そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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JIN -仁-完結編#7

http://www.tbs.co.jp/jin-final/
脚本:森下佳子 演出:平川雄一
 
仁先生〜(^_^;)やっぱり最低限の歴史くらいは、いい年の人間なら知っといたほうがいいような気がする(笑)いや人のことは言えませんがw
それともかつてのタイムスリップSFで(戦国自衛隊とかさ)、やたらこまかく歴史に詳しい人間がいるほうがおかしいのか?
とにかくまさに坂本龍馬大政奉還をして歴史が大転換を迎えるときに、仁先生はずいぶんと呑気だよな(笑)
つーかさ、うすうす仁先生がこの時代の人間じゃないと気がついてるっぽい野風さんはともかく、咲さんの聡明さには目を見張りますよ!スゲー!ただの武家の子女とも思えない聡明っぷり。現代人の仁先生のほうがよほどなにもかにもに疎すぎると思う。
まったくもって咲さんの言うとおりだけど、仁先生の言う歴史の修正力がどうこうって、そもそもただの人間にそんなことを見通せるわけもなく、咲さんが言うように、仁先生がいた事で変わった歴史こそが「真の歴史」なんだよな。つまり仁先生の知ってる歴史はイコール視聴者の知ってる歴史だけど、もうすでに大枠は変わらないにしても(そこはそれ仁先生の頭痛でね)細かいところで変わっていってる、人の生き死にはコントロールできなくても歴史は変わるんだよ、より善い方へ‥‥ってことですか。
それが意味することはここでとやかくいうことは意味が無いけど(だってフィクションだから)、少なくとももうすでにパラレルワールドへの方向転換はしてるってことだよな。ここからはIFの世界。
まあ一応原作を最後まで読んだにしても今それを言ってもしょうがないのでってことで、とにかく今後の未来は仁先生も視聴者も知らないけど、つまり「もし江戸時代に現代医学の知恵があったらどうなるのか?」というシュミレーションドラマになるってことかな。
そんな中で野風さんの子供は絶対に生きて未来にその生命をつながなければならない‥‥というプレッシャーの中で、仁先生がどういう判断をするか、たぶん野風さんの命か子どもの命かって話だろうけど、まさにそれこそが今があってこそ未来があるという、その「今」が現代なのか江戸時代なのかはともかく、「今その時」ということには変りないってのがこの「JIN」って言うドラマのテーマじゃなかろうかと。
命をつなぐってことは、当たり前のようで当たり前じゃないんだよな。
まあオレもいろいろ思うとこあるけど、それは次回でいいや、覚えてたら。