そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン

http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/topics/index.html

公開前の週にやった番外編スピンオフドラマと、公開日にやったスペシャルドラマ。
スピンオフを見て映画に期待し?、初日に映画を見た人はそのまま夜スペシャルを見ればいいという放送枠。なので一応映画を早めに見に行ってスペシャル見ました。感想書くまでに1週間くらい空いちゃったけどw
 

■『ストロベリーミッドナイト』 脚本:黒岩勉 演出:佐藤祐市

 
公開前の深夜にやってた4夜連続の番宣ミニドラマ。
第1夜だけ気が付かなくて見そびれたけど、爆笑モノだった(笑)
湯田をメインに石倉と今泉が延々と居酒屋個室で飲んでくだ巻いてるだけの話だけど、この手のものってメインキャラが出なくて興ざめなことが多いのに竹内結子と小出くん以外の姫川班の皆さんとそれ以外も出てて、とてもお得な感じ。というかなんといっても今泉係長の酔っ払い暴走ぶりがおバカすぎる(笑)
第2夜は同伴出勤前の井岡(いつでも出落ちw)、そして第3夜はまさかの菊田まで!菊田が主任との仲を突っ込まれてるのがおいしすぎる。王様ゲームをやらされてるのも面白すぎるw(そして菊田は逃げた!w)
第4夜はあまりの今泉の暴走っぷりに湯田逃亡かと思いきや、橋爪管理官を連れて戻ってくるし!まさかのいっけいさんまで!なんて豪華な!
ここで捜一の大恩人和田さんの話が出るけど、この時点では誰だかわからず。wikiにも載ってなかった。(映画で三浦友和だと判明)
橋爪さんと今泉さんが和田さんへの熱い思いを語り、とにかく和田さんシンパだという映画への伏線を‥‥(笑)
しまいにゃ橋爪さんが深夜にもかかわらず和田さんに電話をして呼び出すという暴挙やら何やら(というかこの橋爪さんも大概だよw)さらに鑑識の小峰さんまで現れ、夜が更けていくという‥‥とにかく今泉やりすぎっつーか、ドンドン酔っ払っていく辺りが爆笑モノでした(笑)
これは当然映画版DVDに入るんだろかね?w
 

アフター・ザ・インビジブルレイン

オムニバスなのでどうかなと思ってたんだけど、全体の構成が上手いし、個々の話としては物足りないものもあったけど全体としてみたら面白かった!
ある意味ここまでできるっていう、この作品の層の厚さってすごいな。
 

■『東京』 脚本:黒岩勉 演出:佐藤祐市

 
菊田の過去の話。
昔組んでた先輩刑事の小暮さんは國村隼。相変わらずキャストが豪華すぎる。
姫川班にやってくる前の6年前の出来事だけど、むしろ小暮さんの話か。
自殺に見えた事件に端を発した実際は女子高生プール部員のいじめの話だったけど、お話自体はともかく女子高生が死んだシチュエーションだけは激しく納得できん(苦笑)いくらなんでもあれはありえないだろ?どんな怪力キャラだ(苦笑)
 

■『沈黙怨嗟/サイレントマ―ダー』 脚本:黒岩勉 演出:佐藤祐市

 
所轄に移った葉山の話。
騒ぎを起こした元町工場の社員・堀井が山本圭、将棋仲間の元厚生省官僚事務次官の谷川が竜雷太。豪華すぎ(ry
ちょっとしたミステリーサスペンスだった。これはよくできた短編。
葉山が聞いた範囲では将棋の「待った」をかけたことで争いになったという話だけど、もともと堀井さんが谷川と将棋仲間になったのは谷川を殺すためだったんだと思われ。しかもその時持ってた紙袋には凶器の包丁が入ってたと思われ。
最後に川沿いの遊歩道で葉山が堀井さんを呼び止めたときにも自転車カゴにその紙袋が入ってたけど、葉山気づかず。
堀井さんは逆恨みっちゃ逆恨みだけど気持ちはわからんでもない。でも結局今回堀井さんは谷川を殺すことができなくて、良かったのやら悪かったのやら、ちょっと後味が引っかかる感じ。

■『アンダーカヴァー』 脚本:龍居由佳里 演出:佐藤祐市

 
池袋に行った姫川の上司が光石研‥‥!あと岡田義徳と、特撮的には山路和弘が。山路さん、さすがにちょっと老けたなあw
姫川の潜入捜査だけど、明らかに胡散臭い関西風のド派手な女があまりにも胡散臭い(笑)しかも胡散臭い関西弁は井岡仕込み。井岡は常に出落ちw
相変わらずな姫川が、手に入れた情報で上に脅しをかけつつ捜査を進めるのが結構スカッとするので良し。
まあむしろ姫川の捜査にかける気持ち、それも詐欺で自殺してしまった被害者のために詐欺グループをあぶり出すという、越権もいいとこの捜査で犯人に対する許せなさを見せる話。
最終的にその一点で周囲や上司の理解をえて事件を解決するというエエ話やった。
しかしやり方はムチャクチャ(苦笑)姫川くらい有能じゃないと難しいだろw
 

■『左だけ見た場合』 脚本:龍居由佳里 演出:佐藤祐市

 
まさかの日下と井岡というアンビリーバブルなコンビ(笑)この組み合わせが見られるとはw
つーか、姫川の話の時は蒲田にいたはずの井岡がいつの間にか高島平に‥‥左遷?何やったんやw
殺された元建設屋で今はマジシャンな吉原さんは大高洋夫。特撮的にはガジャ様w
事件の概要自体は結構無茶な話振ってくるなあという感じ。あるかもしれないけどうーん、どうだろ?動機になるか?(^_^;)
それより被害者の吉原さんが超能力者だとしか思えないという話を、よりにもよって堅実で検証の鬼の日下の担当で持ってくるというね(苦笑)適当なこと言いつつも井岡も意外と超常系は信じてない気がするんだけど(笑)
さらに映画では入る余地のなかった井岡ミラクルが!かなりスルーされたけど相当ミラクル!(笑)それもむしろ超能力じゃね?
ミステリーにありがちなダイイングメッセージネタだけど、ぶっちゃけネタバレすると本当に被害者は超能力者だったのかも‥‥?というオチ。井岡と日下だからこそのおかしさ(笑)
見たのはもう1週間前だけど具体的な話の内容はすでにウロ。なんで「左だけ見た場合」なんだっけ?(見返せよw)
 

■『推定有罪/プロバブリィギルティ』 脚本:黒岩勉 演出:佐藤祐市

 
最後の締めがちょっと意外だった勝俣の話で、本編にも出てた倉田(杉本哲太)とゲストに平岡祐太
あと特撮的には勝俣絡みで再登場の情報屋の佐藤祐基ガタック!)と、容疑者で君嶋麻耶(後藤ちゃん何やってんのよw)、捜一の係長で入江雅人(ディケイドの鎌田)、倉田の本編回想で石黒英雄(@電王)と何気に特撮組多し。
ウィキリークスみたいな告発サイトを作って個人情報をバラまき、表立っては裁けない問題ある元官僚たちに制裁を‥‥という事件だったけど、そこでまさかの元厚生官僚の谷川(竜雷太)が殺された!そういう絡め方かーとビックリ。上手いなー。ちなみに谷川は首吊りらしいけど誰がやったのかてのは気になるところ。堀井さん‥‥じゃないよなあ。
そしてガンテツが出たからってわけじゃないけど、今じゃまじめに働いてるはずの倉田を脅してギリギリアウトな捜査に加担させるとか‥‥。
勝俣に脅されて使われてるからちょっとだけ倉田に同情しかけたけど、問題なのはこの人が全然変わってなかったってことだよ!(笑)未だにマイ正義を貫く仕置人気質のままだった!ヤバいよそれwww
息子が亡くなっても更生してなかったのかというか、やっぱり本来の気質は罰を受けても変わらんのか。そしてこれでめでたく勝俣の子飼いになったわけですね(^_^;)
平岡祐太はまた、ああいうある意味インテリバカ?な役もハマるよなあ(笑)
とにかく面白かった!