そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

南極大陸#1

http://www.tbs.co.jp/nankyokutairiku/
脚本:いずみ吉紘
 
思ったより(木村くんが)よかった。 (*´▽`*)
というか、オレ「南極物語」って伝え聞くところの南極で生き残ったタロジロの話ってことくらいしか知らないんで、TBSのこの枠の人間ドラマと犬の話が全然結びつかなかったんだけど、主人公の倉持と犬がそういう繋がりがあったって話なのか。
でも初回2時間掛けたぶんはあって、日本が戦後の復興の中でどれくらい力を尽くして今の日本を作ってきたのかというその心意気は伝わってきた。
誰もが無理だろと思った南極大陸観測の話を、子供たちの募金から繋げていって実現させた苦労はそのまま戦後の復興の苦労だよな。船がダメかもってなった時に職人さんたちが集まってきたときが初回の盛り上がりのピークなんだろうけど、ちょっとホロリときたよ。ああいう一つの目標、夢を現実とするためのに結集する人々の力ってのに弱いんだよ。子供たちの話もそうだけど。自分たちの境遇や状況よりも、明日の未来なんだよな。たぶん国家の威信ばどうとかそういうことでなく、単純な「俺たちの力を見せてやるぜ!」なんだよなあ。グッと来るぜ。
犬の件もずいぶん時間かけてるけど、あれって元の話知らなかったらなんでって思う‥‥かも?疲れてグダってる犬たち、カワイー。というか、あそこに集められた犬たちがタロジロ以外みんな‥‥と思うと、もう涙が‥‥ (ノ△・。) そして倉持さんはナウシカか?ほら痛くないw
つーわけで、ドラマとしては思ったより面白かった。まあこれなら毎週見ていけるよ。
いやでもそれでも言わずにはいられない、Twitterでは言ったけどさ、やっぱり木村くんは微妙だよなあ。
華麗なる一族」よりはだいぶマシになってるし、なんか思った以上にいい意味でちょっと老けた感じなのがいいんだけど、それでもやっぱり木村くんは木村くんだった(^_^;)
木村くんがキャスティングされた時点で木村拓哉以外の何者でもない、木村拓哉を求められてるってのはわかってるからそこは別に文句言うとこじゃないんだけど、それでもやっぱり彼が出てくると「昭和」じゃなくなるんだよなあ。なんだろ、何がいけないんだろ?
と考えてて、やっぱりなんつか俳優としてのキャリアや演技とか云々以前に、身体表現としてどんなに頑張っても役になりきれない人ってのはいるんだなあと思ったというか。
でもだからといってキムタクオーラを無くされてもそれじゃ意味ないと思うんだけど、両立ってのは無理なんかね?(木村くん的に)
彼を見てるとひとりだけ昭和に馴染んでないから、小汚い戦後の子どもたちと一緒にいると浮くし、女先生の綾瀬はるかと並んでても妙に違和感。柴田恭兵と並んでる時はまあ何とかだけど、香川さんと並ぶと別のドラマに出てるよう。
そもそも木村くん見てても倉持がどんな人なんだかサッパリわかんないんだよなー。いやホントにわかんなかった。東大理学部教授で地質学者?全然見えない。なんでだろ?何がいけないんだろ?真面目にそう思う。
まあ華麗なる〜の時はオレ木村くんでリタイヤしたからそこまで言うけど、今回は一応今のところは木村くんがメインじゃないと成り立たないドラマじゃないから、かろうじてドラマの方に集中できるって感じかなあ。
木村くん自体は別にオレ嫌いじゃないんだけど、彼の出てるドラマはホント選ぶなあ。 *1
ラスト、宗谷の出航の挨拶する倉持が古代進に見えなくもなく‥‥とは言わないけど(笑)古代よりは老けてるからなw
でもまあこの本気度の高いドラマはどうなるか楽しみかな。というか犬だよな。犬で泣かされるのわかってるんだよな?話知らないオレでも調教シーンでもうダメっぽかったんだけど‥‥耐えられるかなあ‥‥( ´Д`)

*1:ちなみに声だけのハウルなんかすごく好きだから、やっぱり身体表現としての演技がダメなんだと思う。あと当て書き的な意味でハマるかどうかかなあ。