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脚本：小林靖子 監督：加藤弘之
『ヒロム、わかってるよな。絶対にここを‥‥、ここを戻せ！』
あー、そっかー。靖子たんだからといってせっかくのパワーアップ＆新展開の回がこんなに地味なはずはないだろ‥‥と思ってたけど、監督が加藤さんかー。もうちょっと頑張ればもっと泣けるいい話になったろうに、ちょっと惜しい。というか今回のこれは泣きの話でもいいと思うんだけどな。お話的に、ちょいポイント絞れてなくて散漫だった。
そーいやなんとなく思ったんだけど、ライダーにしても戦隊にしてもゲスト目線の話って近年少ないよなーと思うんだけど、それは単純に、メインの方でこなさないといけない設定が多いからかなあ？
ゴーカイジャーがゲスト回があっても話が成り立ってたのは、寄せ集まりな「宇宙海賊」という設定がステレオタイプじゃなくてもわかり易かったからなのかしらん。ゴセイでは完全に失敗してたし。（もっと望くんを使うべきだったよ）
まあとにかくメインキャラだけで話を回すから、結局メインキャラに感情移入出来ないと面白く無いんだけど、その点で今回の話は、ヒロムたちの特殊性からの「ああそういう話かー」ってとこに落ち着くストーリー展開であるならもっと最初からそこに共感を持って行くべきだったんじゃないかなって気がしただけね。
学校が砂地獄に飲まれた時に「漂流教室‥‥ｗ」と思わなくもなかったんだけど、当然「13年前と同じか」とは思うわけで、そこでもう少し踏み込んで、だからヒロムたちみんなの思いとして「絶対に学校を取り戻す！」が欲しかったところ。つまりそういうこと。
それはともかくとしても、新しいパワーアップアイテム・カスタムバイザーのSE音声が水木一郎アニキなのは「セェーット！」をやりたかったってことでおk？（笑）そんなとこで笑いを取らんでもと思わんでもないけど、まあうざいわけじゃないからいいかｗ
それよりカスタムバイザーの色が、ヒロムはレッドだから赤なのかと思ってたら全員赤ってドユコトよ？玩具展開の予算の関係かよ（笑）
普通、色は各キャラのカラーと合わせるだろよと思わんでもないけど、好意的解釈として機能が同じだから誰が着けても同じってことかなあと思ったんだけど、「ヒロム用」って言ってたからやっぱり専用なんじゃん。色変えないとダメじゃんｗ
そんで単なるプロテクターからバディを着る状態になるのは、ちょっと想定外すぎね？
ヨーコちゃんはウサダの飛行能力で空中ジャンプできるようになったってのはわかるけど、リュウさんのそれはもはや鋼の錬金術！（笑）何をどうしてそういうことに？ｗｗｗどう見たって錬金術だよ。もしかしてゴリサキがアルなの？（笑）
そんでヒロムはミニ粒子加速装置的な射出セット？ああこういうのこそ柴崎監督が得意そうな、派手なケレン味あふれる映像を期待って感じなのに。とにかく設定とか話が地味だから、もっと見た目は派手でいいのになあーと思わんでもない。
ああ、肝心な話の方はメサイア様がちゃんとバックアップ取ってたってことね。
つか当たり前すぎて驚きもないけど（だからどうしてヒロムたちがその可能性をまったく考えてなかったのかと）、たった13枚のカードに収まるメサイア様ってｗｗｗｗ しかもそれってもう最終回へのカウントダウン始まってるよ（^_^;）分り易すぎｗ
データを集めてどうするのか、それって世界を手に入れるってことになるのかな？とか、そもそもメサイアの目的自体がよーわからんのでなんとも。エンターやエスケイプ（ちゃんといた）は、部下ではなく単なる分身＝アバターだってこと考えると、最初から征服や侵略の目的がはっきりしないんだよなあ。あとエンターは本当に単なるアバター？メサイア様を立ててるふりして、本当はなんか目的があるんじゃね？
まあ今回みたいに人間を知るために若い子たちが集まる学校一つ沈めてデータ取っても、頭脳だけじゃなくなんかいろいろ余分なことまでデータとして入りそうな気がするとしか‥‥（笑）
つか、毎回沈めるわけじゃないよねえ？今回砂時計モチーフだったからだよね？
本題が後回しになるところがお話としては散漫だったと思うところ。まあメサイアが滅んでない理由をちゃんとエンターさんが説明してくれたのはともかくだけど、それって必要かな？単にバックアップ取っとくのは常識だろｗｗｗでいいじゃん（笑）
予告。
こっからそろそろ本題に入っていくのかなあ。靖子たんのことだからもう一捻りはあると思うけど、亜空間の次はどこで話を落とすつもりなんだろ？
東映公式。
あ、水木一郎、博士役で出るの？ってことはカスタムバイザーの音声は博士リスペクトってことなの？そうだったらそれはそれでオカシイけど（笑）
