http://www.tbs.co.jp/summerrescue/
脚本：秦建日子 演出：日比野朗
向井理目当てだったんだけど、下っ端の医大生に菅田将暉＠フィリップと小澤亮太＠ゴーカイレッドがいましたよ。（知らんかったｗ）
あと戸次さんもいるし、キャスト的にはまあ十分楽しめるかなーと思うので、いつもの日曜劇場枠っぽい展開でもそんなに気にはならなかった感じ。
まあどちらにしろ可もなく不可もなくって感じのドラマではあった。録画しといてなんかしながらのながら見にはいいかなあ。ながらでも十分話わかるし（ってとこが基本的には日曜劇場クオリティだと思うのよ）
一応視聴は継続。つまらなくはないので。
ってかさ、キャラ的にどうしても我慢出来ないのが尾野真千子の小山遥なんだけどさー、彼女はこの先もう少し丸くなるの？いくら心に傷を追ってると言っても、ちょっとトゲトゲしすぎてオレはツラいかな。ああいうタイプが看護師だってのも何だかなーと思うし。
向井りーの速水先生が優秀で医者としてはちゃんとしてる風で、性格悪いわけでも効率優先の非人間的エリートなわけでもないから余計によくわからんのだけど、これって何が問題なの？と思ったというか。いや普通はこういうのって、主人公の医者先生に問題があるからこそ、その成長の場として不便な場所で修行を積んで人間的成長をする話というのがドラマとして成り立つってもんじゃん。
だからむしろ好んで来たわけでもなく山が好きなわけでもないけど、不慣れなりに頑張ろうとしてる人にああいう「山をなめてる」みたいな態度を取る遥のほうがものすごいヤな感じというかー。オレだったら相当ムカツクな。速水が怒るのはわかるよー。
つか、先週のぴったんこカン・カンのこの二人の番宣ゲストとかたまたま見てたんだけど、オレどうもオノマチみたいなタイプがホントにダメっぽいんで、小山遥に耐えられなくなったらリタイヤするかも。
あと一応ドラマ見てただけじゃよくわかんなかったんで（ってのは問題だと思うけどｗ）公式のチャートも確認したんだけど、これって松重さんが山の診療所を潰したいために、娘の婚約者の、医者としてちゃんと人間味がある若い優秀な医師をその証拠探しに無理やり派遣した‥‥って話なの？
でも松重さんは時任にも戻って欲しいっていってるし、あんまり彼が悪役って感じでも無さそうなんだけど。しかも病院内は山の診療所に好意的な医師のほうが多いようにみえたんだけど‥‥？佐藤二朗も裏があるでもなかったし、ほんとに山好きっぽいし。医大生たちもみんな好き好んできてるし。というか普通に医療施設はあったほうがいいと思うんだけど‥‥それがペイできるかどうかは別として（だからボランティアなんだろ？）、病院のイメージアップには役立つんじゃないのかなあー。
そういう意味では登場人物チャートとストーリーが妙にズレてんだけど、どうなってんの？（笑）
あとオレ、やっぱり時任さんもあんまり好きじゃないから思うんだけど、時任さんを使う場合、ああいうわかりやすく記号的な良い人要素を盛り込んだキャラにしなきゃいけないというなんか暗黙の了解でもあるのかしらん？
それにしても、オレも速水と同じくあの山の診療所は詐欺だと思うんだけどさ。ボランティアだから万全の準備が整えられないにしても、もう少し充実させるべきじゃないのかなあ？現実もあんなもんなの？無いよりいいかもしれないけど、医者に見てもらったけど設備がなくてダメでしたってのはなんか死んでも死に切れん気が。山登りは松重さんが言うほどわざわざ危険な目に会いに行くってことでもないと思うしー。
倉木＠時任のいう「医者に会いに来るんだ」だっけ、ってのも一理あるとは思うけど、なんか納得いかん。
そういや治療費は気持ち募金だって言ってたけど、今回の肺気腫の女性とか骨折で死にかけたおっさんとか、金払ったのか？あそこの医者のお陰で明らかに命助かってんだぞ？
