そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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実験刑事トトリ#3「偽りのメロディー〜完全犯罪を調律せよ」

http://www.nhk.or.jp/dodra/dodrasp/index.html#d12
脚本:西田征史 演出:田中健二
 
本当に、なんでこの手のドラマの犯人の人はそんなにも簡単に人を殺しちゃうのかねえ‥‥と。(それを言ったら話が成り立たないけどw)
都鳥がいうように、小岩井さん(山口馬木也)は花村さん(佐藤仁美)を殺す理由必要なんてまったくなかったんだよね。
ただこの話のキモは、小岩井に振られて落ち込んだ花村さんが言った呪いwの言葉、「あんたの人生メチャクチャにしてやる」を真に受けて短絡的に殺してしまった小岩井さんの人生が結局メチャクチャになってしまったという「俺の人生、メチャクチャにしてやる‥‥結局言ったとおりじゃねえか‥‥」という小岩井さんのラストのセリフに尽きるという、まあメタな意味でキレイにまとまった話だったというとこかしら(苦笑)西田さん、それ書きたかったんだよねw
まあウミガメというか、浦島太郎の亀の雌雄の話はなるほどと思ったけど、涙を流す理由は本人しかわからない‥‥という割に、とてもわかり易い動機だったような気がするよ?というか、勘違いという以前に、短絡的。別れた彼女に何かされて人生メチャクチャとかいう以前に、人を殺したら明らかに、確実に人間としての一線を超えるということくらいは、いくらなんでもあの地位にある人なら考えたほうがいいよね‥‥としか(^_^;)
都鳥くんの論理的な検証結果と追い詰め方は面白かった。
あと先輩こと安永刑事のトラウマもはっきりしたけど、これ、これ以上展開しないの?安永刑事がちょっとだけトラウマを乗り越えることができて自信をつける話なら、もう少し安永刑事が考えて動く話でも良くないかなあ?
ちょっとそこら辺の、ストーリーとしての面白みには欠けるんだよなあ。人はそんなに簡単には変わらないと言われたらそうかもしれんのだが(^_^;)
トラウマのせいで事件に対して消極的になるってのはわかるけど、でも同じ単純おバカさんでももう少しだけ役に立つおバカさんに‥‥w そこがカワイイんだけど、いやミツオミの魅力はこんなもんじゃないはずだよ?もう少し上手く使って欲しい。もうちょっとやれば出来るはずだよ、ミツオミは!>< そこは上手く引き出してよ、あんなに魅力の傾向がわかりやすいのに!w
過去の事件で悩むなら悩む、成長して自信をつける展開ならそれでもう少し突っ込むとかさあ。それとも次回にも引くの?これで解決じゃないよね?もうちょっとあるよね?(一週遅れてるのはわかってる、すぐ見る)
どうでもいいけど、役としてまったく上手く使われてるわけでもない木南晴夏はもったいないけど、純真無垢なお嬢様がカワイかったからいいや〜(*´∀`*)
そして今回は馬木也と木南晴夏以外は、佐藤仁美@八条院暲子さまやら、趙珉和@鎌田正清 だの大河の清盛キャストだったよ(笑)三上博史鳥羽上皇もいるし、完全にNHK大河シフトなキャスティングだった(苦笑)サービスサービスぅ!
まあ安永刑事はトラウマ克服はどうでもちょっと自信ついたみたいだし、ヘンテコな後輩をちょっと面白いと思ってきたとこがなんかカワイイし、いいコンビになりそうな予感!だからもっと先輩後輩コンビのことを!