、井上先生の映画脚本にしてはすごくストレートでまとまってると思うのに、明らかに描写が足りないところあるもん。
いつもの軽いラテンな感じがまったくないのは、たぶん火野映司というキャラの解釈が靖子たんと井上先生じゃ違うからかなあ。でも出来上がった映像はたぶん見てないであろう井上先生の映画の映司がこうなのは、何となくだけどわかるんだよな。TVの方よりちょっと骨太で悲しみ背負ってる感じのキャラかな。むしろ正統派風来坊キャラで、ちょっと可哀想な感じになってるのがそれはそれでいいしw
まあ映司のキャラを普通に解釈したらこうだと思う。靖子たんの映司とアンクの関係性がちょっとオタク好みなんだよね、たぶんw あとまあたぶんTVの方もまだ入ったばかりだったろうに、そこら辺違和感なく演じわけてる渡秀何気にスゴいかも。
でもこれもやっぱりテイストは昭和的なんだよな。今までの井上さんがやった平成ライダー映画でいえば、一番雰囲気的に似てるのは剣映画じゃないかと思うんだけど、あっちのほうがまだ平成的かな。なんでか今回はすごく昭和的なんだよなー。田崎監督がスカルに引っ張られてるのかなあ?
だからこの映司にアンクが絡めないのはわかるんだよ。まあ他のグリードも顔出し程度しか出てないし、鴻上会長・里中くん・後藤くん・真木博士が出てても会長しか動いてないからな。(真木さんがもうあの真木さんだったw取り乱すしーw)
何となくいつものオーズではないよな。もうちょっとシリアス、でもこれはオレは好き。だから惜しいと思うの。
というか、何が惜しいかっていうと、ノブくんが変わっていく過程はもうちょっと分かりやすく描いても良かった気はする。なんの予備情報もないから最初意味がわかんなかったもん。
アンク出番が少ないからアンクにでも突っ込ませても良かったんじゃない?あともうちょっと賢くなる前のノブくんと映司のシーン入れて欲しかった。その上で誰かがノブくんが学習して変わっていってるっていうのに突っ込んでくれないと。映司の公園ライフは別に描かなくてもいいからさ。あれ余分。てか逆になんでクスクシエにいないんだろうって思っちゃうよ。最初の方で知世子さんがブラジル行ってるから店が休みだって言っといてくれないと。
それと公園ライフはともかくお金を配るってのはどうかと思うよ。「困ってないならいいや」を言わせたかったんだろうけど、それはいい人ではなくただバカです。欲望のない人の描写としても間違ってると思うなー。
まあそういう突込みどころはあるけど、これはOK。
その後の仮面ライダーコアとかもうなんで出てきてるのかよくわからないんだけどいいよ、派手だから(笑)なんかわからないところがカッコイイ!(笑)
オーズはフォームチェンジおおいし、さらっと新フォームだし。タカ・クジャク・コンドルでタクコン?派手すぎるw あ、そういやあのメダルケースはなんだったんだ?アンク出ないのかと思っちゃったよ。
それと2号ライダー仮面ライダーバースもあっさり登場。やっぱりというかあの形見て「ガチャ?」と思ったとおりに回すし!(笑)なんでガチャなんだ?メダルいれるから?そういう事?
しかも意味もなくノブくんが変身したと思ったら、本命は後藤くん。よかったな、後藤くん!鴻上会長のお付きで一言もしゃべらないまま終わるのかと思ってドキドキしたよw ちゃんと2号ライダーになれてよかった。ハッピーバースデー、新しい後藤くん!
映司のオチはちょっと笑ったw だからそこでなんで知世子さんの留守ネタを‥‥それともカットされたのかな?ないとあのオチ生きないよね。DC版では復活させといてー。
でも何の予備知識もないまま、何の期待もしないまま観に行ったせいか、思ったよりてんこ盛りで面白かったかな。もう一回見たらもうちょっと楽しめるかも?
 
追記。
そうそう、友達に言われるまであんな長々とした珍妙な演出だったのにすっかり忘れていたよ(笑)
あのノブナガの鎧武者怪人ってやつとオーズが戦ってるとこの、意味不明のバレリーナのダンスのコラボ画面!何あれ?あれはわからんよ田崎監督!(笑)記憶に残ってたなかったくらい脳が拒否してたっぽいw
ていうか、比奈ちゃんの先輩がなんでバレリーナ?ってのはまあいいとしても(比奈ちゃん服飾デザイン系だろー)、その明智光秀の末裔のよしの先輩とノブくんの因縁というか、なんで惹かれたのかくらいはちゃんとセリフで説明してくださいよw 田崎監督は若干説明するべきところで説明が足りないんだよなー。あと青いプテラノドンは幹部なんですか?うやむやだったけどいつの間にか居なくなってた?コアになったのはヤミーの方のだよな。
あと知世子さんのリオのカーニバルはもしかしてクジャクメダルの力を表してたのか?(笑)いいけど羽のつもりかもしれんが、クジャクのあれは尾羽です。飛べません!w せめて真ん中コンドルにしようよ、クジャクの担当は足だろw

 

初日だから舞台挨拶オーズ組@バルト9

田崎監督、三浦涼介渡部秀高田里穂大口兼悟の5人。
監督はスーツだけど、三浦くんはいつもの映司みたいな格好。里穂ちゃんの格好がエライかわいかった!辛子色のノースリワンピってかミニドレス。劇中
の衣装よりこっちのがカワイイ。
これ→http://st37.storage.gree.jp/album/29/08/23492908/bf31a4e9_640.jpg
トークは挨拶と見所的なコメントで20分くらいかな。どうせ今って詳しいニュース記事出るだろうからそっち参考で。
というかさ、今まで特撮番組にはほとんど関わってないはずなのになぜか特撮カテゴリに入ってる大口くんがやっとライダーに変身しましたよ!オメデトウ!(笑)
渡秀の見所は映司とノブくんのパンツ姿のとこかな。モンシロチョウのw 大口くんは渡秀とはちょうど10才離れてるからどうかなーと思ってたらしい。大丈夫だったけどって話。てか、大口くんハダカ!出てきた時からハダカ!パンツ姿は尻がきゅうっと上がっててスタイルいいよなー。渡秀もいまどきのアラハタイケメン役者と思えないくらい体いいけど。さすがスタッフは見せどころをよくわかってるよなー(笑)
大口くんと三浦くんは3年くらい前に仕事してるから知り合いだしってことで。
劇場内のお子様たちがどうもみんな腕アンク状態だったらしく、三浦くんはいたく感激してました。コメントが少なかったんだけど、そこ突っ込まれると「これ以上しゃべると泣きそうだから」ってw
反面渡秀はよくしゃべるんだよな。物怖じしないでさー。ホントに新人か?(笑)腕アンクが多いのを見て腕映司もみたいとかわけわからんこと言うしw
そんな感じでWサイドのキャストもいないしわりとあっさり目に流してた感じかなー。楽しかったです。
それと劇場予告でやはり、というか案の定、というか春に何だかオールライダー的なデンライナーが走るらしい。もうどうなってんあ、どこまで行くんだw