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脚本：荒川稔久 監督：竹本昇
『アイム、顔を上げて前を見ろ。俺たちがいるだろ』
今週はアイムのいい話であったー。
その前に、ザンギャックの動きがないのは本国からの命令がないからだったってことか。
そういや海賊たちはギガントホースのいる場所とか知らない‥‥のかな？暇ならヒマでこちらから打って出るってことはしないのか？しないか、海賊だもんな（^_^;）
というか皇帝陛下自らやってきて『愛する我が息子、ワルズ・ギルの弔いである！』などというくらいだから、やっぱり殿下はバカ息子はバカ息子なりにお父上に愛されていたのね‥‥！よかった、本当によかった‥‥ (´Д⊂ヽ
しかし、そんな愛する息子を失ったからにはそれなりの対応があるだろうけど、ギガントホースのダマラスとインサーンにはまったく知らされてなかったっぽいね‥‥。
まあ殿下の国を挙げての国葬はそれこそ憎っくき海賊どもを倒してからってことだろうけど、ダマラスを投獄って‥‥さすが宇宙統一帝国を収めるだけあって、皇帝陛下は思った以上に厳しいお方ですな。ダマラスがわざと殿下を見殺しにするわけなんかないじゃないかよー‥‥と、意外とハードな展開になりつつあるけど、このままアクドス・ギル皇帝陛下がラストまでのラスボスってことでいいのかな？
んで、親衛隊のザツリグさんはいきなり大群率いて攻撃仕掛けときながら『夜が来る‥‥夜は酒を呑むための時間だ‥‥』とか言って余裕で帰ってく伊達男？だし。宣戦布告だけかよ。なんか帝国は自由だなｗ
いいけど、今回の襲撃って相当被害出たと思うけど、まあ今までだってしょっちゅう被害出てそうだけど、大丈夫なのか？海賊がいるから地球が襲われるとは思われてないならいいんだけど、ちゃっかり火の手のないとこに船を停泊させてる海賊さんたちがあまりにちゃっかりしすぎてて、ちょっとマジに街心配（^_^;）日本政府、大丈夫か？
んで、アイムの話。
アイムのいたファミーユ星が攻め滅ぼされた様子と、そこから逃げ延びて海賊の仲間になった理由とかもろもろ。
あのアイムがザツリグを見た途端、戦い前の口上の途中なのに（関係ないｗ）、我を忘れて変身して飛びかかっていくとか、またそれを鎧もジョーも止められないってのが、アイムの本気の必死さとかなりふり構わずさとかがすごく感じられて、ちょっとおおっと思ったというか。
普段ポワンとしてるアイムがそこまで必死になったことってなかったじゃん。
今まで星を滅ぼされたっていう話は聞いてはいても、アイムがどんだけザツリグが憎いんだってのは感じられなかっただけに、それがよくわかったと言うか。たぶんあの様子だと他のメンバーもそうなんだよな。
話では聞いてても誰にとかその様子とかは聞いてなくて、ましてやたぶんどれほどアイムがザツリグを憎んでたかとか知らなかったんだよなー。
ただファミーユ星の生き残りの姫として、散らばった故居の星の民に自分がザンギャックと戦っているということを知らしめるために海賊となったというその決意は理解してたってことだろうし、普通以上に何もできないお姫様を海賊の一員としてみんなで見守ってきたのは、そのアイムの本気さだろうけど。
でもなんというか、この人たちがどういう旅をしてきたのかは全部知ってるわけじゃないけど、たぶんアイムがこんなにも涙を流したのって初めてじゃないかと思わせる雰囲気とか、そういう絆が見えるところが良かった。
何も出来なかったお姫様がいっぱしの海賊として戦えるようになったってのは相当な努力だろうけど、それをさせてるのがなんなのか、ちゃんとマーベラスも他のみんなもわかってるってのがいいよな。
『星空の向こうに、お前を支えにしてる奴らがたくさんいるんだろう。そいつらのためにも一人で死ににいくわけにはいかねえだろ』
それこそがアイムがそこにいる理由なんだけど、でもひとりで戦うことはない、仲間の目的は自分らの目的でもあるわけで、普段はそれぞれ好き勝手やってても肝心なときはきっちり頼れというさすがマーベラスは船長すぎるよ！カッコよすぎる！ (*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ もうちょっとでオレももらい泣きするとこだった！若いのになんという包容力＆懐の深さ！トキメク！
そして今までこの人たち、何度こういう仲間の絆を深めてきたのか。
クールなんだけどそこはかとなく熱血。放任してるようでいざというときはめちゃくちゃ頼りになる。家族じゃないけどそれよりも強い絆とか、なんか迂闊にそういうベタなことされたら覚めるんだけど、この人たち何回やってもなんかイイ！逆にどんどん絆が強くなるよ！
その上で、マーベラスの言う「なくしたくないもの」ってのは、あのメンバーそれぞれが赤い海賊団にいる理由、マーベラスが前に言ってた「そいつしか持ってないもの」だよな。
当たり前だけどアイムがメンバーになる前のことをあの4人は知ってるから、余計にアイムの「アイムしか持ってないもの」を実感してるわけで、それゆえアイムもかけがえない海賊団のひとりだってことだよな。
その、『4人の頃はケンカになることも多かった。だがアイムが来てからは、なんでだか‥‥いい感じになった』って、「いい感じ」ってなんだよｗって気はするけど、それも単なる「能力」ってことじゃなく、癒し的な雰囲気をつくることもみんなが必要だと思えばそうだけど、それよりもアイムのお姫様ゆえの物事に動じないマイペースな強さ‥‥なのかなあ。単に天然だからってことじゃないよな。あまりにくだらない争いをさせない高貴さというか、それは庶民には持ちようのないものだしな（笑）
ということで、今回はアイムに敵を討たせるってことでああいうやり方してたけど、むしろザツリグさん、自分の弱点に気がつけって感じが‥‥（^_^;）
豪快チェンジなしのゴーカイジャーでの肉弾戦でアイムのために囮になって、でも別段そのための能力とか使ってるわけでもないから、ホントそこはみんなで隙を作ってアイムがザツリグの目を潰す、そのあとはどちらかと言うとサービス的な意味での豪快チェンジだし。てか、みんながアイムをサポートして、協力してのコンビ攻撃とか、ベタすぎて恥ずかしいくらいｗ
あとトドメのマッハルコン、陰ながらアイムの活躍にワクワクしてたって、次元の向こうからかよｗ
そういう、過剰なまでのアイムに敵を討たせよう展開が逆に清々しいくらいでした。というかそこまでやって初めてやりきったーって感じだよなｗ ああそうか、そういうことだよな。そこで最後をアイムが決めるのがカタルシス。
戦い終わって妙にじゃれる海賊ってのものんきといえばのんきだけど、鎧が何言いかけたかはちょっと知りたかったよ？むしろマーベラスはどう思ってたの？止めるなよマーベラスー（^_^;）
どうでもいいけど、買い物に使う鎧のメンバーズカードって‥‥スーパーの？なんという庶民的、というかむしろ主婦（笑）毎回同じとこで買い物してるんか？ほのぼのした海賊だなｗ
予告。
え、勇者？勇者ドン・ドッゴイヤーって、誰のことですか？勇者って‥‥そりゃ宇宙海賊がいるくらいだから勇者だっていても不思議はない様な気はしなくもないけどー‥‥？えー？
