そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーウィザード#5「決戦のコンクール」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/wizard/ テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/wizard/
脚本:きだつよし 監督:諸田敏
『すべてを受け入れることなら、あたしたちにも出来る』
 
おおそうか、こういうパターンも当然ありか。ありだよな。ゲートのアンダーワールドに入らずに済むならそれはそれでよしと。
まあ特撮的な手間とかもあるんだろうけど、むしろバトルに必要以上に時間を割かない分、キャラの気持ちを丁寧に描くってことね。今回はゲストが〜っていうよりコヨミの話だし。
まあそれにしてもちょっとばかり「今を受け入れなければ前には進めない」っていうのをセリフで言い過ぎだとは思うけどさ(^_^;)まんまだよな。
この話の感じなら、そこからコヨミの事情でもうちょっと膨らましてもいいような気はするけど、結局その「前に進めない」ってとこだけ強調して、コヨミが受け入れざるを得なかった事情の方が薄くなった気もするしなあ。
そこはもう少し人間じゃない=ゾンビなコヨミの異常さの描写なり絶望的な気持ちなりが描かれてたほうが、凛子たちが彼女を「丸ごと受け入れる」という信頼感にもなったのになーと思うとちょっと惜しいかなと。
事情自体はまだ説明なくてもいいんだよ。それによってコヨミが人間不信になっていて、信用出来るのは事情を知ってる晴人と輪島のおっちゃんだけだと頑なに思い込んで、心を開かないのが問題なんだから。
まあ話の出来がいいからそう思っちゃうんだけど、やっぱりきださんの脚本はもう少しだけセリフに気を使ったほうがいいかもね。やろうとしてることと見えてることにちょっとだけブレがある感じ。あとなんとなくだけど、脚本的に重要モチーフのセリフを繰り返すってのは、それ自体については思考停止してて既成事実的にお題目を唱えてるような感じに受け取れちゃうから、オレはあんまり好きではないってのもあるけど。(上メセw)
 
んで結局、コヨミちゃんは何かファントムを生み出したけどそのあとなぜか肉体は残ってて、でも抜け殻状態だったってことか。てことは、あとでそのファントムも出てくるってことなのかしら。ファントムとゲートが不可逆かどうかはわかんないけど、そのファントムを何とかすればコヨミちゃンは元に戻れることがあるのか、それとも一度死んだらそれっきりなのか、今のとこはそういう事言ってないし、そういう希望も語ってないから知らないか、それが出来ないかどっちかってことか?というかまだ4話めなのに先走りすぎてる!w
でもまあそういうコヨミに対しての凛子のキャラはちゃんと説得力あるし、瞬平はアホだけど頭悪いわけじゃないから、この状態でコヨミを受け入れるっていう流れはすごく良かった。なんか本気でコヨミちゃん良かったねえ‥‥とかおかんの気持ちで思った(笑)
なんかコヨミの奥仲麻琴ちゃんがたぶんまだドラマの現場に慣れないんだろうなーっていう不安と固さがちょうどキャラに反映されてるのと、人を守りたい凛子@高山侑子の安心感に人懐っこい瞬平@戸塚純貴の明るさも上手くキャラにハマってて、全体にパンチはないけど見てて安定してるとこがいいなあ‥‥とかそれっぽいこと言ってみるw
今回は意外とキャストはソツないなあ。まあ白石くんが安定してるしな。
そういや結局ほぼ何もしてない気がするケット・シーは‥‥(笑)これはこれでキャラとしては面白かったし。まあこれだけやる気がないファントムならわざわざアンダーワールドに行かなかったって展開でもおかしかないよな。そんなに頑張りたくなかったんだよねw 意外とベルナール・アッカがアテレコ上手い気がするんだけど、単にマイペースだっただけかなあ?(笑)
バトルは短かった気がするけど、相変わらず高岩さんが回らされてて、キック主体のウィザードのアクションに今回バックで流れたピアノ曲ラフマニノフは合っててカッコよかった!
いろいろとこういうのありだなあ〜‥‥な展開だった。
もちろん今週も晴人はステキであったよ。オレ、過去がワケありだけど飄々としてるキャラってのが俺様キャラと同じくらいに好みだから!w 早く晴人の絶望と希望、ゲートの人たちに自分が最後の希望だと言い切れる魔法使いとしての自覚がどっからきてるのか知りたいよ。でもこの辺はあとあとまで引っ張るのかな?楽しみ!
 
予告。
この美人さんは‥‥と思ったら松本若菜@愛理さ〜んと、眼鏡は誰かと思ったら高橋良輔じゃないですか。しかも監督は舞浜監督!これは期待せずにいられようかと!そしてやっぱり高橋くんを見ると「ヒーローは人知れず戦うもんだ、人知れずにな!」って言ってしまうよw