そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

主に泣いてます10巻(完)

 
まさか泉さんの自分探しで終わるとは思ってなかったんでちょっとビックリしたけど、でもそれならどう終わるんだといわれても困るんでこれがベストなのかな。
泉さんが今まで「自分が美人すぎること」のみを気にして囚われてたんだとすれば、人目のない所で肉体労働をしてそんなことを気にしなくなったことで、やっと自分が「美人だ」「美人な自分が好きだ」ということを受け入れることが出来たってことでしょうか。身体性への回帰というか、肉体労働最強w
そもそも赤松が「泉さんが美しいのは心が美しいからだ」って言ってたように、労働や生きることをはじめ世俗の面倒くさいことを考えなくてもいい、泉さんがとても小食だってことも生への執着の無さだと思うし、つまり非生産的で不幸だったからこそ泉さんは「美人」だったのかもしれない。
あくまでも「美人=心が美しい」っていうことの純粋さを「ピュアで天然だ」というよりも、決して嫌味でもなんでもなく、自分への執着がなく(まああの生い立ちじゃあねえ)世俗から切り離された、非生産的な実生活でまるで役に立たない人種だって意味でだけど。オレはそう思ったし、たぶんこの作者の美人哲学からいってもそう思ってるに違いないと思う(苦笑)
だって「美人」ってそういうもんだよな?(本気)
あとてっしーの心なさは真理をつきすぎて哲学的だね。てっしーサイコーw 柳さんの手紙に「バカが必死に書いた手紙は人の心を打つな」っていう評価もいい(笑)
まあ仁嫁ゆっこもご懐妊で幸せになれたっぽいし、赤松も泉さんと一緒にいられてよかったよかった。ただ柳さんは明らかにキチガイです(^_^;)同じくらいキチガイのよし子とくっついてちょうど良かったんじゃね?w
最近やたら長いシリーズ多いけど10巻くらいってちょうどいいよね。