そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(3D・字幕)

http://www.tf3-movie.jp/
監督:マイケル・ベイ 脚本:アーレン・クルーガー

 
なんかスゴかったー!
思ったより長くて(2時間34分!)話ときたらまったくよく分からないんだけど、退屈はしないかなあ。
トランスフォーマーは大本は知ってるけど、映画は1がつまらなかったんで結局2は見てません。(TVでもな)でもオレはマイケル・ベイは好きです(笑)でも今回の映画はとにかく予告編で見た映像がスゴかったんで、見ようと思いました。はいw
というか、最近X-MENにしてもこれにしても、過去のネタを絡めて、実は‥‥という話が流行りなのか?(そういやまだX-MENの感想書いてなかったよママン‥‥)
アポロ計画の裏には実は、月の裏側に不時着した機械生命体の調査という真実がありました‥‥という話だけど、TFの映画に関してはオレは話はどうでもいいと思ってるし2も見てないから、そこらへんは割愛。要するにそういう裏がありましたっていう前提の話だよね。
というか、オプティマス的に言えば、尊敬してたかつての司令官が実は自分たちを裏切ってたっていうありがちな話で、今回はサイバトロンというより彼、センチネル・プライムと戦って第二の故郷である地球を守るという話だよな。OK。
チケが取れなくてIMAX3Dでは見られなかったけど3Dで見ましたーってことで、画面は超かっこよかったです。むしろそれしかない。本当はデカイIMAX3Dで見たかったけどしょうがない。

しかし話の大枠はちゃんと分かるんだけど、ストーリーの流れとか展開とか細かい所がどうしてそうなるのかまったく理解出来ない。マジで。2を見てないからサムの重要性が分からないのか?そういう問題?そしてどうやらヒロイン降板騒動があったらしいサムの恋愛とか殆どどうでもいいし、スタイル抜群で優秀らしいその彼女がどうして冴えないサムにぞっこんなのかもまったくわかんねー(笑)ただ3Dで見るスタイル抜群の女性の後ろ姿のお尻とか足とかかなり目の保養w 彼女はとにかくやたら意味なくクローズアップされてた(笑)貴族でモデルの23歳、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
だが映画的になぜサムと一緒にあの戦場にいるのか、いる意味あんのかよってこととか、とにかく何もかもがまったく理解出来ないシチュエーション(笑)でも理解出来ないんだけど、そのすべてがどうでも良くなるくらい映画は意味なくカッコイイ!(笑)本当に映像だけでも見る価値はあったよ、オレ的に。だってマイケル・ベイ好きだもんw
予告でもあった、ワーム型のドリラーが街を破壊していく爽快感とその映像の美しさ、大仰さ、その描かれてるシーンのバカさ加減すべてひっくるめてアルマゲドン的なバカカッコ良さが最高!
よくわかんなかったんだけど、飛行部隊とか出てきて攻撃するとかパールハーバー的大仰さのワケわかんなさ。そうは見えないけどバカ映画w そういやアルマゲドンパールハーバーもベイ監督だよな、知ってたけどw マジ清々しくなるよ、バカ映画すぎてw
あと映像というか構図が日本のロボットアニメっぽいというか、ああいうのはハリウッドものでは余り見ない気がしたんだけどトランスフォーマー同士の格闘戦はちょっとそんな感じがあるような。拳カットとかアニメはともかく映画ではあんまり見たことないよなあ。今回はロボットたちの表情もアニメ的というかわかりやすかった気がするし。(2見てないんだけど1よりは遥かに)←追記。なんかロボ戦の不出来に激怒したスピルバーグがロボットなら日本人だろうと言って、日本人アニメーターを引っ張ってきて絵コンテ切らせたという話を友だちに聞いたんですが‥‥(笑)(あ、パンフはまだ読んでない、その辺なんか書いてるかな?)
とにかく構図が無駄にカッコイイんだもん。話の展開が理解不能でも余裕で許せるwww
トランスフォーマーたちの変形シーンとかカッコヨすぎる。オプティマスのバトルシーンもカッコイイんだよ!ドリラーだけじゃなく、とにかくやたらみんなクルクル回るね。車もロボットも。そういやパンフに車500台以上潰したってあったらしいけど、マジかよw
そういうとこに限らずだけど、ものすごい密度の画面なのに、もうどこからどこまでがVFXなのかまったく判別つかないくらい自然に見えすぎて、本当にあんなロボットたちが大都市を破壊してるのを撮影してるのか?としか思えないレベル。ときどきスゴイことやりすぎてて何が起こってるのか理解出来ないのが困るんだけど(笑)というか、あんな戦場にいたらみんな死んでるっつーの(^_^;)
んで、画面的には素晴らしく凝ってるし3D対応なのか、とにかく出てくるメカのディテールが細かくて、これを3Dにする意義があるとしたら、そういうところでなんとなく立体的に見えてそれっぽく見えるってことくらいかな?なんかああこれが3Dかと思って見てたというより、普通にちょっと奥行きのあるキレイな画面って認識。そういう意味では特に3Dであることの意味はないかもね。とにかくそれっぽく自然にリアルに見えるって感じかなあ。時々メガネ外して見たけど、3Dじゃないと普通に普通な画面かも。
それよりあまりにもそういうとこで細かくディテール落としすぎてるかから、スケール感が全然ないのが問題かなあ。
ディセプティコンの巨大宇宙船もスゲーちっちゃく見えるよ。冒頭のサイバトロン星も全然広大な感じに見えないし、むしろトランスフォーマーたちが虫に見えるくらいにスケールダウン(苦笑)
巨大なもののディテールが潰れて見えるってのは、ある意味スケール感的には必要なのかも?と思った。人間の目は巨大なものを見るときは細かいものは見えてないんだよ、きっとw 「スカイライン」の宇宙船のほうが大きく見えたかも。
といってもそこら辺も気にしなけりゃあんまり気にならないかも。画面の作りこみとか構図はスゲェ。
そういやセンチネル・プライムの声はレナード・ニモイなのか。だから劇中でスタトレのスポックのシーンネタがあったのね(笑)
バンブルビーは相変わらずカワイかったし笑いどころはちょこちょこあって長い割に退屈はしないかな。