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脚本：荒川稔久 監督：渡辺勝也
『うちの船長は、信じられないお人好しだからな‥‥』
サリー、もしかしてバラバラ‥‥？アイムが見回してたの見るとバラバラの肉片ってことなんだよな、映せないくらいに。ああー‥‥。それでマーベラスがあの程度で済んでよかったというべきか、それともホントはもっと重症なのか。普通もっと大変なことになってそうだけど。
思ったより延々とサリーが宝箱を持ち出すべきかどうか、バスコの命令とゴーカイジャーの親切の板挟みで困ってるのをやってたし、バスコのとこに戻ってきてもそこでまだ迷ってるふうだなあと思ってたけど、まさかそこで突然すぎる退場とは‥‥。あの周りの燃えてる何かが‥‥サリー？ ﾋｨｰ(((ﾟДﾟ)))
悪気はないただのサルなのに‥‥サリー｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
まあバスコが猿なんか信用してるわけないとは思ってたけど、逆に猿だからかわいがってたのかなあとも思ってたから、実際「人を裏切り続けてきた俺が、猿なんか信用するわけないっしょ」とか言われると‥‥バスコめ！
まあ今回の話はバスコとマーベラスの性格の対比とか、たぶん次回でバスコは退場だろうからバスコがどんなに非道なのかっていう話だったけど、わかっちゃいてもホントバスコ酷いよ。マジムカツク！たぶんこれならワルズ・ギル殿下のほうがいい人な気がする。いやどう考えても殿下のほうが人がましいよな。
つーかわりとありがちな展開だけど、よく見てみるとこれって何がどう転んでもバスコが得にしかならないって話じゃん？
あれさー、サリー潜入は罠だってのは見え見えだから、どっちにしてもマーベラスたちはサリーのことは見張ってるし、宝箱は空に決まってるって話なんだよな。それを疑いもなく盗んじゃうのはサリーが猿並みの知能しかないからで（いや猿だけどさ）、そのままバスコのとこに行くのをマーベラスたちがつけて行っても実はマーベラスたちには何の得にもならないどころか逆にガレオンからおびき出されるだけ。しかもそこでサリーが海賊たちに寝返っても大逆転どころか、サリーごと爆殺しちゃえば一石二鳥というバスコの作戦勝ちなわけで、何もかもバスコの得にしかなってないんだもん。ほんと酷いよなあ、最初からそのつもりだしなー（-_-）
マーベラスがサリーのことが罠なのはわかってても助けるのはまあ仕方ないんだけど、手当と信じるのは別で、信じてないけど助ける理由が、サリーが任務を果たしたとしてもいつか必ずバスコに裏切られるからだというマーベラスの心中考えると、どんだけバスコに裏切られたことがトラウマになってんだって話だよなー。
そんなバスコが赤い海賊団の時にはもしかして見た目通りの優男演じてたってことか？マーベラスの回想だと明らかにそうだよな。つか、あの頃マーベラスって弱かったの？そんなに弱いわけじゃなかった‥‥よね？一応アカレッドの相棒だったんだし。
つーか、あの猿と戯れる猿っぽい人ふたりの様子（笑）を見て楽しい思い出としてバスコとのことを思い出すとか、マーベラスどんだけバスコのこと信じてたの？っていう。
というか、
バスコ『ったくマベちゃんさあ、弱いんだからカッコつけてアカレッドの真似してると死んじゃうよ？』
マベ『うるせえ。自分だってたいして強くないくせに』
バスコ『まあね。でも俺がメシ作んないとみんな飢え死にしちゃうよ？せっかく仲間なんだから、自分のできることをやればいいじゃないの』
マベ『仲間か‥‥わかってるよ』
バスコ『ならいいけど。どうする？メシ食べさせてあげようか？フーフーして』
マベ『そんくらい自分でできる！痛ってえ‥‥てめえ‥‥！』
バスコ『ははは‥‥』
たまらん！ (*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ
というか腐女子ホイホイすぎるよ！マベちゃんが微妙にあれで（自重）、バスコがいかにもなあれだから？（自重）いやぶっちゃけ、バスコの雰囲気ってそっち方面オッケーな人だよなあ。ああそんな奴にマベちゃんが手玉に取られてたかと思うとなんだかなあー (∋_∈)
とか思ってたら例のバスコの裏切りシーンじゃん？
『何かを得るためには何かを捨てなきゃ‥‥俺、あんたたちを捨てるよ』って、バスコってばあんまりにもサラっと言い過ぎだし、マーベラスからしたら自分と同じかちょい弱いくらいだと思ってたバスコが、実は実力的には上どころかアカレッドも軽く制することができるくらい強かったし、しかもそれなり楽しくやってきた仲間を裏切ることに何の罪悪感もないとか、そっちの方がショックだったってことだよな。
いやなんかあのマベちゃんの感じって、いかにも裏切りそうな奴が裏切ったとか、信じてた奴が裏切ったことがショックとかじゃなくて、そういう人間がいるってことがショックって感じじゃね？それだけマーベラスが単純で純粋だってことなんだけど。
だからジョーさんが言うように、1度裏切られたのに元ザンギャック兵士や女盗賊、頼りなさ気な技術屋や王女様、通りすがりのヒーロー志願の地球人（たまたま強くて良かったね）を信じて仲間として受け入れられるような度量があって、そこにジョーたち他の仲間は惚れ込んでるってことだよね。そういう流れなんだよね。いやだから、そういうマーベラスに超萌えるって話なんだけどさ、オレが（笑）
だって見張り塔のシーンとか超萌えるよ。いや萌えでも燃えでもいいんだけど。
ジョー『どういうつもりなのか、聞かせてもらおうか』
マベ『何がだ』
ジョー『罠に決まってるだろ』
マベ『だろうな‥‥』
ジョー『だったらなんで‥‥！』
マベ『わっかんねえ』
ジョー『はあ？』
マーベラスがわかんないことがジョーさんにわかるかと言われたら、わかんなくても問題ないんだよな。とにかく「うちの船長はお人好しだから」なんだけど、ジョーにしても、たぶんルカでも他のメンツでもだろうけど、そういうとこひっくるめて信用してるって意味で、ある意味上から目線の「好きにしろ」なんだよな。マベちゃん船長なのにｗ でもそう言われて持ってきてくれた上着羽織ってにやけるマーベラスがまたウッハー (ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
まあマーベラスって別にそういう意味で優しいわけじゃないっつか、単に面倒見がいいだけだし、そのなんだかよくわかんない面倒見の良さがオレ的にぎゃー萌えるーって話なんだけどさ（笑）
まあこうなったらもう、あんな心底ヘドが出るような悪党バスコなんかには負けてもらいたくないんだけど、どうなのか。
というか、そういやバスコに重臣であるダマラスを、ほとんどだまし討ち的に殺されちゃったザンギャックのアクドス・ギル陛下が、バスコをあのままゴーカイジャーに任せるとも思えないんだけどなあ。普通の悪の組織ならバスコと海賊どもが相打ちになればおいしいとか思うだろうけど、いくらなんでも現時点で宇宙の覇権を握ってる帝国の、その皇帝陛下が出張ってきてて見てるだけってありえないと思うんだよな。しかもバスコって明らかに帝国に対する裏切り者だし、海賊たちよりも体面としての罪は重いと思うんだよね、コケにされたって意味では。だからそこはバスコに対してはきっちり落とし前をつけること希望。
別にマーベラスたちがバスコとやりあうこともないんじゃないかと思うし、だいたいそうでもないと帝国が話にまったく噛んでこないよｗ や、無理矢理にでも噛まないわけないと思うんだけどなー。ここは皇帝陛下がバスコを退治てくれないことには、オレの中では収まらんよ。
予告。
あーたぶんこれでバスコは退場‥‥だろうなあ。問題はどう退場するか、だけど。
正直あまりにもムカツクんだけど、ここまでの悪役も滅多にいないから生き延びててもそれはそれで面白いかなーと思うんで、それでもいいです。マジムカツクけどさ。
