そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ゲゲゲの女房 20週目「妖怪いそがし」

http://www.nhk.or.jp/gegege/
今週も家族の話メイン。まあつまんないってこともないけどすごく面白いってこともないかな。むしろこの普通のホームドラマを面白く見せる脚本スゴし。
というか藍子の言うことはもっともだと思うんだけどさー。まあ高尾山に行ったという妄想/創作日記はともかくとして、布美枝とかが鈍すぎると思うんだよ(苦笑)
まあ茂の仕事っぷりを見てきて、「漫画家も立派な仕事です」と思うのはそうだろうし、マイナーだけどはっきり言って最終的に勝ち組の「水木しげる」なんだからそれも当然、むしろ積極的に職業漫画家って言える立派な仕事だと思うんだけど、それを子どもがどう思うかっていうと、ねえ。
オレ長女よりたぶんちょい下かな、その頃にはウチは週刊漫画雑誌読んでたと思うけど、でも当時水木しげるは認識してなかったかなあ。田舎だからアニメもやってなかったのかな?ともかく、親が漫画家だっていうことを小学生が受け入れるのは難しいと思うんだよなあ。つか、たぶん一番いいなと思うのは普通の会社員のサラリーマンだと思う。うちの親大工だったけど、普通にサラリーマンの親ならいいなあと思ってたもん。いや単にイメージ的にね。”普通の家庭”が良かったの。
だからいろんな意味で自由奔放すぎる次女はともかく、長女がそれを嫌がるってのはすごくよくわかるよ。というかやっぱり次女って自由だと思うなあw(ウチもだよ)しかもこの長女って、「お父さんの漫画には夢がない!」の、水木漫画より手塚治虫が好きな長女じゃなかったっけ?ウロだけど。
その長女に、お父さんの仕事の社会的なポジションと自分の立場のすり合わせってのは難しいと思うんだけど、今週分丸々それを描いてたこのドラマはすごく面白いなあ(笑)
てことでオチがあのオンボロ山小屋別荘だけど、「貴族」に反応する娘ふたりが面白すぎる。スゲー分かるw 脚本上手いよなあw
あとミシンの話だけど、ウチにもあの時代の足踏みミシンってあったし、オレも高校生くらいまではよく使ってたけど、あの時代のミシンって丁寧に使えばよく動いてたんだよね。今のミシンの訳のわからなさというか使いにくさ(うちの電動ミシンってちょうど足踏みスイッチがない時のやつだからスゲー使いにくいの。足踏みスイッチなくした奴は本当にバカだと思うよ!買い換えたい!)ったらないというか、本当に使えるものなら今だって使いたいくらいですよ。直線縫いでいいなら20年くらい軽く使えるって。メンテやってくれる人はいないだろうけど。
でも昭和47年くらいって既製服が安くなって自分ちで服を縫わなくなったってのはそうなんだと思うけど、洋裁をやっていたとはいえ、布美枝さんが子供たちの洋服を縫っていたってのはそういう家事しかやることがなかったにしてもいいことだと思うなあ。でもなんというかその反面、やるべきことしか見えてなくて子供の気持ちは見えてなかった‥‥ってのもそんなもんだよな。
この時代が一番つらかった時期だっけ?これの前だっけ?茂さんはそれなり考えてはくれてるけど、そういうもんじゃないのも家族だよなあ。常に話してないと気付けないことがあるし、やってるようで出来てないのが家族の難しさ‥‥ってことなのかな。
そんな中、イカルが何気にイトツを教育してるのもスゴイな。話の展開としても先行き考えてるってことにしても。というか村井のお父さんはいつも楽しそうでいいよなあw 自分の旦那だとどうかと思うけど、なんか癒されるな、極楽とんぼでw