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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

監督:アンドリュー・アダムソン


 
1があんまり面白くなかったから2は見に行きそびれちゃったので、金曜ロードショーで。ちょっとながら気味にざっくりと見ちゃったけど。
基本的にハリポタみたいなPRG風の子供向けお手軽ファンタジーと違って根っこが血なまぐさくてキリスト教的なイメージファンタジーだから、脚本的には分かりにくいことはなくても、根本的に理解しがたい話なのは確かだなあ。原作読んでないと分かりにくいかも。オレも原作読んだのは子供の頃だから、今回の話はかなり忘れてるなあ。いや原作持ってるけど読み返してないだけね。3を見る間に読み返したいな。(あくまで希望)
そういやこれ公開したときになんで研音はヒロたんをハルクなんかじゃなくてカスピアン王子の吹き替えに押さかったんだろう!と散々グチグチ言った気がすんだけどさ(笑)本当にどうしてイケメン、カスピアン王子をやらせなかったんだ?カスピアンのルックスならヒロたんの声ちょうど合いそうだし、続編もあるからおいしかったはずなのにー (  ̄ 3 ̄)
 
それはともかくとしても、画面はすごくキレイで、外国製ファンタジーって、向こうの人はピンク肌が多いから青みのある画面だとキレイだなあ‥‥って感じでした。ナルニアの動物たちのCGもあまり違和感なくて全体に映像レベルは高いんだけど、やっぱりハリポタみたいな派手さはないんだよな(苦笑
まー、キャストもキャッチーにカワイイわけでもなく(オレはわりと好きなんだけど)、ファンタジーだけど意外とこの主人公の子たち人殺してるし、まあその辺もそもそもナルニアでは一度大人になって国を治めてたという過去があるから厳密には子供じゃないし、見た目は子どもでも聞き分けがいいからなんとなく子供のためのファンタジーではないような。そしてやっぱりメインは戦争のシーンだしな (^_^;)
話自体は国を取り戻すだの治めるだのそういう話だから、あまりカタルシスもないし、うーん、なんでこれ映像化しようと思ったのかなあ‥‥って言っちゃマズいか(苦笑)映像的には見所あるけど、今回の話はお話的には難しくて分かりにくい、特に日本人にはって話だからなあ。アメリカでもムリか。
カスピアン王子はイケメンすぎるし、リーピチープもカワイイし、スーザンは意外と漢らしく活躍してるし(ペベンシー家の子供らも頑張ってるが)、そこら辺の見所はあるんだけど、映画としては微妙。
第三章はオレが一番好きな「朝びらき丸〜」の話なので何とか見に行きたいと思います。リーピチープが活躍するはずだしな!
そういや事情はあんま知らないけど1,2章と第3章って配給違うんだって?今回まではディズニーで次が20世紀フォックスか。まあ第3章でやめといたほうがいいって気はする。基本的にシリーズ物の児童文学ファンタジーは映像化するべきじゃないね。1本ずつ単品で見たときにネタとして難しすぎるよ。