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ネオ・ウルトラQ #6「もっとも臭い島」

http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/neoultraq/index.html
脚本:いながききよたか・山本あかり 監督:田口清隆
 
5話目は録りそびれたんで、飛んで6話目です。
市川実和子市川実日子って、顔と名前は一致してるはずなんだけど、久しぶりに見ると間違えそうになるよなあ。というかどっちがお姉さんなのか妹なのかを混同するよ。実和子のほうはお姉さんね。今「最高の離婚」に出てる方w
上田優希(市川実和子)がどうしてあんな太平洋の孤島に打ち上げられたのかはともかくとして、まさかそんなオチだとは。わかるようでわからんのは単に脚本が下手だからか?
まあ個人の島(優希が買い取ったタイミングかそうでないのかはともかくどっちにしても個人所有の島だよ)にいきなり自衛隊が上陸して先制攻撃。それ以前に何の調査もせず希少な種族かもしれない怪獣を攻撃して殺してしまうって、あまりにもあまり過ぎる。ありえんだろ(^_^;)てか自衛隊は軍隊じゃねーよ。襲われてもないのに先制攻撃すんなよ。(対怪獣の場合、こういうケースはOKなんだっけ?>もちろんフィクションで)
あと悪臭を毒ガス呼ばわりしてるけど、優希さんが平気だった臭いを毒ガスってどういう根拠よ。だから調査くらいしろってーの。セーデガンが怒って本当に毒ガスを吐き散らしたっていうんならともかく。もうあまりの話の雑さにクラクラする。もちろん何がやりたいのかはわかるけど。
セーデガンを助けようとして助けられなかった優希さんがセーデガンみたいな鼻になったのはなんで?返り血浴びたから?でもだったらその前に傷口にセーデガンの体液を塗られた時にそうなっててもおかしかないよな。
というかここまで書いて思ったんだけど、むしろこの話って優希さんがセーデガンになった話なんじゃなく、このセーデガン自体がもしかして以前は人間だったという可能性があるんじゃね?セーデガンって妙に人間っぽい顔してるし。
同じように以前この島に漂着してセーデガンに出会った人間がいて、一緒にいるうちにその彼自身が今のセーデガンになってしまったという可能性。つまりいずれ優希さんはセーデガンのような怪獣になってしまうという‥‥そこがまさに奇妙な話ってことでは。
というかそういう、そこまで捻ってる話だと信じたいよ(笑)まさか怪獣と親しくなって庇った結果、怪人になりました‥‥ってだけじゃないよねえ?そんなありがちな捻りも何もないオチ。せめてセーデガンも元は人間でしたーってくらいまでは考えてて欲しいですよ?その人間かもしれないものを攻撃したんですよっていう、怖がりな人間の特性を問題提起したって意味でもさ。
あとまあそのいい匂いの香水は、あの不気味な怪獣の体液から抽出してるという皮肉はもう少し効かせて欲しかったかも。というかぶっちゃけ、南風原とかいつものあのメンバーって、お話の本質には全然絡んでないよねえ?単にガイド役?