そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

運命の人#3〜8

http://www.tbs.co.jp/unmeinohito/
脚本:橋本裕志 演出:土井裕泰吉田健 原作:山崎豊子
 
明日が最終回だけど、ずっと溜めてたんでね一気見したけど、話としては結局沖縄返還の密約を弓成記者のセックススキャンダルにしたい政治的駆け引きというか。
やったかどうかってヤッてるだろうにそれをずっと引っ張って‥‥ってとこでまあ話しのアウトラインはわかったんで、ちょっと視聴モチが下がったってことなんだけど、結局ヤッてた、しかも何度もっていうね‥‥ ('A`)
オレが一番よくわかんなくて、弓成さんにまったく共感も肩入れもできないのは、その状況、機密漏洩を(絶対厳守するってことを前提に)持ちかけたのが三木さんからで、(お礼で?)ヤッたのは仕方ないとしても、それを家族にまったく説明も弁解もしないっていうのが、心の底から納得いかないんだよ。
一番貧乏くじ引いてるのは奥さんだよなあ。本当に心から気の毒だと思う。
たとえヤッたのが本当だとしても、裁判の方針でそれを明かせないにしても、なぜ奥さんたちにちゃんと説明しないのか?別れてもいいとか勝手なこというよなーと冷めた気分に。奥さんが問題にしてるのって、そこだよね?浮気は甲斐性とまでは言わないけど、そこで大きな目的があっての手段としてやってしまったと謝って、話し合いをするべきだよな。
あとまあ、奥さんのお母さんの反応も、あの当時独特というかあまりにありがちで奥さんが気の毒になった。そういや最近、ああいう世間体がどうのっていうこと自体、あまり聞かないよなあ。なんとなくあの時代特有の雰囲気だったな。その分、たぶん40代以上にしか実感的でない気もするけど。
それよりムカツクのは三木さんだよ。まったく同情できねー。
まあ普段から、ああいう場合「女」の言うことは絶対に信用しねーと思ってるんだけど、まさにそれ。まあそれについては当たり前の展開すぎて突っ込まないけど、あれに同調する女性っているんだろうなあー。劇中の女性の権利保護団体みたいな。何があったかという「事実」より、彼女本人の感じてる「真実」の方が重要だってことだよな。それが嘘であっても、「そう思った」ことに同情するという、本当にうんざり。
でもまあそんな三木さんに真木よう子の柄はピッタリ。本人がどういう人かは知らんけど(^_^;)
てことで、逮捕からなんとか無罪、そしていきなり佐橋元首相が死んじゃって、えー?てなとこで逆転有罪になった弓成さんはどうなるのか、次回最終回と。