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ハンチョウ〜警視庁安積班〜#12(終)

http://www.tbs.co.jp/hancho/
脚本:大川俊道 演出:酒井聖博
 
今回のメインのテーマは「身勝手な正義」なのかなあ?
正直、特に最後の3話、各話レベルでの話はツラかったー。お話的に何が何だか。
まあ今回このメインの話が出てきて、何でよりにもよって70年代テロリストの残党の話なのかイマイチ理解に苦しむというのはあった。そのために集められた安積班のメンバーという、結論ありきの話だったってのも。
それとやっぱり、テロリストの残党と川口刑事部長だけの接点でしかないから‥‥というのもある。安積たち関係ないやんか。なのでネタとしてはちょっと難しすぎたなあーという印象。
そもそも「ハンチョウ」って、最後の締めが安積の説教ありきな人情話強めの部分はあるから、こういうのをやるなら元テロリストである「キング」のいう「正義」の身勝手さがもう少しわかりやすくないととは思うなあ。三神というキャラも、仕事での関わりの尾崎はともかく、小池や沙緒里の関わり方ってのはそれに合ってたとは思えないし。むしろ私情が挟まるからやっちゃいけないことのようにも思えるんだけど。
あの時代のテロ行為が俺正義の裏返しの破壊活動だった(ってことだよね?)ことを反省?して社会的な「良いこと」をしてたんだけど‥‥って、あれ、肝心の本筋の事件がなんだったのか思い出せないことに気がついた。あれー?キングって何したかったの?自分の素性を知ってる三神を亡き者にしたかっただけ?それが何でこんな大事に?あれ、よくわかんなかったよ?
なのでまあいいや。キャラ的には1クールだったけど各人しっかり面白キャラとして立ってたんで、真山たちとの関わりもそうだけど、もうちょっと普通の事件で見たかったなあー。今回わりとトンデモな事件も多かったけど。
まあこれで事件が解決して解散ってことで、最後はホノボノしてよかった。次のシーズンはあるんだろか?あったとしたら安積は神南署に戻るの?
とりあえずお疲れ様でしたーということで。