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タイムスクープハンター シーズン4 #9「紙くずリサイクル激情(江戸時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
あまりにも男のケツ祭りすぎるwwww なんで今回こんなにみんなケツ捲ってんだ?江戸っ子のいなせ感?(笑)
天保14年というとまさに「妖奇士」の時代ですな。(笑)黒船が来る10年前で、仁先生が江戸へ来る20年弱前。
江戸が高度に発達したリサイクル都市だってのは有名ですが(江戸に住んでたら確かにヨーロッパ人なんか”南蛮”人だよなー)、それはともかく、まさに劇場ではなく「激情」としか言いようのない今回の話。
本当に、本当〜に、一体全体どうしてどうやったらリサイクルの話からこんな内容になるのが謎すぎる(笑)
毎回あっけにとられるけど、予想がつかないかといえばそうでもない、考えたら思いつくかもしれないレベルで最良の展開がTVの中の江戸で繰り広げられる痛快さ(笑)
というかそもそも、さえさんは恋文なんか燃やしてしまえばいいのに、どうしてリサイクルに出そうと思ったのか、しかも知り合いの兄ちゃんの。なにそれ、単に本当は読んで欲しかったのか?
そして紙問屋へのお杉さん(>女中頭)の乱入に、せっかくより分けた紙が〜( ´Д`)とハラハラ(笑)誰か止めろよ‥‥(^_^;)
ここからもう見るからに何が起こったのか予想がつくような激情展開だったわけですが、そっからもえらいテンポよくスピーディで、緩急取り混ぜてて上手いなあ〜と感心するばかり。
あとどうでもいいけど弥兵衛さんが意外と機転が利いてていいなあ。お杉さんが乱入して建具屋の俊吉さんを探してるとわかったらとっさに遠方へ行ってていないと言ったり、女郎屋でどうしても作業させてくれない店の男に「呪いの文書だ」と言ったり、えらい気が利きすぎてる(笑)髷周りもキッチリ行き届いてるし、思ったより粋でイナセな江戸っこなのか。センスって職業関係ないんだな。文化度高いなあw
今回初?沢嶋さんの秘密兵器、モスキートカメラ!蚊目線かよ!(笑)なんかすげー技術力だなー。これならうっかり回収し忘れても証拠として残らないよなあw
そしてふすまの下張りを剥がせるかどうか、作業が間に合うかどうかというハラハラ感!
ギリギリ間に合ったー!と思った後に、そこにいたのはまさかの新佐ご本人だったというオチ!(爆笑)
だよな、そうだよな。別に展開の先読みはしないけど、「あーそこにきたかー!」というこの微妙な驚きの加減がいいんだよな(笑)
しかも何股もかけてたどころか、女郎屋で勝手に結婚だの身請けだの言った挙句(所帯持ちだろよ)、暴言吐いて大騒ぎとか女郎屋も迷惑すぎるし最悪すぎる男〜!弥兵衛と俊吉さんはとばっちり(笑)
どさくさ紛れに逃げ出したあとも最後までモスキートカメラはいい仕事してる!あっさりお杉さんに潰されちゃったけどw(笑)
というか、文の行方が気になってっていうけど、そもそも沢嶋ってリサイクル事情を取材に来たんじゃないのかよ。気になるとかいう話じゃないだろよw
それにしても職人さん、漉き返し作業が結構手馴れてるし道具も揃ってるし、ワープステーション江戸では江戸の職業も再現してるんだろか?w 一度行きたいなあ。
最後は弥兵衛がいいこと言って終わった!
「汚れたもんはまた洗い流して漉き返して、生まれ変わればいいんじゃないか。人も紙も同じだよ」
カッコイイ!江戸の人は自分の仕事に誇りを持ってるね!でもこのあとさえさんとはどうにもならなかったんだろか?
それにしても新佐のサイテー男っぷりが最後まで徹底してて笑ったw 道にゴミを捨てんな!てか今回みんなケツ出してるのに彼のあの下履きは超ダメージジーンズ?だらしねえ〜ってこと?
弥兵衛はその後古紙問屋に。良かった良かった。みんな棒手振りから真面目にコツコツやって、こうして店を持つんだねえ。
あー面白かった!