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特命戦隊ゴーバスターズ#5「キケンな熱暴走!」

東映http://www.toei.co.jp/tv/go-bus/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/go-bus/
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
『あっ、自分の理想と違うのがショックだったんだ』
 
そういや、「エネトロン」って液体ってことでいいのかな?シズマドライブ@Gロボみたいなもんじゃなくまんま石油的なものってことで?(突っ込み遅かった?)
今回はリュウさんの話かと思ったら実はヨーコちゃんの話でしたと。
さすが靖子たんだなあー。こういう関係性でキャラを見せる話がハマったときは面白いよね。
そしてどうもゴーバスは、ヨーコちゃんのリュウさんへの接し方を見るに今度も「仲間」じゃなく「擬似家族」っぽいなあと。
靖子たんメインの脚本は、シンケンジャー以外は大体擬似家族な気がするよ?オーズも電王も。ある目的のために集まった他人であるはずのキャラの、対等さのさじ加減とか甘え方の線引きが家族や仲間ほど踏み入ってなくて一定のラインがあるというか、うまく言えないけど関係性の前提と目的に対しての気持ちの一致の落とし所として「擬似家族」っぽい線引きになるのかなあ。依存するにしてもその依存関係の前提がある程度理屈的というか。ギブアンドテイクほど割り切りがあるわけでもないし、かといって何やっても許される関係でもないしっていう。
そこが共感できる人とできない人で作品に対しての温度差が出来るんだろうなあ‥‥とオーズなどを思い出しながらぼんやりと考えてみたりw
ヒロムたちのウィークポイントはたぶん変わったり直ったりしないんだろうから、つまり今回の靖子たん脚本も主人公たちは変わらない、個性や違いを認めることで、関係性や周りの対応が変わっていく‥‥ってパターンかなー。

にしても今回はややギャグ展開‥‥なのか?これは靖子たんのせい?(笑)
つーかメタロイド自体がすでに変だったw まさかここで「変なのキター!」が来るとはw しかもヨーコちゃん、速攻撃つし(笑)
そしてあっという間にやられるチャリンコメタロイド‥‥何しにきたんだ?リュウさんを熱暴走させるためか?(笑)
メタロイド→巨大化=メガゾードじゃないからこういうのもありってことかー。
そしてチャリンコ絶叫の「なんじゃこりゃあー!?」のリュウさん暴走。人格変わりすぎ!『地獄へ落ちな』って、リュウさん、コワー!普段が人がいいキャラだからなあ。
というか、リュウさん本人的に熱暴走を「カッコ悪いとこ」っていうけど、別にカッコ悪くはないよな、むしろ鬼畜酷いって意味でカッコイイかも。関わり合いにはなりたくないタイプだけど。
まーでも今回の話は熱暴走するリュウさんのことを見たことなかったヨーコちゃんが、それを見せなかったリュウさんの気遣いに気がついて自分が甘えてたことを納得するという、結構「理屈な話」だよな。ヨーコちゃん設定的にはまだ16歳なんだからそこまで言わなくてもって気はするんだけど、それが靖子脚本ってやつかw そしてみんな基本自分のことは自分で‥‥か(^_^;)キビシイなw
でもそこで、常にシビアに状況判断するストレートな物言いのヒロムが、ヨーコちゃんに対して気を使ってハンカチを差し出す‥‥というのが大変エエ話やった。
ヒロムのストレートな物言いが、そんな気がなくても周りを不愉快にさせることもあるから黙っとくのがフォローっていうことを「個性」として自分でわかってきてて、そこで言葉じゃなく行動で優しい気遣いを見せるっつーとこが小憎いとこですね(*´∀`*)
毒舌とか性格がキツイキャラってことでなく、冷静で状況判断が早いゆえの即物的な物言いのキャラだっていうのがブレないから、ヒロムのストレートさも結構ツボにハマってきたし。ヒロムはこのまま真面目で融通利かないけど、一応それをわかってた上で運用?面で気を使うというとこでの関係性とか、キャラのオカシさで楽しめるキャラだといいな。
そしてヨーコちゃんは、サバ発言連発でまさかと思ってたけど天然ボケキャラか(笑)それもウィークポイントか?毎回ヒロムに軽くいなされたらいいよ!リュウさんはさり気なくフォローすればいいよ(笑)
そういうとこでヒロムに余計な悪気がないってとこも、ヒロムのキャラとしては良い設定というか、たぶん人間的にどうこうというより、徹底的にムダがないキャラなんだろな。

んで今回は特に台詞のやり取りでキャラ描写が多かったなあ。
リュウさんの熱暴走人格崩壊キャラにショック受けてるヨーコちゃんのフォローをウサダに頼まれて、『ヒロムにそんなこと出来ると思ってるのか?』というリックも大概だし、むしろヒロムがムッとしてるのに気が付かないリック、お前もヒロムと同じくらい無神経だぞとか、『思ってないけど、とにかくよろしくな!』と念押しするウサダもどうかと思う(^_^;)
ヨーコちゃんが泣いたことを気がついて、ニックがそっとバックミラーを差し出すとこも良かったけど、『泣いたんだ』ってズバッというけど、それなりヨーコちゃんがショックを受けてるってことをヒロムなりに考えてたような演出あったし、その上でハンカチ差し出すってのがヒロムなんだなあと。
でもってここのニックの『グッジョブ! ъ( `▽`)』がなんかタイミングハマりすぎて笑ったw 最後の『ナイス!』もだけど、藤原さん上手いなあw
そしてウサダの『食べなよ』がなんかお兄さんっぽく優しかったー。ウサダいいやつ!
どうでもいいけどメカなのに方向音痴で北西の逆もすぐにわからないニックは‥‥(^_^;)切り替え早くて判断早いヒロムと逆のキャラすぎ。メカなのに!
でもってリュウさんにとってのデネブなゴリサキは『リュウジのことはお父さんみたいに思ってただろうし』って、こいつも案外失礼キャラだよな(笑)『そこはお兄さんにしといて欲しいけど!』というリュウさんはあくまでも「お兄さん」に拘るわけね。まー、28で16の女の子のお父さんとか言われたらねえw
ダメ押しでヨーコちゃんに『俺ももういいお兄さんってだけじゃいられなくなってきた』って言うし(^_^;)でもリュウさんは大人だよなあ。
まあともかく、今回はエンターさんは今ひとつ目立たなかったけどその分メタロイドが変だったし、ヨーコちゃんの太ももは大変に健康的でよろしいと思います。ああいうしっかり太くてメリハリのある足はいいよね!好みだ!
あとゴリサキ回はやたらメカアピールしてたのに、今回のウサダ回はさりげなかったなあ。アニマル形態始めてだよね?つか、ウサダキックすげーw
あの展開のタイミングでヒロムのフリーズも笑ったけど、まさかそこにウサキックでメガゾードが来るとは!(笑)
  
予告。
3体が活躍してやっと合体!でもまだなんとなくメカが把握できてないよ!
東映公式。
今作は見出しが地味だからうっかり気がついてなかったけど、若松Pのオーナーあったのかw しかも「豪バスターズ」って‥‥(^_^;)
いやそれより今週のトピックスはネットムービーだよ!「スーパーヒーロー大変!」はともかく内容がまたまた意味不明すぎる上に、鳴滝はともかくなぜウラタロス?一瞬なんか納得しそうになってたというか鳴滝かよとツッコミそうになってたけど、真の突っ込みどころは鳴滝じゃなく(だってディケイドだしな)ウラだよ!(笑)今度は鈴村さんじゃなく遊佐さんかよw フォーゼコラボはなぜか校長だし、バカだったらいいなあ!