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ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンター シーズン4 #11「爆裂!海賊島の戦い(安土桃山時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
未だ戦国の世の(厳密には戦国時代じゃないんだよな)瀬戸内の海の侍、水軍の話。陸の合戦はよくあるけど、海の話は珍しいよ。
と思ってたら、沢嶋砲撃される!ここはすでに戦場だった!
なんとなく初っ端から時代ものの戦の話というより戦場ものみたいだなーと思ってたら、やっぱり戦場ものだった(笑)
「戦争もの」じゃなく「戦場もの」ね。
鬼武軍曹(違)に憧れる士官候補生の芳丸くんはきっと新米の少尉あたり?
牡蠣売りを庇いにはいったのが長津かなあ、二人ともたぶんいいとこの坊ちゃんで新米将校って感じか。今回島のならず者の討伐のために中央から派遣されたんだよなw
そして地元の海賊衆をまとめる鬼武修理さんはどう見ても叩き上げの百戦錬磨の鬼軍曹という出で立ち。
その混成部隊で島を探りに行ったら、無人の村はどう見てもゲリラの協力者で罠だった‥‥という、いかにもありがちな展開。
現実の戦場を知らない士官エリートが、あるべき軍隊の規律とは‥‥とか理想論を言ってるうちに、曹長の小次郎くんがやられちゃったよ‥‥って感じか。
こういう時はやっぱり経験豊富な鬼軍曹の言うことを聞くべき。
戦術だのセオリーだのいっても、そこは現実に生き死にの掛かった戦場で、疑わしきは罰せよ、人を見たら敵と思えという生死の掛かかった判断の間違いで部隊にピンチを招いた新米将校さん、ガックリ‥‥というあっという間の30分であった。今回、展開はやー。
かろうじて勝ったものの、苦い勝利だった‥‥という趣か。
その後、芳丸と長津は関ヶ原の戦いで後方に徹して生き残り、鬼武は前線で壮絶な死を遂げた‥‥と。鬼武さんカッコイイ。
しかしよもぎから硝石、爆弾の火薬が出来るとは驚きだよなあ。よく考えたもんだ、昔の人は。
どうでもいいけど、感想書くためにこの話を思い出してたら、なぜだか安彦良和の絵で再現されたよ、巨神ゴーグあたりの(笑)鬼武さんは船長かw