そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ハンチョウ〜警視庁安積班〜#5

http://www.tbs.co.jp/hancho/
脚本:いとう斗士八 演出:村田忍
 
一週遅れですが、リアタイで中途半端に見ちゃったせいで感想遅くなっちゃった。しかし小池ウォッチ的には大変面白かったw
小池が少女漫画大好きっ子で人生の半分は漫画だと豪語するとか、ホントこいつのおバカさ加減といったら‥‥(笑)
漫画家ネタってことで、多少なりとも業界知ってる見からすると微妙な事この上ないんですが、まあそこはどの業界の人も同じだろうと思うので、多少のことはスルー。事件としては人気漫画の原作者が殺されて容疑が作画担当の漫画家の方にかかってるって話だけど、ちょっといろいろ一般化しすぎておかしなことになってるって気はしなくもないよ。
ただまあ事件モノ的に、15年務めたチーフアシがデビューを邪魔されて恨みに思ってってのはありかもしれないけど、原作者が仕事しなくて編集者が代わりに話を考えてるからといって、それを恨みに思って、もしくはお金のために殺すってことはまずありえませんよ?だって編集者は会社から給料もらってるサラリーマンだからね。仕事しないってことに文句はあったり、それで切りたくても人気あるから切れないってことはあったとしても、殆どの場合はそれも編集のお仕事だし、問題があれば解決するのも仕事のうちというね。作者の代わりに話を考えるとか、まあたぶんよくあることですよ‥‥とはいっとく(^_^;)
それにしたってチーフアシさんの方も、原作者を殺す理由がわかんないし、うあrん出るのは漫画家先生の方なんだよね?でもこき使われてもその分給料もらってれば文句言う筋合いないし、嫌なら辞めればって話だし。辞めたからといって一般企業と違って他所で仕事できないっていう業界でもないしな。
デビューできないとか潰されたと思ってるってのは問題だけど、それも別の出版社にいけばいいし、15年もやってたらそれなりその辺のことはわかるはずだよなー‥‥と、そういうこというとこの事件は成り立たないんだけどさ(笑)
てか、漫画家先生のほうも、ちゃんとそういうこと言ってあげればいいのにと思うんだけど、あの先生じゃ影でデビューを後押ししてたとしても、そう思われてもしようがないような性格の悪さはあったから無理ないかって感じ。作画担当飛鳥先生@いとうまい子の説得力よw
まあそういう恨みがあって原作者を殺したという話だったけど、でも編集さんはともかくチーフアシが原作者を殺す手伝いをしたってのはよくわかんなかったよ。メリットないと思うんだけどさ。なんか見落としたか?
まあだから今回の話の場合、事故に見せかけた漫画原作者殺人事件よりも、メインは通報者の女子高生の心の傷と、この事件を通しての結城との交流と立ち直りってことなんだろうけど、そこら辺の話の絡め方は面白かったなー。
いや本当にハンチョウの脚本って、すごいアクロバティックな域に来てると思うんだよな(笑)
そういう展開必要なのかってくらい複雑なストーリーとか、事件自体は単純だけどその見せ方がやたら凝ってるとか、ちゃんと見てないと話を追い切れないんだけど、まあそこでちゃんと登場人物の気持ちを描くっていうことは外してないから、めんどくさい話のわりに見終わったあとの満足感はあるんだよね。うっかりすると意味わかんないということもあるけど、視聴率はそこそこ取れてるみたいだから大丈夫なのかな。
肝心なのは基本キャラ萌えな「ハンチョウ」らしく、今回はホントにずーっと漫画家先生にウハウハしてるただの少女漫画ファンな小池がオカシかった。尾崎に呆れられてるとこも(笑)
しかしこの大人気らしい「純情クリスタル」って漫画、どうなっちゃうんだろうねえ。編集者が加担してたってのも相当問題になる予感( ´∋`)
作家側の年齢からするに相当長期連載だと思うし、小池はじめ、他のファンのみんなもガッカリどころじゃないよなー。飛鳥先生は〜、まあ先生自体はまったく関係ないから他の原作者つけるなり何なり、仕事はできるか。むしろとんだとばっちりだよなー、お気の毒(^_^;)