そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーオーズ#44「全員集合と完全復活と君の欲」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
脚本:小林靖子 監督:柴崎貴行
『わかった。私は‥‥私は‥‥、お兄ちゃんと映司くんを助ける!』
 
もうそろそろ終わりで、カザリが結構惨めに退場して、ドクター真木がグリード化(紫のキンタロス!w)して、800年前のオーズのこともちょっぴり語られたけど、なんとなくあんまり面白くはない話だったなあ。柴崎監督にしてはイマイチというか、いつもほどではなかったかなあ。ちょっと仕事的に中途半端というか、全体に話が面白くなかったからか、むしろデリケートな展開だったのに突っ込み不足だったというか‥‥それならもっと絞ってもいいような気がするけど、まあ時期的に映画もあるからそっちに気を取られてたのかなあ?いつもの柴崎マジックと比べたら、みっちり感と爽快感はなかったな。
というか、鴻上会長のいうこと聞いてると、最初は映司くんを器にするつもりはなかったのかもしれないけどオーズにするつもりはあったんじゃないのとしか‥‥そのつもりがあってあそこの美術館バイトに来るように仕向けたんじゃないの?(^_^;)本当にたまたまだったの?
んでそうなると紫のメダルは、他のメダルを壊すために作ったものってことだよなあ。
まあ話があまりなかったんであれだけど、映司くんの「欲望」とかどうしたいのかってのは未だ本人の口から本心としては語られてないよな。戦うしかないっていうのはあくまで成り行きの状況としての決意というか心構えってだけの話で。それを言うのも後藤くんだしな。
アンクの方は『俺はグリードなんだよ!一番欲しい物を手に入れる』『欲しい物って?』『お前たちじゃない』って言い切ってるけど、それもどこまでが本心かってのはあるけどさ。
というかむしろ比奈ちゃんのほうが、アンクに対してお兄ちゃんを取り戻して映司くんを守るってはっきり言い切ってるけど、それはどちらかというと「欲望」じゃないと思うし。欲望って難しいなw
じゃあこの物語の中で言うところの「欲望」ってどういうのが正しいの?鴻上会長の「欲望」って何さ?アンクの「完全な存在になりたい」が欲望だっていうならそれも欲望でいいんだけど。というか、何かがたりないから「グリード」、つまり「欲望」なんであって、グリードという存在が完全になったらグリードじゃないよね。
まあイマイチその800年前の王が何をしようとして欲望という名のメダルというか存在を創りだしたのかそこらへんがまだ曖昧なんだけど。そして紫のメダルは本来誰が制御するもので、どう使うつもりだったんだと。肝心なことは、実は何もわかってませんよと。
まあお金持ちで贅沢な生活をしてて、物質的には思えば願いが叶う生活してた映司くんが、今更ささやかな後藤くんのお財布の中で叶う程度のことじゃたいした欲望の足しにもならないんだろうけど(後藤くん、なんていい人!そんなの鴻上会長に請求しなよw)、まあ楽しいからいいんじゃないかなあ。そこら辺の反応もイマイチわかりにくかったんだけど。というかどういうつもりであのシーンがあって、それを映司がどう思ってるのかってのは、今回の話としてはもうちょっと突っ込むべきとこじゃないのかな。紫のメダルとドクターの関係がああなように、映司くんと紫メダルの関係も描くべきというか、映司くんの夢や欲望にどういう風に繋がるのかが知りたいんだよ。
というか一緒に見てた相方がずっと「もっと大事な欲望があるだろう!」と主張しててナンダかなーなんだが、そこらへんはどうなってんだろな、映司くん(笑)むしろそっちのほうが重要じゃね?比奈ちゃんとはまったくくっつく気ないみたいだけど?w
ちょっと駆け足だが、まあこんなとこで。
 
追記〜。
比奈ちゃん、メダル投げるの上手いよ!思わずTVに突っ込んだよw ちゃんと3枚一緒に投げてるし、お兄ちゃんよりよほど器用だよなー(笑)


 
予告。
そろそろ締めなのかなあ‥‥大丈夫なのか?というかアンクはどうしたいんだろうなあ。