そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

鍵のかかった部屋#3

http://www.fujitv.co.jp/kagi/index.html
脚本:相沢友子 演出:加藤裕将
 
今回の話は面白かった気がする!
掃除しながら見てたから来栖(相武紗季)と稲垣(山下リオ)のやってた不正の概要はよくわかんなかったけど、話はわかったから問題なし。
というかやっぱり相武ちゃんはああいう毒っけのある気が強い女やらせると最高ですね! (*´Д`)ハァハァ 超カワエエ。
今回のは密室になったトリック自体じゃなく、来栖がプロ棋士の竹脇(ゆうぞう)を殺すに至った動機がメインだったから面白かったのかな。しかも恋人同士だと思われてたけど、実際は不正という弱みを握られ脅されてたことを「体のいいデリヘル嬢ですよ」と相武ちゃんに言わせるとか、おいしすぎる (*゚∀゚)=3 ムッハー あの開き直りの相武ちゃんカッコいい。そしてその時の青砥の表情もいい。今回はとても演出が良かった。詰めが甘い云々もちゃんと来栖のキャラとして生きてたし。
青砥が来栖に、あまりにも一方的な共感と馴れ馴れしさを見せることに、正直オレも「この女頭悪くてなんかイラッとするよなあー」と思ってたことを、最後に来栖がズバッと切り捨てるのが大変にスカッとしたんだけど、それでも事件が終わって「彼女の弁護をするつもりです」と青砥が言うことの意味もわかるから、そこら辺のやり取りが気持ちよかった。
あとたぶんその文脈ってドラマ的には、プロ棋士になれるかどうかの瀬戸際にいる来栖に対して青砥がそういう将棋の世界の厳しさを理解してないことからの流れで、青砥が榎本に「恋愛の話をするのは楽しいから」って言ったときの青砥の余りにも普通すぎる感覚を揶揄ったんだろうと思うけど、さらにちょっと落ち込んでる青砥に榎本が恋愛の話を振るに至って、ちゃんと締めのオチになってて良かった。
あとまあ細かく突っ込みたいとこはあるけど調べるの面倒くさいからいいや。例えば控え室で将棋ゲームで先読みとかしてもいいんだ?とか。
演出が良かったなーと思うのは、トリックの説明のシーンで、セリフで説明するんじゃなくちゃんと映像で見せてたところかな。相武ちゃんのこともすげーカッコよくカワイく撮ってたし、ながらで見てても(だって先週までが面白くなかったんだもん)今回の人は見せ方は上手いなーと思ったよ。相武ちゃん@来栖が終始凛として見えるのは今回は重要だよな。不正をしといて開き直りかって意味と、プロ棋士にかける思い=弱み握られデリヘル嬢扱いでもくじけない志って意味で。いややってることはものすごく間違ってるんだけどさ。だからこそ美しいんだよ。
あとEDにSpecial Thanksで貴志祐介の名前があったけど、たぶんこの話だと毒島竜王だよな?(wikiで確認したー)
ところで榎本の喋りって、わざと抑揚を抑えてるせいか滑舌が気になるんだよなあ。ぼそぼそ喋りでも滑舌がいいともうちょっと聞き取りやすいんだけどなー