そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

幽かな彼女#2

http://www.ktv.jp/kasuka/index.html
脚本:古家和尚 演出:白木啓一郎
 
今回は先生と生徒の信頼ってことをちょっと捻ったやり方で、でもわかりやすく描いてて面白かった。
これ、リアル中高生くらいの目線で見るのが一番正しいにしても、それをちゃんと真面目にやってるからあんまり供向けって感じもしないんだよね。直接的でわかりやすい話なのは単純に今の世間のレベル(年齢関係なく)に合わせたストレートさだろうし。
まあ少なくとも岡本さん(未来穂香@メズール、もしくは中村)が母親の働いてる姿を思い出して家賃を使わず、しかも一瞬でもそうしようとしたことを後悔して泣くような子でよかった。こうやって神山先生が少しずつ生徒に味方を作っていく話かな。
そして強面だけど岩名先生(高嶋政宏)はいい先生だー。
恐いだけじゃなくちゃんと信念があって、しかもそれをわかってるってのは自分がないとできないよな。神山先生(香取慎吾)が憎まれ役を買ってでたのもわかってたし。没収品も渡してくれてたし。ああいう先生も必要よねー。

あと現代を生きる幽霊のアカネさんは当然携帯くらいは知ってるにしても、携帯を使ったこと無さそうな発言から一体いつ死んだんだろうと思ったんだけど、どうもそうとう昔っぽい?
クラスの生徒たちへの教育方針や今の学校(教育現場)の実態をあまりにも知らないことといい、少なくともこの15年くらいじゃないよねえ‥‥と思ってたら、まさかの霧澤校長の恩師とか?卵か鶏かで親子丼発言!
だとすると30年くらい前ってことになるよね?最初いかにもここ数年くらいみたいな言い方だったにしても、思った以上に昔だったよ。これは引っ張るんだろうか、そして自殺の原因とか絡んでくるのかなあ。さすがにちょっとあのアカネの明るいキャラからはシリアス展開は想像つかないけど。
ということは、イマイチ腹が見えなかった霧澤校長のキャラもわりと真っ当に硬派ってことかな。まあ目的が真っ当にしてもやり方がどうかはまだわかんないけどな。でも彼女がああいう風に明らかなモンペにズバズバ言うのはスッキリするよ。毎回そういうのが見たいよ。

そして初回からやる気のない、仕方ないから先生になった発言をしてた河合先生(前田敦子)が、自分がやる気無いだけならともかく神山先生がちょっとばかし生徒に向き合っただけでウザい発言ですよ!前田敦子はそうでないと!そうでないと!(笑)
相変わらず佐藤二朗の出落ちキャラってのを目一杯使ってるし、この微妙なコメディとシリアスのバランスがとても楽しい感じ。神山先生のキャラの冷めた感じもちょうどいいし。
ところで食べ物の幽霊を食べたら魂が抜けたみたいにまずくなるってことなのかー(笑)あれ、おかしいよなw
これで最終的にアカネさんが成仏しちゃったら寂しいなあw