そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リーガル・ハイ#10

http://www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html
脚本:古沢良太 演出:城宝秀則
 
いやー、最後まで笑かしてくれるよなあー、古美門先生はー。
というか絶対あれ、医者を買収してると思ったし(^_^;)どうりで黛に労災降りるって言わないわけだよなー。
しかしただ、古美門に辞めるって伝える黛の気持ちは、わかるだけにすげー可哀想だった。可哀想っていうか、悔しいというか失望感というか、でもやり方としてはあまりにも鮮やかで上手い上に自分の犠牲は完全に報われてるわけだし、気持ちとして持って行き場がないんだよな。
別に古美門にそういうことを期待してたわけじゃないだろうし、本人が言うとおり自分に対してのガッカリ感なんだろうけど、なんかわかるよそれ。
黛があまりにも泣きそうになりながら辞めるって伝えてるから、オレもうっかりもらい泣きしそうだったよ。マジでマジで。(/_;)
黛は自分で相応のリスクを覚悟して絹見の米や水を飲んでたんだからなんかあっても自己責任なのはわかってたと思うんだよ。ただ実際ガンだと言われたらショックだったというだけで。たぶんショックを受けた自分もちょっとショックだったんだと思う。覚悟してたのに‥‥と思ってたから。黛の優等生さってそういうことだし。
完全に裁判に負けたと思った古美門の無気力っぷりを考えるに、自分がフォロー(笑)したといっても黛がそこまで体張って裁判に勝とうとしたのは、古美門としてはたぶん賞賛に値することだとは思うから、そこは尊重してると思うけど、たぶん「負けたことないから」と同じように、それを表す態度は知らないんだと思うな。
だから古美門がそういうことをわかってるにしてもわかってないにしても、たとえあの(どう見ても本気な)ふざけっぷりや小馬鹿にしてるっぷりがポーズだとしても、ああいう場合にああいう態度を取るのが古美門だし、黛だってそこはわかってると思うけど、何かを期待したの自分がアホだった‥‥というガッカリ感かなあ。
まあどっちにしても、途中俄然やる気になって5億勝ち取った村人たちが明らかに強かな農民、いや村人たちだっていう「七人の侍」オマージュはともかく、別に古美門は損はしてないもんな。三木は裁判に負けたけど。工場は操業停止になったけど。
別に村人だけが勝ったという話でもないと思うけど、あの工場が潰れて困るのはあの村近辺であの工場で働いていた人たちじゃないかなあと思うんだよなー。このドラマ、そこもスルーだったけど。工場は都会の大企業だけど、そこで働いてる人は地元の若者たちだと思うよ‥‥?操業停止になったら働き口なくて困るんじゃないかなあ。あの村人たちは和解金ぶん取っていい気になってるけどさ。
あと古美門が和解、もしくは勝ちにむかってイケイケドンドンなのはいいけど、そもそも5年前にあの工場を立てられるように村人たちを言いくるめたのはその古美門さんだから。見ながらずーっと思った。まあこれはそういう話だけどさw
だからそもそも先週のテンションのままのいい話なんかまったく期待してなかったよ。公害訴訟の話どころか、案の定という展開(笑)いやー笑ったw

小ネタとしては、裁判時の証人たちにまた水戸黄門(当然BGMもw)しかもまた格さんが二人もという(笑)横内正山田純大ね。山田純大杉良太郎の息子だよ。的場浩司と合田雅吏はまだですか?(笑)あと西原亜希がなぜこんなちょいで?(しかも髪切ってる)
今回はとにかくここまでやっても勝てない三木先生も気の毒というかなんというか‥‥ただ、三木先生が古美門を恨みに思ってる原因の「さゆり」って、たぶんペットの類だと思うんだけどなあ(笑)犬か猫かはたまたオウムか、もしかしたらトカゲかカメ‥‥辺りかなあ。どっちにしても人間以外の何か‥‥だと思うな!(断言)話の流れとしてはもう完全にオチ。あそこまで嘆き悲しんでるのがペットのせいならオカシイよねという前振りとしか(笑)
まあ黛と古美門は案外対等に物を言えるいいコンビだったから、黛が古美門を倒すってのはともかく、古美門的にいい薬になればいいかなあ。たぶんああいう感じでコンビを組めた人は今までいなかったんじゃないかと思うし。ちょっとは報酬関係なく人の心を持てw
んで次回は最終回か。今回の八木沼佳奈(田畑智子)が出てるけど、たぶん解雇されたかなんかの案件‥‥ってことかな。
どういう最終回になるのかは楽しみ!
あとまあどうでもいいけど、長澤まさみよりガッキーのほうがカワイイと思うな!滝川クリステルにもならんでいいよガッキーは!(微妙に似てるコスプレ?ワロタw)