そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

高校生レストラン#2

http://www.ntv.co.jp/kouresu/
 
やっぱりなんだか、話としては間違ってない気がするんだけど、ドラマとしてはなんかオカシイんだよなあー?
だいたい吉崎先生(板谷由夏)の言ってることって、教育者としても人としても間違ってないかなあ?それに気づくって話なんだったら別にそれはいいんだけど、それならもっと悪く描いとくか、学校としての意見を代弁させちゃいけない気がするんだけどさ。お金を取らなきゃ、一体誰が食材費を払うのさ?学校としての、校長の思惑とかもなんだか曖昧なままだし。
町おこしにしても、お遊びじゃないレベルなんだから、衛生管理とか最終的な責任って誰が負うんだ?というか高校生の作った食事をお金とって販売してもいいの?
あと思うんだけど、未だに調理クラブの本気度がよくわからないんだよなー。
いわゆる普通のクラブ活動としての調理クラブだと作ってみんなで試食して、単に調理技術を趣味レベルでも学びたいでいいんだろうし、調理師になるためにって人はもっと技術向上したいってことだろうけど、だったら料理が下手だからフロアに回されるのはやっぱオカシイと思うしなあ。
吉崎先生の言う格差とはまた違うけど、それは違うと思うんだけどなー。それこそ調理クラブは料理を作って、フロア係は学校内でレストラン用のボランティアフロアスタッフを募集すればいいだけじゃないかなあ。
高校生の実話ベースだからなのかもしれないけど、なんか明らかな対立構図とか悪者を作れないせいで、妙な無理がある作劇になってる気がしなくもないけど?
新吾が店を辞めた理由はともかくとして、高校生の作るものをダメとは言わない料理長とか、だからさっさと見切りつけて戻って来いとか、その言い草もどうかと思うんだけど。料理長的にはレストランが上手くいかなくて新吾が戻ってくるほうがいいってことじゃん。しかも一度怒って辞めさせてるのに。それってなんか人としてどうなのよとも思うし、そういう料理長のいる店が美味いとは思えないよ。
なんかいろんな意味でやっぱモニョるなぁ。
いいけど部員たちが教わる前に作った御膳、一応形にはなってるんだけど、形になる程度に作れる実力はあるんだ?やっぱりあのクラブの本気度がわからないよ。
リタイヤでいいかなー。