そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

鍵のかかった部屋#2

http://www.fujitv.co.jp/kagi/index.html
脚本:相沢友子 演出:松山博昭
 
榎本の本職は泥棒だったっていう設定は生きなわけね。
でないと窃盗犯だったという中村獅童との関係って繋がらんだろうーと思ってたんで、それの説明がないのはそういうことで。ただそれならそれでもうちょっとそこに突っ込もうよ、視聴者が「ん?」と思うくらいには‥‥と思わんでもない。
今回は初回よりは密室完成のトリックとしてなんとなく納得できたというか、話が面白かった気がしたんでオッケーです。演出の問題かなと思ったけど脚本演出は同じなんだよなあ。でもこっちが初回の方がとっつきやすかったと思うんだけどなあ。主に登場人物の気持ちの見せ方の問題で。
高嶋政宏もああいうキャラだと微妙に不気味でいいね。獅童のほうが良い人ってのは、そもそも榎本が連れてきたからってことでいいわけだし。
まあかなり突飛なトリックではあるけど、なんとなくだけど初回の死後硬直に頼った密室完成の過程より、今回の実は鍵は掛かってなくて目撃者がいるところで密室完成というアイデアと、それを成立させてることの状況が面白かったというか。
本当にそれが出来るかどうかはあんまり関係なくて、そのアイデアを面白く見せられるかどうかってことだから、話としても相続絡みで娘さん(福田麻由子)が周囲に対して人間不信に陥ってるっていう今回のほうが面白かったです。
それでも青砥がいまいち印象に残らないんだけど、その分芹沢のキャラがちょっと変というかオモシロすぎて、気持ち的には芹沢だけでいいんじゃねっていう気分になるのは初回と同様。ダメじゃん(^_^;)
榎本のキャラはもう一つなんか足りないというか、何が足りないのかなあ?あんまりそれだけだと成り立たないと思わせるキャラ立ちの問題かなあ。もうちょっと押しの強い変なキャラでもいいような気がするんだけどな。でも泥棒だから話の前面にはでないけど‥‥というところを見せつつみたいな?
青砥の使い方(絡み方)がイマイチなのかなあ。もうちょっと何とか。