http://www.fujitv.co.jp/ikimodekinai_natsu/index.html
脚本：水野宗徳 演出：河野圭太
最後は、まあ、収まるように収まったというか、戸籍が取れてめでたしめでたしがゴールだから仕方ないにしても、やっぱり途中からハラハラドキドキ感がなくなったのはつまらなかったかなあ。
てか、なんで途中で脚本家変わったの？最後の方まではそれなり面白かったから、どちらの方がいいのかどうかはわかんないんだけど。
玲ちゃんの戸籍は取れてよかったんだけど、なんとなく納得いかないのは、結局玲ちゃんがこんなにも苦労してひどい目にあってるのは何をどう考えてもお母さんの葉子さんのせいなんだけど、そこにはまったく突っ込まないで「家族だから」で済ませちゃったのが原因なのかなあ。
葉子さんがVD被害者なのは事実だけど、やっぱりそこはもう少し別方向からでも突っ込んで欲しかった。一番頭の悪い「思考停止」で結論ってのがモヤモヤすんだよ。しかも葉子さん、玲ちゃんは鮎川にレイプされたからできた子なんだけど、それでも会えて良かったっていう結論って、感情的には納得できるんだけど、やっぱり頭悪すぎるよ。母性全開って感じでもないし。なんかこの「家族」縛りの絆ってちょっとウザったいかも。
結局お母さんの中では「事実」を受け入れざるを得ないから納得できたってだけで、葉子さんの気持ちとしては全然解決してないじゃん。そりゃどういうふうに生まれた娘でも肯定するってのは大事だけどそういう話じゃなくてさー。まあこれは草野くんの方の話とリンクしてるんだろけどさ。草野くんはちょっとだけ救いがあってよかったよ。
お母さんが鮎川とのことを肯定してなくてもいいんだっていうとこが、まあ頭悪いけどそのほうが一般、特に女性層には共感を呼ぶんだろな。結局自分は悪くないって話だから。でもたぶん、葉子さんは何か最初から間違えたんだよ。そこは突っ込みたい。まあこのドラマはそういう話じゃないからいいんだけど。
でも結局鮎川の何がいけなかったのかってのはスルーか。DV自体は絶対許されないことけど、だからこそ絶対それ、葉子さんに原因があったとしか思えないんだよなあ。女性の側を正当化しようとすればこういうことになるよな。
オレはちょっと鮎川さんは気の毒だと思う。まあ最後に自分の娘だと知ることが出来てよかったよ。それを彼女らが受け入れるにしてもしないにしても、彼の人生がまったくの無駄じゃなかったというだけで本当に少しは報われたと思う。たぶん前世での行いが悪かったんだよな。そうとでも思わないとやってらんないよ。合掌。鮎川の人生って、ほんと、何だったんだろうなあ‥‥
んで、樹山さんはあれでよかったよ。あのまま片岡さんとくっついても未来なんか見えないし、保証なんか全くされてないよ。あのまま別れたほうがいいに決まってる。ホント良かった。普通にお友達付き合いすればいいと思うけど、たぶん片岡さんの性格だとムリだろな。他人に嫉妬という言葉を使う人はそもそもそういう欲深い人だよ。自覚しろ。あの人キライ。コワイよ。
まあいろいろ納得はできるけど、最後まで玲ちゃん可哀想、頑張れで見られなかったのは残念。どっちにしても戸籍は合法的に取れるはずなんだからハッピーエンドにしかならないけど、いろいろとスッキリしなかったのがね。
あとやっぱり井川先輩が辞退して玲ちゃんがパリ行きに決まったのは納得いかんよ。だからどうしてバイトにそういう権利があるのかとあの会社の体制を問い詰めたい（^_^;）
でも玲ちゃんの最後の衣装はカワイかった。あの赤いコートワンピ、高そうヨ？
要っちが最終回についてつぶやいてたよ。あの役のために断食したって！5キロ痩せたって！彼の偉いとこは謙虚なとこだよなー
https://twitter.com/kanamescafe/status/248084012248231936
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