そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンター シーズン3 #6「追え!ピストル郵便配達人(明治時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
 
郵便脚夫の仕事をレポするつもりが、思わぬところで拳銃強奪事件を追うドキュメンタリーに(笑)
というか何気に伊豆韮山から東京まで走っていく沢嶋スゲーな!
そういや前に郵便配達夫の映画なかったっけ?見てないけど。(うろ覚え)
オレもてっきりこの手の話は現金書留目当ての強盗事件だと思ってたんだけど、実は現金の扱いは郵便じゃなく、局で受付だけしてあとは民間業者に委託してたってのは初耳でした。まあ郵便物だってお金と同じくらい大事だけどな。
まったくの一般人じゃなく郵便配達中の事件で、公にも配達物を回収する必要があるのになんで電信で先方の局に知らせないんだろう、いくらなんでもこの時代にも電話はともかく電信くらいはあったような‥‥と思ってたけど、当の正太郎がまったくそれに気がついてなかった‥‥って!おいおい。というか他の局員も気がつけよ‥‥
まあ自分で追いかけるはいいけど、いきなり他の郵便脚夫に荷物見せろって、自分だって同じ仕事なんだからそれが通らないことくらいわかるだろうに。実力行使にでて拳銃で撃たれるとか、正太郎さんどんだけ気が動転してるのか、それともほんとに頭悪いのか‥‥とボンヤリ。身分証明はあの半纏なのねー。
そういや韮山の局長に渡されたのはいざという時のためのお金ってことでいいのかな?60キロ以上を走る人力車もスゲー。というか帰りも大変だろよ。ほんとにさ、電信一発打っとけば‥‥と思わざるを得ません。でもまあ無事に解決してヨカッタヨカッタ。そのお陰で明治になりたての頃の情勢もよくわかったし。不貞氏族ってずいぶん乱暴なこと考えてたのねん。
郵便脚夫の拳銃携帯は昭和20年まで続いていたってのもビックリ。つい最近やんけ。あと郵便馬車が導入されても短縮時間が「30分」ってのもビックリ。3時間とかじゃないんだw 郵便脚夫、優秀だなあ!
なんか今でこそ当たり前の郵便システムを命がけで維持してくれた先人に感謝ですなあ。本当に。
そしておきよちゃんの恋文のお陰で、この緊迫感あふれる拳銃強奪、ひょっとしたら不貞氏族のクーデター事件が、最後にほのぼの終わってヨカッタヨカッタ。構成上手いなあ。
郵便配達の人たちは今も昔も人の気持を届けることに命賭けてるってことですね。エエ話や〜