そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

KAGEROUその後・2

面白いネタを拾ったんで、下の新聞広告のと合わせて記事にしとく。長くなったから。

荒川強啓というかゲストの豊崎由美がメッタ斬り(苦笑)8分くらい。
豊崎女史の言うことはまったく正しいけど、タイトルを寒いダジャレにするのだけは勘弁w KAGEROUに意味無いじゃんってのは同意だけど。
「カゲロウ」って言われても何が儚いのかもよくわからない。どっちかというと「どっこい生きてる」じゃないのかなあ、ヤスオがさw 全国”どっこい生きてる”協会、「全ど協」(笑)
まあこれ、タイトルも人物造形も何もかも、なんとなく〜な雰囲気優先なんだよな。ほんとに深みがないよ。
世の中の批判的批評よりはちゃんと的を射てるんで何が問題なのかは分かりやすいです。修飾的比喩表現を小説初心者の陥りやすい罠ってのはオレも言った気がするけど、豊崎女史がもっとちゃんと論理的に説明してくれてます。てかポプラ社の編集は削ればよかったのになあ。でも削れないか(笑)時間があれば説得して書き直させてたかもな。
この女史の批判と下の新聞広告の読者メッセージをあわせて読むと‥‥ほんと酷いなあ(笑)
 
昨日の新聞広告。KAGEROU発売日から殆どつぶやいていないヒロたんですが、KAGEROUのお礼として彼がオススメしたツイートがその本の書評に使われとりますよ。「KAGEROU発売日のTwitterより」って(笑)タレント本の幻冬舎の本ってのがまたなあ(苦笑)
と思ったらその次の紙面には「KAGEROU」の広告が。読者からのメッセージってのがまた主に30〜50代の女性ばっかって(あ、男性二人いるか)‥‥
この手の本の読者の書評と本の内容の乖離ってこういうことなんだなー(棒読み)てか、この本を「素晴らしい、感動した」って声を大にして言えるってスゴイなあw 今までどんな本読んできたんだよ。
 
まあ個人の感想は人ぞれぞれですが、「何年かぶりに本を買って読みました」という読者たちの「今までにない内容」とか「久しぶりに本を読んで感動しました」ってコメントってどうよと思うが。それだけ良い作品だということを言いたいんだろうけど、普段本を読まない人間の本の感想なんて、信憑性あるわけ無いじゃん。