そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーフォーゼ#13「学・校・拒・絶」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/fourze/ テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/fourze/
脚本:三条陸 監督:石田秀範
『やってられるか!こんな三文芝居!』
 
三浦くんの心の闇の話だとわかってても、「青春劇場」での賢吾のブチ切れように爆笑した!(笑)三文芝居サイコー!さすが巨匠だよ!(笑)
というか、この賢吾がノリノリとしか思えないんですけど?最初誰がやってるんだと思ったし!w
そして三浦くん(メガネかければいいのに!w)の『あ‥‥あれ、俺のつもりか?』という何とも言えないリアクション!(笑)
大文字先輩と美羽さんの、かつての学園キングとクイーン姿はやっぱ派手やかだな!(笑)今どうなってんだ?その関係。
そして賢吾、ユウキの「なんて美しい友情〜」はともかく、のりのりでやってたくせに、急に『ありが‥‥ありが‥‥って言えるか!そんな恥ずかしいセリフ!』とブチ切れにとにかく爆笑(笑)
それを『ずるいぞ歌星!俺と美羽なんか超嫌な役なのに!』という大文字先輩、そりゃ違うだろw
『そうよ!まあ隼は確かにこんな感じだったけど』美羽さんも同罪です(^_^;)
『君が言うのか?美羽!』まったくですよ‥‥(笑)
しかしそこで二人でハモって『そもそも誰の台本なのよ!/なんだ!』とユウキに突っ込みいれて舞台はめちゃくちゃ‥‥って状況に、
『楽しそうにすんなよ!』と三浦くん逆切れだし(笑)どう見ても楽しそう‥‥だよな、スバラシイバカ展開(笑)
小芝居がバカ楽しそうなほど三浦くんの苦悩も強調されるという、さすが石田監督の演出はスバラシイですよ。いやマジで。そういうことだよな。

弦太朗が三浦くんを救ってやるって奮闘するのはともかく、賢吾のほうはスイッチャーのその後とか特に気にしてなかったの?そっちのほうがちょっと引っかかるかな。アイツら、生徒を守るのがライダー部の役割とか言うのはいいけど、敵のこと何も知らないよね?現状まずフォーゼのことを‥‥ってのはわからんでもないし、前回未使用のスイッチを手に入れそこねたってのもわかるけど、あまりにも分析も研究もしてなさすぎる。
なのにスイッチに中毒性のあるようなこと言ってるけど、ホントに中毒なの?スイッチ使用時の副作用でないなら、三浦くんの言ってることは単純に心の弱さになるんだし、そうなるとそもそもスイッチに魅せられたこと自体、その心の闇に取り入ってるって話になるんだからやっぱり三浦くん本人の心の持ちようじゃないかなあ。そこら辺もうちょっとはっきりさせて欲しいところだけど、まあ次回に。
まあここで三浦くんというスイッチャーのその後を持ってきたのは面白いと思うけどね。大文字先輩もちゃんと謝りに行ってたみたいでほっとした。ちゃんと自分で何とかするつもりだってのもな!
そして賢吾は大文字先輩にタメ口か?『大文字先輩はどうする?』ってなんか変だろ?そこは上下関係、ちゃんとしとこうよ(^_^;)
どうでもいいけど実家の仕事と部活は別だと思うけど、自宅が写真館で彼女がカメラ部で本人の趣味もカメラっぽい三浦くんは(彼女の回想ってたぶんカメラいじってるとこだよね?)どうして天高でアメフト部に入ってたの?しかも大文字先輩のカバン持ちとかさせられてまで。あまりにも文系なのか体育会系なのかよくわからないよ。説明求む、だよ。
まあそこら辺は弦太朗はじめライダー部に何とかできるのかどうか、次回に期待。
 
つーか、今回はもっと大ネタがあったんだ!すっかり忘れてたよ、青春三文芝居にもってかれてw
生徒どころかママさんに絶大な人気の、若くてイケメンで物理学の博士号をもってる天高校長・速水(天野浩成)だよ!天野くんだよ!(笑)
もう出てきた途端に爆笑!やさしい語り口調と言うよりどう考えても胡散臭いとしか思えない(笑)赤いスポーツカーだしギャレン色(臙脂色)の革ジャケ着てるし、もう存在そのものがネタすぎる(笑)
そしていかにも蠍っぽい釣り行動をしながら(蠍というより単にゾディアーツ幹部っぽいだけだと思うけど)実は蠍は園田先生でしたーと。
「星に願いを‥‥」って単にゾディアーツ幹部たちのお題目なんじゃないの?
まあ意外と言うより、途中、一番末席の幹部だってわかった時点で校長はないだろと思ったからいいけど、園田先生は校長が幹部だってのは知ってたのかな。むしろイケメン校長ステキ!じゃなくて、ゾディアーツ幹部の校長ステキ!だったら園田先生のメンタリティ的に面白いなーと思ったんだけど。そしてこうなったら大杉先生が実はもっと上級の幹部だったらもっと楽しいのになあ。全部で12人いるんだよね?数に入れてあげてほしいなーw
つーか、怪物が生徒を襲うことに対して学校側が警備を強化すると説明したのは当然の措置だけど、弦太朗が生徒間の問題だから任せろ!っていうのは違うだろよ‥‥(^_^;)生徒が怪物に襲われるってことを生徒が解決すんなよw もしかしてスイッチャーの引きこもりのことかもしれないけど、今回見てる限り三浦くんのケースだけだよね?それにしたって生徒で解決するライダー部の問題かなあ?園田先生が言うスイッチャーの「星のさだめ」ってどういうことよ?
とりあえず前回エピから比べると大変に面白かったですよ。
三文芝居もだけど、アクションもダスタードっつー雑魚軍団が出てきて、しかも雑魚なのにアクション多めで楽しいし。(というか本当にここ1〜2年、急にJAEのアクションのレベルが上がったなあ。電王効果?)
あとバカだったのは新しいスイッチのウォーターモジュール!まさかの蛇口型モジュールとかって!(爆笑)それをああいう風に使う弦太朗はなんかアリだ(笑)弦太朗なら確かにやりかねない!(笑)
あとフォーゼが強くなったってのは戦歴を重ねたってことより努力と特訓の成果だってことにして欲しいんだけど、どうかな?
それらはともかく、もうあまりに意味不明で突っ込み用もないからスルーするけど、三浦くんを救おうと張り切る弦太朗の「良薬」発言関連ってどうなの?その発想の意味がわからないわりに連発しててちょっと気持ち悪かったんだけど‥‥まさか腐向け?
 
あとTwitterでもつぶやいたんだけど、フォーゼの前回エピと今回を比べて思ったこと。前回が田崎監督、今回が石田監督ってことは自分的には重要。
前回ホントつまんねーと思ってたんで何が違うのかちょっと考えたけど、要するにイベント的なネタを脚本の通りに点で置いていくだけの演出と、この展開・このセリフのためにこのネタがあるからこのエピが必要ということを考えて演出構成してるかどうかってことじゃないかと思ったり。
ぶっちゃけ中島さんにしても三条さんにしても、フォーゼって脚本的にあんまり突っ込んでないから裏も伏線も考察しようがない、その割に過去のネタをいきなり伏線化されるんだけど、そういう表面的な話の流れをそのまま見せられてもなあ‥‥ってことなんだよな。
オーズくらいなら小林靖子が脚本だから、全体でそれなりの構成は考えてるだろうなあという実績というか信頼性があるからともかく、フォーゼだと最終的に出来上ってきたものは石田・柴崎両監督がやった時くらいしか信用出来ないんだよなーと思ったり。それでもたぶん各エピソードで筋通ってるって感じじゃないかと思うけど。あんまりシリーズ全体通しての流れが見えないというか。
つくづくライダーにおいての監督のお仕事って、脚本よりも重要だと思うよ?
 

予告。
今までホントに地味すぎてどうかと思っててスイマセン園田先生(笑)でも蠍って結構たくさん出番あったから、これで退場のような気がするよ?ちょうど1クールすぎたとこだしねー。
どうなる大杉先生?(そっちかよw)