そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ネオ・ウルトラQ #4「パンドラの穴」

http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/neoultraq/index.html
脚本:いながききよたか 監督:石井岳龍
 
見終わって一番気になったのは、絵美子が穴に落ちてる見知らぬおっさん(黒木)に対してタメ口聞いてることですよ。なんだろ、あの女果てしなく不愉快(^_^;)何もかもあの態度自体がムカつく。性格悪すぎる(苦笑)
今回もやりたいことはわかるんだけど、この穴の蓋を開けるかどうかという哲学的命題に対しての問いかけがまったく意味がなく糞問答だってことが何もかも台無しにしてるっぽい感じ。喫茶店でのあの3人お話も意味分かんないし、これ何が言いたかったの?結局開けちゃいけないって言われてたものを人は開けるってこと?哲学的問答ならそれはそれで、難しくて言ってることがわからないくらいちゃんとした問答して欲しいよ。
でも黒木は、最初のはともかくそもそもそんな怪しい蓋は開けないって言ってるんだから、喫茶店で絵美子と南風原が正平をテストすることは話が違うよね?問いかけるべきは、恋人を実験に使ってまで黒木が何をやりたかったのかってことだよねえ。
これなんでマーラー自体を変なガス吸った黒木の妄想にして、心の中の後悔と狂気との問答にしなかったのかなあ。開けて何かが外に出てきたってのが現実かどうかもわからないし、何の皮肉にもなってないし、それと正平とコーヒーカップの話もまったくリンクしてねえよ。
てかそもそも黒木さん、どうしてあんな穴に落ちちゃったの?まあそこはQな感じでいいんだけどさ。あらずじのプロットを全然うまく使えてない感じ。
まあ画面とか役者とかがものすごい昭和な感じでちょっと面白かった。古いとかそういう話じゃなく、まあ手法が昔風ってだけで画面自体は古くもないし、こういうテイストってあってもいいと思う。てか、黒木が余りにも昭和顔でよくこんな役者さん連れてきたなあと思ったら村上淳だった(笑)村上淳ってこんな顔だったっけー?w
 
次回の話はどうやら録画しそびれたようなので(気がついてれば再放送で録ったのに)パスで。