そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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東野圭吾ミステリーズ#11(終)

http://www.fujitv.co.jp/higashino-keigo/index.html
■ナビゲーションパート 脚本:森ハヤシ 演出:鈴木雅之
おいおいそれでオチ?まさかのオチ?意味がわかんないよ!w
 
■第11話「再生魔術の女」脚本:篠崎絵里子 演出:河毛俊作
 
最後はちゃんと面白かった。なんでこのクオリティのものをもっと前の方でやんなかったのかなあ。単純に撮影する時間や手間の余裕の問題?
それはともかくとして最後を飾るにはふさわしい内容であったよ。前半クソつまんねーと言いながらも見続けてきたけど、とりあえず最後の2話は満足。
鈴木京香小澤征悦でこの内容、超怖かった!美しい復讐譚なんだけど、こういうのって復讐者が美しければ美しいほどホラーに近いものがあるよなあ(笑)
もしかして章代(鈴木京香)が元矢田ちゃんで、実は死ななかったから整形して根岸(小澤征悦)に近づいて復讐をしに来たのかと思ったけど、普通に姉だったんで一安心。さすがにそこまでやったらキワモノホラーかw まあ章代のストーカーっぷりは相当怖かったけどw
妹の弓子(矢田亜希子)が画家志望の美大生で、クラブでバイトはともかく好きになった男に合わせて好みを変えまくるってのは個性重視wの美術系にはあんまりありえない設定かなとは思った。いなかないだろうけど、あんな絵を描いてるくらいなら普通は完全に自分のスタイルがあると思うから、ちょっと違和感。まあそれがないと話成り立たないけどw
というか矢田ちゃんのあのコンサバ森ガールっぽいビジュアルであのピカソみたいな絵はないだろよ(笑)
そしていくら産科医でも乱暴された妹から精液を採取して‥‥ってのも相当ホラーなシチュだなあと思ったら、それはハッタリで、本当はそんなことしてないと知ってちょっと一安心した(^_^;)
いろんな意味で狂気をはらみつつ、でも相当まともでクレバーで用意周到な復讐計画はきちんと最後まで美しく完遂されて良かったよかった。
ラストの余韻も思った以上にすっきりしてた。復讐を指し遂げた喜びもないけど切なくもなく虚しくもなく、語り口に余分なものがなくてよかった。この復讐に命かけてますという捨て身さとか投げやり感がないのがよかった。美しい人は美しくいて欲しいよな。そして卑劣な小心者には死を!かw
と思ったら演出が河毛さんで、やっぱりそこら辺のバランスが上手いのかなあ。最近(たまたまかもしれんけど)河毛さんで緊張感あるものって見てなかったから、本気出したらこれくらいさくっとやれるよってのがわかって一安心w
でもそもそも妹が死んだ時にどうして犯人がわからなかったんだろうね。普通根岸が疑われるよなあ?まあそこはそれってことでw