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脚本：寺田敏雄 演出：吉野洋
冒頭見てふと思ったんだけど、医者が僻地医療を嫌うのはその不便さはもとより、僻地の数十人相手にするより都会で何百何千人もの患者を救った方が社会的貢献になるだろうというのもあるんだろうけど、今まで自分が医者になるためにかかった費用を考えると僻地に行くことは人生のコストパフォーマンスが悪いってこともあるんじゃないかなあって気がしたけど、そういうのないかなあ？
だって三郎（もう呼び捨てｗ）が島内で秘密のニセ医者なのを良しとしてたのは、たぶん島しか知らない上に今までの自分にコストがかかってないからだよね。だから技術さえあればこのままでいいやって思ってたんだよな。もしこれで普通にお金かけて正規の医者になったとしたら、絶対島には戻らないと思うんだよなー。
というか、ニセ医者のままで田坂病院に落ち着くつもりですよこの人。 Σ(´д｀;) もうすでに野心の先を見据えて島を捨てましたよこの人（苦笑）
田坂病院でのあれこれを突っ込もうと思って書きかけたけど、このドラマはそんなところに突っ込むだけ無駄だと気が付きました。なのでスルーｗ
とにかく無免許医のまま大病院と破格の契約してなんとかなると思ってるその三郎さんの性格がコワイよ。大胆というかなんというか、流されるままに生きてきたにしても無茶すぎる。無謀？世間を知らない故の無謀さなのか？事務長が医師免許出せっていってるのはどうするつもりよ。
この無資格医者もどきの三郎さんのいうことがもう何もかも前提がおかしくて、この人のダメさ加減のベクトルが本気でスゴいしオソロシイ（笑）ハイパー天然くん！なのにこのあまりにも無謀な野心（しかももう崩壊すること前提）になんだか説得力のある長谷川博己すげえ（笑）なんか色んな意味で三郎のキャラのバランスがオカシイんだけど、それが成り立ってる長谷川博己がステキすぎる！ (*ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑｯﾊｰ（笑）
いいけど明子（稲森のほう）が妊娠してたこと知ってて捨てたんだっけ？それで亜希子さん（大病院のお嬢の方）と結婚するっていったの？あ、名前の音は同じだから、お母さんは電話で話聞いただけじゃわかんないよな。完全に勘違い（^_^;）
しかも無免許医なことを自分の一存でやったことに‥‥って島の所長のところに言いに来た三郎は、長谷川博己のあの佇まいだとなんだか大友康平との愛憎劇にも見えるのが困るよ（苦笑）
いやああのやり取りだけ聞いてたらなんか所長が自分を捨てて東京の大病院に行くのかよ！って怒ってるようにも見えなくもないというかなんというか。（見えねーよ、たぶんｗ）
まあどっちにしても、ちょっと難しい手術を成功させたからといっていきなり屋上でガッツポーズの三郎さんは、医者になるのがどんなに大変なのかわかってないから無資格医でも大丈夫とか簡単に言えるんだよなーきっと‥‥って、それ絶対大丈夫じゃねえよ（^_^;）
つか一応突っ込んどきたいけど、今まであの島の医療設備でしか手術したことないのによく大病院の設備に馴染んだよなー。手術の手腕はともかくとして、そういうのって適応出来るものなのかどうなのか。
あ、島にまだいた山中先生が先週の一件以来、すっかりあの横暴な看護師長節子さんの尻に敷かれてるってのがなんとも哀れでしかしそれっぽすぎて、これももうキャスティング的に田中哲司グッジョブとしか言い様がないキャラすぎるｗｗｗｗ 島の診療所描写はこれっきりってことはないよなあ？オチがついたからもう出ないかなあ‥‥（^_^;）
