そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ガリレオ#3「心聴る(きこえる)」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html
脚本:福田靖 演出:澤田鎌作
 
やっぱり明らかに今シーズンのガリレオ面白いよなーと、なんだか使命感とキャストで見なきゃと思ってただけにちょっと拾いもの感あり。うむ。
特に見てる途中で物理学的にこの辺のネタだろうって予想付けたとこを、ちゃんと裏切ってくるのが上手いなあと思う。
今回でいえば「特定の人にだけ聞こえる」ってとこで考えられるのは超指向性スピーカー、周りに聞こえないってことで低周波か超音波でも流したのかなと思ったとこまでは岸谷と同じ読みだったけど、湯川先生の出した答えは「強電磁場によるフレイ効果」での犯行で、しかも同じことを社長と上司には攻撃として使い、好きな彼女には好意を持ってもらうためのサブリミナル効果として使ったってとこで。当然湯川先生は犯人が誰か自体は興味ないんだがw
そのフレイ効果についての説明はなかったけど、どういうものなのかは実証してたからいいか。調べてみたけどわかるようなわからんような、しかも結構眉唾っぽいし。一応ざっくり調べてみたら「マイクロ波パルスを音として聞く」ことで、「マイクロ波で脳組織を熱振動させて、頭蓋骨で骨導音に変化させて聞こえるようにする」ってな感じらしい。実証されてないけどサブリミナル効果もあるらしい。
ストーリーの締めが、湯川先生の興味はその装置を作ることが出来るほど頭のいい小中(松尾愉)があえて今は効果が否定されてるサブリミナルをなぜ使ったのか‥‥なのに対し、岸谷の方は小中が口下手だからこそ好意が遠回しになってしまったという事に同情してるっていう、小中の脇坂さんに対する愛情ゆえの犯行という結果に対しての見解と意見の相違が面白かった感じ(笑)
小中の行動も気持ちも理解できないし興味もないくせに、岸谷の寝言から「中島くんか?」を類推する察しのいい湯川先生は慌てて固まる岸谷込みで爆笑したw 岸谷がヘコまされるとホント面白いわー(笑)
てかあいつ、うたた寝してるとこに湯川先生に毛布かけてもらってたのに、お礼どころかまったく気がついてもなかったけどー?(^_^;)
ってことで、今回の話はとにかく岸谷が酷い目に会ってるのがおかしかったw
そして栗林くんの気持ちすげーわかるー(笑)岸谷あいつムカツクよなー超、ムカつくよなー、でも面と向かっては言えないよなー百倍返ってくるもんなー(笑)
そんな岸谷が尻を刺されて微妙なイケメン先生に手術されるとか、ザマアwwwって感じだけど、それでジタバタする岸谷@吉高はゲロカワイイw
つーか、湯川先生はそんなに変人じゃないよな、わりと普通だと思うのよ。岸谷が一人で空回ってんのよ(苦笑)前シリーズの内海刑事の常識的ツッコミからのやり取りよりも、岸谷がひとりで空回ってキーキー言ってるのがおかしいのよw
今回は演出もいつもと違う感じで、やけにロングの引きや固定カメラでワンカット撮影な映像や、シーンの間合いの取り方が長いとか面白かった。